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ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

映画「ハンコック」

2008-09-02 20:24:31 | 映画感想
ウィル・スミス、シャーリーズ・セロン、ジェイソン・ベイトマン

**

ハンコック(ウィル・スミス)は呑んだくれのスーパーヒーロー。
空も飛ぶし、弾丸も跳ね返す。

犯罪では警察の味方をして犯人を捕まえるし、
一般市民の危機に際してはわが身も顧みず助けに行く。

しかし、物事の加減を知らず、クズ「Ass hole(=けつの穴=くそったれ)」
と呼ばれては切れて行きすぎた制裁をしたり、
巻き添え(これこそがコラテラル・ダメージ)で大きな被害を出している。

人々が彼の超法規的行動をとがめることはあっても称賛することは少ない。

ある日、ハンコックは鉄道事故に巻き込まれそうになった宣伝マン、
レイ(ジェイソン・ベイトマン)を助ける。

レイはハンコックの乱暴をやめさせ、ヒーローとして尊敬されるPR策を提案。

それに従い、ハンコックは一旦、監獄=矯正収容所に入る。

その間に犯罪が増えれば、人々もハンコックを必要とすると言うレイの読みだ。

レイの妻、マリー(シャーリーズ・セロン)は、
ハンコックをただの乱暴者と決めつけていたが、
息子のアーロンにせがまれて、徐々に心を開いていく(かと、思われた)

レイの思惑通り、ハンコックの入獄で犯罪が増え、
人々はハンコックを必要とし、
レイのアドバイスに従って行動したハンコックは人々の称賛を得る。

ハンコックとマリーがちょっといい感じ? と、なりかけたその瞬間、
マリーがとんでもない行動に打って出るのだった。

果たしてそれは、そしてなぜ?

**

エンターテイメントとしてはとても面白かった。
実際にスーパーヒーローがいたら、全部が全部正義の味方で善人ではなく、
こう言うケースもあるだろうと思わせる設定。

「Mr.インクレディブル」でも厄介者扱いされるスーパーヒーローだったが、
さらに自堕落、破天荒。

途中からの急展開はその前と多少つじつまが合わない点もあるけど、
それを忘れるくらいの面白さで、シャーリーズ・セロンのメイクの変化も面白い。

すかっとしてパッと忘れる爽快さ。
後を引かない潔さ。

エンドロールに1カット挟む作り方もちょっと変わっている。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ジェイソン・ベイトマンは (ひらりん)
2008-09-05 01:15:45
目立たないけど、色々出てる人ですね。
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