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映画「マトリックス レザレクションズ」2022/1/20 @ユナイテッドシネマ豊洲

2022-01-21 22:54:55 | 映画感想
東京の新規感染者が8600人を超え、まん延防止等重点措置の適用開始前日の1/20。
(1/21には9699人となり、3日連続の過去最多です)

今年初の劇場での映画鑑賞は見たいと思いつつもやっと見られた「マトリックス レザレクションズ」
「ズ」が入るんですね、ずっと「マトリックス レザレクション」だと思っていた。



2022/1/20、ユナイテッドシネマ豊洲、5番スクリーン。
入場券を取り置いて保存しているが今回は無くした。
トイレに行って座席を確認しようと棚においてそのまま忘れてきたようだ。

** 追記 **
その後、しわくちゃになったチケットがウェストバッグの底から出てきた。

置き忘れてなかった。
** 追記終わり **



前作から約20年。
兄弟だったウシャウスキーは姉妹となり、今作は姉のラナが脚本監督、妹のリリーは不参加。

2人は「マトリックス」3部作の大ヒットの後、「V フォー・ヴェンデッタ」を監督。
マトリックスでも存在感のあったヒューゴ・ウィーヴィングは一度も仮面を外すことが無かった。
エミール・ハーシュ主演の「スピードレーサー」は見たけどこりゃ一般受けしないだろうなと思った。
「クラウド・アトラス」と「ジュピター」はいまいちの評判だったので未見。本作が久々の鑑賞。

さて、映画は昨日見たばかりだと言うのに、ストーリー、展開をつぶさには覚えていない。
面白くなかったわけではない。
それだけ中身がいっぱいで複雑に絡み合っていたと言うことかもしれない。

結論から言うと、マトリックスファンのみに贈る映画。
映画のマトリックスを知らない人はもちろん、前3部作を観てないと理解は難しいと思う。

まずは世界観。
前日の世界と超進化したVR、あるいはメタバースの世界。
モーフィアスの言う「Welcome to real world」が深い。
知っているといないで理解が大きく異なる。

登場人物にも説明がないが、知っている人は知っている。
モーフィアス、トリニティ、ナイオビ、エグザイル、メロビンジアン、エージェント・スミス、オラクル、等々。
そのほかにも赤と青のカプセル、コスチューム、黒猫、白ウサギ、ザイオン(アイオ)、等々
時折挟まれる前作のフラッシュバックというか回想シーンも知っている人にはすぐにわかるが・・・



トーマス・アンダーソン(キアヌ・リーブス)はゲーム会社「デウス・マキナ」で新作ゲーム開発に励んでいた。
アンダーソンは、ゲームの「マトリックス」を開発し、大ヒットさせたゲームデザイナーだが、このところ不調だ。
親会社のワーナー・ブラザーズからは「マトリックス」の続編を作れとの指示があり、社内は盛り上がる。
上司や社長からも強いプレッシャーを受けるが、アンダーソンはやる気がしない。
実はアンダーソンはマトリックスの中での出来事と現実の世界が時々区別つかなくなり度々混乱。
セラピスト(ニール・パトリック・ハリス)のセラピーを受け、青いカプセル薬を処方されている。

一方、バッグス(ジェシカ・ヘンウィック)は、ゲームのシュミレーションプログラム「モーダル」で
トリニティが戦うシーンを探っていたが、異変に気付くとともにマトリックス側に発見され逃げる。
この時、エージェント・スミスの一人(ヤーヤ・アブドゥル・マティーンⅡ)に拉致されかかるが、
スミスに青と赤のカプセルを選択させる。
スミスは赤のカプセルを飲み、自らがモーフィアス(前作迄はローレンス・フィッシュバーン)であることに覚醒。
バッグスと行動を共にすることになる。

アンダーソンは、上司とカフェに行きそこで偶然見覚えのある女性、ティファニー(キャリー・アン・モス)に出会う。
ティファニー(ティフ)は、夫と二人の子持ちで、あいさつしただけでアンダーソンと別れる。

デウス・マキナ社に爆破予告があり、退避中に電話にSMSが入り指示されたところへ行くと、
モーフィアスが現れ、社長との激しい銃撃戦になる。
アンダーソンはそれらを妄想だと思い、セラピーに行き、襲撃はなかったと知る。

アンダーソンはますます混乱し、泥酔してゲームのネオのようにビルから空を飛ぼうとしてバッグスに助けられる。
バッグスはアンダーソンがネオだと直感し、彼を連れて逃げる。

バッグスはアンダーソンに赤と青のカプセルを示し、アンダーソンは赤を選ぶ。
しかし、セラピスト(実はマトリックスを管理するアナリスト)に居場所がばれ引き込まれそうになり、
アンダーソンことネオは、バッグス、モーフィアスとともに逃げる。
多くのボット(プログラム)に追われながらも撃退しつつ、ついに現実に目覚める。
そこは例のポッドの中だった。



この後、現実の世界に引き戻されたネオは、アイオ(ザイオン壊滅後に再建された人間の世界)で年老いた
ナイオビ(ジェイダ・ピンケット・スミス)将軍に会い、復活した理由や今までの経過などを聞く。

戦いはこりごりと言うナイオビに対し、是が非でもトリニティを引き戻したいネオ。
物語はマトリックスと現実を行き来しつつ進んでいく。
果たして結末は・・・・



ストーリーは難解ではないものの複雑でした。

**

モーフィアス(Morpheus)は、ギリシャ神話の夢の神、モルペウスの英語読み。
トリニティ(Trinity)は3つ、3重などの意味を持つ。



エグザイルは世捨人、流浪人、追放者などの意。マトリックスのコントロールを外れたプログラム
メロビンジアンはマトリックスで最古のエグザイルプログラムで前作では自由気ままにふるまっていた。

オラクルは神託を伝える人だが、マトリックスの字幕では「預言者」とされていたと思う。
1作目のキャストが亡くなり、2作目は別人が演じた。
フラッシュバックシーンでわずかに登場。神託、預言はなかった。



ナイオビは、ジェイダ・ピンケット・スミス。ご存じウィル・スミスの奥さん。
今作は前作から実時間で60年後の設定なので老けメイクで登場。

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