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映画「インクレディブル・ファミリー」@109シネマズ木場

2018-08-06 16:35:11 | 映画感想
2018/8/2、109シネマズ木場。
3番スクリーン。
夏休み期間中ということもあって、子供多し。


  
続編、というか、まるっきしの「続き」

前作では、娘のバイオレットがクラスメートのトニーと金曜に映画に行く約束をしたあと、
一家総出で息子のダッシュの運動会観戦に行き、なんだかんだで帰る途中、
アンダーマイナーというサンダーバードの「ジェットモグラ」のでかい版に乗ったビランが現れ、
一家全員がマスクを装着しようとするところで終わる。



本作はその続きで、アンダーマイナーが暴れまくり、銀行を襲う。
スーパーヒーロ・スーツに着替えた一家5人は、アンダーマイナーを阻止すべく奮闘する。

しかし、末っ子のジャック・ジャックの押し付け合いでバイオレット(声:綾瀬はるか)は、
マスクを取ってしまい、素顔をトニーに見られてしまう。

一方、ボブことMr.インクレディブル(声:三浦友和)とヘレンこと
エラスティガール(声:黒木瞳)はフロゾン(声:斎藤志郎)と協力するが、
結局アンダーマイナーには逃げられる。
大型ジェットモグラの暴走は何とか食い止めることができたものの、町は大きく破壊され、
ボブとヘレンはスーパーヒーロー禁止法違反となり、逮捕される。

結局一家は「スーパーヒーロー保護プログラム」から外されてしまう。

一家をモーテルに送り届けてくれたのは、前作でも後始末をしてくれていたリック・ディッカー。
ボブは別れ際にバイオレットがトニーに素顔を見られたことを告げ、トニーは記憶を消される。

先行きに不安を感じる一家にフロゾンが訪ねてくる。
スーパーヒーローの復権を後押ししている実業家が、Mr.インクレディブル、エラスティガールに
協力を求めているという。

その人は、デブテック社の若き社長ウィンストン・ディーバー。
妹のイブリン・ディーバーと協力してスーパーヒーロー復権を目指していた。

手始めにエラスティガールに仕事を頼みたいということで、ヘレンは家族が心配でたまらないが、
家をボブに任せてデブテック社の依頼を受けることにした。
一家はウィンストンの用意した豪邸に移り住む。

そして、ヘレンことエラスティガールが監視する中、事件が発生する。
果たしてエラスティガールは事件を解決することができるのか。

家事全般を任されたボブことMr.インクレディブルはうまくできるのか。
そして、ディーバー兄妹の真の目的は。



PIXAR作品を見る場合、いつもターゲットはどの年齢層なのかを考えさせられる。
物語の設定は定番で、展開も大きなサプライズはない。

スーパーヒーローとしての活躍よりもファミリードラマに重きが置かれているとのかもしれない。
とはいえ、映像は見事で目まぐるしい展開も見やすく作られていた。



同時上映はbao。
中華まんを擬人化し、実の息子の成長と重ね合わせている。
最後は息子が金髪の嫁を連れて帰り、新しい家族とのつながりが生まれる。
人によっては身につまされる短編。



前作は2004年の公開。
さすがに「14年後」にできないのはわかるが、「前作から一月後」とか「半年後」とかなのかな、
と思っていたから、前作に続いた物語になっているとは思わなかった。

続けてみても違和感ないというか、Part1、Part2ぐらいの感じ。

続編になるとビランがより強力、強大、極悪になっていくものだが、本作ではそこまでではなく、
前作の宮迫博之のほうが悪いやつだったし、Mr.インクレディブル個人への恨みが強かった。



映画の中での夫婦の役割分担みたいなのは、典型的なアメリカ人家庭の在り方なのか。
慣れない家事、育児で疲れるもは無理もないとは思うが、普段から家事をやっていれば、
あそこまで疲労困憊することもないだろうと思ったのは私だけか。

まあ「何がどこにあるかわからん」「生活家電の使い方がわからん」などの
ステレオタイプな表現はなかったので、多少はやっている設定だったのかもしれない。

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