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全米週末興行ベスト10  2017/9/29-10/1

2017-10-03 13:38:15 | 映画関連
毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。
今週は、「キングスマン ゴールデン・サークル」が、2週連続 1位。

1. Kingsman: The Golden Circle
2. It
3. American Made
4. The LEGO Ninjago Movie
5. Flatliners

6. Battle of the Sexes
7. American Assassin
8. Home Again
9. Til Death Do Us Part
10. mother! Wind River

***

11. Victoria and Abdul
12. A Question Of Faith
13. Stronger
14. Friend Request
15. The Hitman's Bodyguard
**
17. Wind River

***

私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。



1.Kingsman: The Golden Circle (★★★)

2週連続1位。
6割減って1690万ドル。累計は6660万ドル。

この秘密組織がテロ集団とどう違うのか理解しがたいが、映画は面白かった。

タロン・エガートン、マーク・ストロング。
死んだはずのコリン・ファース復活。
チャニング・テイタム、ハル・ベリー、ジュリアン・ムーア、ジェフ・ブリッジス参戦。
「ゴールデン・サークル」は謎の敵組織。

「キングスマン ゴールデン・サークル」2018/1/8(20thFOX)



2.It (×)

2位キープ。
4割減って1690万ドル。首位とは33000ドルの僅差。
累計は2億9070万ドル。

原作はスティーブン・キングの代表作。
1990年に映画化された(日本未公開、DVDスルー)と思っていたが、
TVミニシリーズだったらしい。
どちらかというと何が怖いのか良くわからない映画だった。
この後、ピエロを怖がる子供が続出したらしい。

「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」2017/11/3(WB)



3.American Made (★★★)

初登場3位。
1670万ドルとトップまで16万ドルほどの差だった。
トム・クルーズが、CIAエージェントなのに、麻薬密輸までやっちゃう。

「バリー・シール/アメリカをはめた男」2017/10/21(東宝東和)


 
4.The LEGO Ninjago Movie(×)

3位から4位にダウン。
4割減って1160万ドル。累計3520万ドル。

「レゴムービー」シリーズ第3弾。
オープニング成績は1作目の3割、前作の4割程度だった。
累計でも全2作のオープニング興収に及ばず、落ち込み率も大きい。

「レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー」2017/9/30(WB)



5.Flatliners (★)

初登場5位。
650万ドル。

エレン・ペイジ、ディエゴ・ルナ。
医学生が強制的に心停止させることによる臨死体験実験を行う。
フラットラインは平坦な線。つまり心電図の心停止状態を示す。

日本公開未定。



6.Battle of the Sexes (★)

先週の21館の限定公開から1200館以上の全国拡大により16位から6位にアップ。
興収も7倍近くの340万ドル。

エマ・ストーン、スティーブ・カレル。
1973年に実際に行われたテニスの男女対抗試合(=Battle of the Sexes)を描く。
当時、男女同権運動に熱心で女子テニスの第一人者だった、ビリー・ジーン・キングと
往年の男子テニス選手、ボビー・リッグスとの対戦。
その年、リッグスは、ビリー・ジーン・キングのライバルだった
マーガレット・コートと対戦して破り、次はビリー・ジーン・キングだと公言、対戦した。
史実では、ビリー・ジーン・キングの圧勝に終わっている。
なお、マイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」とは無関係で、
歌のビリー・ジーンは架空の人物。

日本公開未定。



7.American Assassin (★★★)

4位から7位にダウン。
半分近い330万ドル。累計3180万ドルと製作費まであと一息。

ディラン・オブライエン、マイケル・キートン、ミシェル・ファイファー。
テロで恋人を失った青年(ディラン・オブライエン)をCIAがリクルートし、
先輩エージェント(マイケル・キートン)の指導の下、鍛え上げるがミッションでは暴走し・・・

日本公開未定。



8.Home Again (×)

6位から8位にダウン。
半分近い170万ドル。累計2510万ドル。

リース・ウィザースプーン、マーチン・シーン。
夫と別れ、2人の娘とともに実家に戻った40代ママ。
途端に若い燕ができて、3人の男からモテモテ。
よりを戻したい元夫も現れて、てんやわんやの大騒ぎって、中年女子妄想映画。

日本公開未定。



9.Til Death Do Us Part (×)

初登場9位。
150万ドル。

スティーブン・ビショップ、アニー・イロンゼ。
結婚し、妊娠したものの旦那が出産を拒否したため、別れて逃げ、
新しい土地で暮らしていたが、旦那が突き止めて襲ってくる。
タイトルは「死が二人を別つまで」

日本公開未定。



10.mother! (×)

5位から10位にダウン。
半分以下の140万ドル、累計1630万ドル。
日本で10億円越えと言えば大ヒットだが、製作費3千万ドルでは大失敗。

ジェニファー・ローレンス、エド・ハリス、ハビエル・バルデム。
郊外の一軒家に暮らす夫婦の下に次々と現れる不審な訪問者。
何のためらいもなく迎え入れる旦那と、不信と不安にさいなまれる妻。

「マザー!」2018/1/19(東和ピクチャーズ)

*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***

13.Stronger (★)

8位から13位にダウン
4割減って92万ドル。

ジェイク・ギレンホール。
ボストンマラソンのテロで両足を失った青年が、義足をつけて再び立ち上がる。
実話に基づく。

邦題未定、2018年公開予定(Pony)



14.Friend Request (×)

7位から14位にダウン。
6割以上減って72万ドル。累計は340万ドル。

ドイツ映画だが、言語は英語。
SNSの友達申請を承認したらすごくうざかったので、友達から削除した。
途端に自殺やら変死やらの恐怖が主人公を襲う。
「恐怖のフレンド申請」ってとこか。

「デッド・フレンド・リクエスト」2018/2/7(Pony)



15.The Hitman's Bodyguard (★★)

9位から15位にダウン。
6割減って67万ドル。累計7460万ドル。

ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン、サルマ・ハエック
トップクラスのボディガード(ライアン・レイノルズ)が証人の護送を頼まれたが、
その証人はなんと宿敵の極悪人(サミュエル・L・ジャクソン)
果たして裁判に間に合うか。

「ヒットマンズ・ボディガード」2017/8/25(Netflix)オンラインでの公開



17.Wind River (★★)

10位から17位にダウン。
半分の59万ドル。累計3270万ドル。

ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン。
いわゆるインディアン居住地で発生した殺人事件。
第1発見者(ジェレミー・レナー)と新米FBI捜査官(エリザベス・オルセン)

日本公開未定。

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