よみうりホールに行ったことがある人ならご存知と思うが、ここは2階席が1階席につながる
独特の形状をしている。
もちろんホール後方の階段で2階席に行けるが1階席の両端からスロープ状の座席の横を通って
2階席に行くこともできる。
ホール内部への入り口のうち真正面にあたる入り口は封鎖されていて横の入り口から入る。
1階席最後列は通路になっているが、今日はマスメディアのビデオカメラ、業界用語ではムービーが
陣取っていて通れない。
割り当てられた席はQ列で後ろから3列目。
ここの1階でこんな後ろから見たのは初めて。
舞台壇上には「長いお別れ」の特大パネルが置かれていた。
パネルの絵は映画の冒頭でも登場するメリーゴーラウンド。
映画のシーンは昼間だが、パネルはイルミに照らされた夜の絵だった。
キャスト登壇は告知されていたのでしばらく待つ。
定刻の6時半にテレ東の女子アナ(名前失念、遠くて顔もよくわからない)が登場。
監督及びキャストが呼び込まれた。
舞台上手より現れたのは、長女の婿役の北村有起哉、長女役の竹内結子、次女役の蒼井優、
妻役の松原智恵子、そして監督の中野量太。
当初予定されていた山崎努は体調不良で欠席とのことだったが、役柄とダブってさもありなんと
いう気にさせられてしまった。
まずは監督からどんな作品かということと、各キャストにどういう気持ちで撮影に臨んだのかなどが
質問され、そのほか撮影中のエピソードなどが質問された。
この試写会を取り上げたメディアに書かれていない語り口としては、竹内結子が、
「謎解きも犯人捜しのもないのでネタバレを気にしないで話せる。」といった点とか、
松原智恵子が階段の掃除の仕方が下手で監督にこうやるんです、と教えられたとか。
最後に家庭のルールが劇中でも語られるが自分の家庭ではどういうルールがあるか、が質問された。
蒼井優は家族全員が互いにハグをすることで、小さいころから今もずっとそうらしい。
竹内結子は食事には和食、洋食、鍋やカレーを問わず必ず味噌汁がついていたそうで、
さすがに今の自分ちはそうでもない、とのことだった。
松原智恵子は古き良き時代の大物女優って感じでした。
高校生の頃に映画デビュー、そのころからお手伝いさんと一緒に住んでいたらしい。
世代は違うがお手伝いさんに学校の送り迎えから何からやってもらっていた朝丘雪路や
宝塚時代の私設ファンクラブ代表が身の回りの世話一切を遣っていたという紫吹淳を思いおこさせた。
ちなみに、その私設ファンクラブ代表は現在の紫吹淳のマネジャーで、かつてテレビ番組で
紫吹淳に私より先に死なないで(死なれたら何もできないから)と言われていた。
この後、フォトセッションに移り、最前列のさらに前にいたスチルカメラマンによる撮影、
最後列のムービーカメラによる動画撮影の時間が取られた。
(それまでも撮っていたとは思うが)
最後に監督が「最近は映画が当たる当たらないは、皆さんの口コミによるところが大きい」
とし、来場者に対し「どんどんSNSなどで情報発信してほしい」と依頼して終了した。
上手に捌けるとき、舞台袖のギリギリのところで竹内結子が何かを落とし、
北村有起哉が拾って渡したのを見逃さなかったのは私だけだろうか。
** 追記
ひとつ気になった発言を書き漏らした。
映画は70歳からの7年間を描いているが、北村有起哉が
「それを細切れにしてぎゅっとくっつけたような映画」(意訳)と言ったら、
監督が小さい声で「違う、違う」と言ったのが印象的でした。
実際には確かにポイントポイントを描いているので、そういう言い方もあり得ると思うが、
症状の進行とそれにまつわるエポックを端的に表すための表現だと思う。
独特の形状をしている。
もちろんホール後方の階段で2階席に行けるが1階席の両端からスロープ状の座席の横を通って
2階席に行くこともできる。
ホール内部への入り口のうち真正面にあたる入り口は封鎖されていて横の入り口から入る。
1階席最後列は通路になっているが、今日はマスメディアのビデオカメラ、業界用語ではムービーが
陣取っていて通れない。
割り当てられた席はQ列で後ろから3列目。
ここの1階でこんな後ろから見たのは初めて。
舞台壇上には「長いお別れ」の特大パネルが置かれていた。
パネルの絵は映画の冒頭でも登場するメリーゴーラウンド。
映画のシーンは昼間だが、パネルはイルミに照らされた夜の絵だった。
キャスト登壇は告知されていたのでしばらく待つ。
定刻の6時半にテレ東の女子アナ(名前失念、遠くて顔もよくわからない)が登場。
監督及びキャストが呼び込まれた。
舞台上手より現れたのは、長女の婿役の北村有起哉、長女役の竹内結子、次女役の蒼井優、
妻役の松原智恵子、そして監督の中野量太。
当初予定されていた山崎努は体調不良で欠席とのことだったが、役柄とダブってさもありなんと
いう気にさせられてしまった。
まずは監督からどんな作品かということと、各キャストにどういう気持ちで撮影に臨んだのかなどが
質問され、そのほか撮影中のエピソードなどが質問された。
この試写会を取り上げたメディアに書かれていない語り口としては、竹内結子が、
「謎解きも犯人捜しのもないのでネタバレを気にしないで話せる。」といった点とか、
松原智恵子が階段の掃除の仕方が下手で監督にこうやるんです、と教えられたとか。
最後に家庭のルールが劇中でも語られるが自分の家庭ではどういうルールがあるか、が質問された。
蒼井優は家族全員が互いにハグをすることで、小さいころから今もずっとそうらしい。
竹内結子は食事には和食、洋食、鍋やカレーを問わず必ず味噌汁がついていたそうで、
さすがに今の自分ちはそうでもない、とのことだった。
松原智恵子は古き良き時代の大物女優って感じでした。
高校生の頃に映画デビュー、そのころからお手伝いさんと一緒に住んでいたらしい。
世代は違うがお手伝いさんに学校の送り迎えから何からやってもらっていた朝丘雪路や
宝塚時代の私設ファンクラブ代表が身の回りの世話一切を遣っていたという紫吹淳を思いおこさせた。
ちなみに、その私設ファンクラブ代表は現在の紫吹淳のマネジャーで、かつてテレビ番組で
紫吹淳に私より先に死なないで(死なれたら何もできないから)と言われていた。
この後、フォトセッションに移り、最前列のさらに前にいたスチルカメラマンによる撮影、
最後列のムービーカメラによる動画撮影の時間が取られた。
(それまでも撮っていたとは思うが)
最後に監督が「最近は映画が当たる当たらないは、皆さんの口コミによるところが大きい」
とし、来場者に対し「どんどんSNSなどで情報発信してほしい」と依頼して終了した。
上手に捌けるとき、舞台袖のギリギリのところで竹内結子が何かを落とし、
北村有起哉が拾って渡したのを見逃さなかったのは私だけだろうか。
** 追記
ひとつ気になった発言を書き漏らした。
映画は70歳からの7年間を描いているが、北村有起哉が
「それを細切れにしてぎゅっとくっつけたような映画」(意訳)と言ったら、
監督が小さい声で「違う、違う」と言ったのが印象的でした。
実際には確かにポイントポイントを描いているので、そういう言い方もあり得ると思うが、
症状の進行とそれにまつわるエポックを端的に表すための表現だと思う。
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