JLPGA、エリエール・レディース、ＵＳＬＰＧＡ、ＡＤＴチャンピオンシップ

「なんか盛り上がんねえな」と、愚痴っぽく書いた後に、
女子プロゴルフの話題じゃ、ちょっとどうかなって気もしますが、
ともかく、ＪＬＰＧＡは今季あと２戦。

最終戦のリコーカップは出場選手が限られるので、
シード権争いをする選手たちにとっては実質の最終戦。

まだ出場選手は確定していないようです。

予定では９６名の出場。
大会ホームページによれば、現在のところ８０名までは決まったようです。

人数が９６名といつもより少ないこと、
大会賞金総額が９千万円と高額なことから、
シード争いする選手にとって予選通過するかどうかは死活問題。

ちなみに、優勝賞金は１６２０万円ですので、
現在の賞金額０でも、優勝で即シード権確定です。

この辺り、グーグルアースの地図はすごく粗いので、
エリエールゴルフクラブのクラブハウスは視認できません。
位置は、北緯３４度０６分０４秒、東経１３３度４５分１８秒近辺。
香川県です。


さて、一方のＵＳＬＰＧＡも残り３戦ですが、
今週のＡＤＴチャンピオンシップの後は、
アジア対国際選手のマッチプレーであるレクサス・カップと、
女子、男子、シニアの３ツアーズですので、実質の最終戦。

とはいえこのＡＤＴチャンピオンシップもわずか３２名の出場です。
並の選手は出れません、宮里藍は出場します。

この試合の形式というか方式というか（日本風にいえば競技方式ですが）
英語ではＦＯＲＭＡＴですが、これがまたすごいんです。

まずは、第１次予選。
２日間で成績上位の半分、１６名でカット。
１６位が同スコアの場合は、「タイ」扱いはせず、
プレーオフによって１６名でカットされます。
去年のカットラインは、２日間で１オーバー。
１オーバーの４人のうち、２人が３日目に進んでます。
カットされた全員が１７位タイ扱い。

３日目は２日目までの成績はがチャラになり、
３日目の成績だけでまた８人にカットされます。

昨年は３日目だけの成績ではなく、３日間通算でした。
昨年のカットラインは３日間通算４アンダー。
３アンダーだとここで終わりです。
カットされた全員が９位タイ扱い。

そしていよいよ最終日。
ここでまたしてもそれまでの成績はチャラ。
４日目だけの成績で１位から８位が決まります。

そして優勝賞金は何と１００万ドル。

２位が１０万ドルとその１/１０。
３位から８位は、２万ドルから１万６千ドル見当です。
この落差のすごいこと。

開催場所はフロリダ州パームビーチ、トランプ国際ゴルフクラブ。

クラブハウスは北緯２６度３９分５７秒、西経８０度０５分５４秒のあたり。
フロリダ半島の東、９５号線から少し西に入った海岸から６キロくらいのところ。