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皆既月食(2022/11/8)

2022-11-09 13:57:50 | 観察
食。本来は「蝕」だが。常用漢字外なので、「食」を使う。

皆既月食自体は、数年に一回のレベルで発生するが、惑星食と重なるのは、442年ぶりらしい。
織田信長の時代と言っているメディアが多いが、織田信長の時代の人々が惑星食を知っていたのだろうか。
仮に惑星食を知っていたとしても、天王星を惑星だと認識していなかったのではないか。
5.6等級と暗いうえに公転周期は84年と長い。
「惑星」ではなく多くの星々の一つだと考えていた方がすっきりする。

惑星食はよくあるし、皆既月食もそれほど珍しいわけではない。
しかしながら、皆既月食+惑星食が442年ぶりというのは計算上確かなようだ。

皆既月食と惑星食の同時発生が珍しいので、皆既月食と天王星食が同時に起こるのは
さらに極々珍しいらしい(442年どころではないらしい)

皆既月食があるのは知っていたし、いろんな天文台で生中継をしていた。
幾つか見ていたが、国立天文台、明石天文科学館を中心に見た。勿論、目視でも見た。

さてさて、皆既月食と言うからには満月の日=月の出は18時前後、と勝手に思っていたが、
17:15頃には既に月は上がっていた。(調べたところ、11/8の月の出は16:32)


月食の始まりは18:9頃で、その直前の17:57頃。
左下がやや暗くなり始めているようにも見える。


18:11頃。
明らかに欠け始めた。肉眼でもわかる。


10分後の18:21浩。


さらに20分ほど後の18:44頃。
半分ほどが欠けた。


25分ほど経った19:10頃。
殆ど欠けてしまった。肉眼でもあと少しと分かる。


30分ほど後の19:41頃。
完全に皆既月食の最中。尚、計算上の皆既月食は17:16~20:42。


肉眼ではほぼ見えない。


さて、天王星食だが、残念ながらこの付近では肉眼では見えない。
皆既月食になって空全体が暗くなって星が多く見えるようになるのは、もっと街の明かりが少ないところのようだ。
尚、肉眼で確認できる星は6等星までと言われるが、明るいところではそんなには見えない。

明石天文科学館のライブ映像のスクショ。


国立天文台のライブ映像のスクショ。


明石天文科学館の天王星食が始まる瞬間。


完全に隠れるまで10数秒。
この後、月の反対側から出現。
丁度出切ったところ。明石天文科学館のライブ映像のスクショ。



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