JLPGA、SANKYOレディス結果

いやぁ、こういうことがあるんですね。

２位に４打差をつけてスタートした全美貞(チョン・ミジョン)が、
快調にスコアを伸ばす安宣柱(アン・ソンジュ)に前半で追いつかれ追い越され、
焦ったのかどうか、後半まさかの３連続ボギーで失速、結局６アンダーの単独６位。

安宣柱(アン・ソンジュ)は前半で全美貞(チョン・ミジョン)をかわしたものの、
後半思ったように伸びず、猛追する朴仁妃(パク・インビ)が迫る。

それでも１６番を終わって２打リードと逃げ切りを思わせたが、
１７番で安宣柱(アン・ソンジュ)がボギーとして１打差。
最終１８番は朴仁妃(パク・インビ)がバーディを決めてついに追いつく。

１８番ホールを使ってのプレーオフ１ホール目。
第３打をピン手前、２パット以内は確実と思える安宣柱(アン・ソンジュ)に対し、
朴仁妃(パク・インビ)はピンの奥、やや左側。
ボールは止まらず、グリーンわきの池に向かっての傾斜を転がり、水の中へ。
ドロップして狙った５打目が入らずボギーとして万事休す。

確実に２パットで決めた安宣柱(アン・ソンジュ)が優勝し、賞金１９８０万円を加え、
今季の獲得賞金額は１億円を突破、ダントツの１位をキープ。

朴仁妃(パク・インビ)はその半分ほどの賞金だが、総額は５千万円を超え、ランキング１０位。

ところでこれで１０試合、３０ラウンドだが、アナウンサーは試合数が足りないけど、、、
みたいなことを言ってました。

賞金ランキングの試合数ではなく、平均スコアランキングの試合数＝ラウンド数だとすると
何ラウンドしなければいけないんだろう。

ラウンド数を度外視して言うと平均スコア上位は次の通り。
朴仁妃(パク・インビ)＝７０．３３、
申智愛(シン・ジエ)＝７０．７３、
安宣柱(アン・ソンジュ)＝７０．７４、
横峯さくら＝７０．９２　（０．０１未満切り捨て、上の二人はランキング外）

さて、試合の結果に話を戻すと、
３位、７アンダー、馬場ゆかり。
４位、６アンダー、全美貞(チョン・ミジョン)。
５位、５アンダー、不動裕理。
６位、４アンダー、北田瑠衣。

３アンダー、７位タイ、有村智恵、辛周(シン・ヒョンジュ)、一ノ瀬優希、表純子。
２アンダー、１１位タイ、佐伯三貴、青山加織。
１アンダー、１３位タイ、飯島茜、服部真夕、黄アルム。
イーブンパー、１６位、藤本麻子。

上原彩子は、１オーバー、１７位タイ。
横峯さくら、李知姫(イ・チヒ)、２オーバー、２１位タイ。
諸見里しのぶ、藤田幸希、３オーバー、２４位タイ。

大山志保は後半崩れて、５オーバー、３４位タイ。
ここまでの５試合で賞金は６３０万円ほど。

横峯瑠衣はダボ３発が響いた、同じく５オーバー、３４位タイ。

なお、上田桃子は予選落ち。

来週は富士通レディス。
９６名の出場で申智愛(シン・ジエ)が参戦する模様。