2019/2/4、ユナイテッシネマ豊洲。
やっと見れました。今年やっと3本目。
1月にいろいろあってみたい映画に上げていたものが見れなかった。
2月から順次見ていこうと考えていたところ、この映画がそろそろ終わりそうな気配で、
まず最初に選んだというわけ。
スクリーン11。ここはシアターのほぼ真ん中に縦の通路がある配置で、スクリーンに向かって
右川の列の通路寄りが中央になる。D列を選択。
注:終わりそうな気配とは。
上映最終週になると「何月何日までの公開です」と告知されることもあるが、
そういう告知がない場合、シネコンで上映末期の傾向は次の通り。
・上映回数が減る
・遅い時間帯の上映になる
・キャパの少ないシアター(スクリーン)になる
***
シルベスター・スタローン、マイケル・B・ジョーダン、ドルフ・ラングレン、
フローリアン・ムンテアヌ、テッサ・トンプソン。
*
前作から3年後。
アドニス・クリード(マイケル・B・ジョーダン)は、前作で車を失った因縁の相手、
ダニー・ウィーラー(アンドレ・ワード)とタイトルマッチを行い、
ビアンカ(テッサ・トンプソン)の見守る中勝利し、ビアンカにプロポーズする。
一方、アポロを殴り殺し、ロッキーに破れたイワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)の息子、
ビクター・ドラゴ(フローリアン・ムンテアヌ)は、劣悪な環境で父の指導の下
ボクシングの腕を磨き、ローカルな試合に出ては圧倒的な強さを見せていた。
プロモーターのバディ・マーセル(ラッセル・ホーンズビー)に誘われ、
アメリカでアドニス・クリードへの挑戦をぶち上げるのだった。
アドニスはビクターの挑戦を受けることに決め、ロッキーに相談に行く。
止めろと言うロッキーに反発して言い争いとなり、物別れに終わる。
アドニスはフィラデルフィアを離れ、ビアンカとロサンゼルスの新居に移る。
アドニスはかつてアポロが属していたジムに行き、アポロのトレーナーの息子、
トニー・バートン(ウッド・ハリス)にトレーナーを頼む。
ドラゴ親子、アドニスとトニー、いずれも厳しいトレーニングを重ね、試合当日を迎える。
会場はアドニス・クリード応援一色。ロッキーは自分の店で一人試合を見守る。
試合は序盤からビクターが優勢。
ビクターは反則まがいでアドニス肋骨を折り、最後にはレフェリーの制止を無視して
ダウンしたアドニスに強烈なパンチをくらわし、反則負けとなる。
アドニスは満身創痍で入院し、駆けつけたロッキーを追い返してしまう。
やがて傷は癒えたが、ボクシングをやる気にはなれない。
果たしてアドニスはどうなってしまうのか。
ロッキーとの和解は。
ビクターとの決着はつけるのか。
**
もう今度こそ完結編と言っていいのではないでしょうか。
ロッキーがアドニスに「もうお前の時代だ」というセリフがそれを象徴しています。
今までの友情、夫婦愛から、今作は家族愛がテーマとなっています。
「ロッキー」では名もないボクサーだったロッキーが実力のわりに人気のないアポロと対戦、
僅差で敗れたもののその闘志にみんなが感動する、というものでした。
リングから「エイドリア~ン」と叫ぶ姿が印象的でした。
「ロッキー2」では、ロッキーの評判に不満なアポロがロッキーと再戦。
激しい戦いの末、ダブルノックダウンからロッキーが立ち上がりチャンピオンとなるのでした。
「ロッキー3」では、10度の防衛を果たし引退しようとしたロッキーが、
新進気鋭のクラバーに煽られて対戦し敗れたものの、アポロがトレーナーを買って出て
ロッキーを鍛え直し、クラバーとのリターンマッチに勝利しチャンピオンに返り咲く。
その後、ジムで観客もいない中、アポロとクリードが対戦する、という終わり方でした。
「ロッキー4」は、イワン・ドラゴが登場。
ロッキーへ挑戦しますが、アポロがやりたいと言い出してドラゴに殴り殺されてしまう。
ロッキーはドラゴとモスクワで対戦、壮絶な戦いの末、最終ラウンドでドラゴを倒し勝利する。
「ロッキー5」では、ロッキーは引退。
育てたトミーが引き抜かれ、チャンピオンとなったものの不評でロッキーとの対戦を望む。
ロッキーは拒否するが酒場で激怒してストリートファイトとなり、トミーを倒す。
「ロッキー・ザ・ファイナル」では、引退したロッキーと現役チャンピオンの
バーチャル・マッチ(シミュレーション)でロッキーが勝ち、現役チャンピオンがロッキーに挑戦。
ロッキーはライセンスを復活させ、対決、試合は激闘の末チャンピオンの判定勝ちとなるが、
ロッキーは満足げにリングを降りる。
そして、前作「クリード」
不良だったアドニスは、メリーアンからアポロの息子だと告げられ、ロッキーに師事して鍛えるも、
世間にアポロの息子だとばれてしまう。
チャンピオンがアドニスに対戦を申し込み、格下のアドニスは挑戦を受ける。
ダウンの奪い合いで壮絶な戦いの末、チャンピオンの判定勝ちとなるが、チャンピオンはアドニスを称える。
最後はあのフィラデルフィアの階段のシーンで幕を閉じる。
と、過去作を一通りおさらいしてみると、「ロッキー4」の続編というか、再来というか、
輪廻というか、因果というか、そういう物語です。
*
イワンの息子、ビクター役のフローリアン・ムンテアヌは本物の現役ボクサー。
過去作でも現役ボクサーの出演はあったが、ここまで物語のメインテーマとして扱われたのは初めてかも。
アポロ・クリードはとっくに死んでしまっているので、ボクシングにかける親子愛はドラゴ親子が代弁。
母との確執も描かれて物語をウェットにしている。
息子を叱咤していたイワンが最後には息子によくやったと告げるところは、
相手を倒されるべき単なる敵役としていないところが秀逸。
*
主要キャストは続演。メリーアン、変わったよね、と思ったのは勘違いだった。
やっと見れました。今年やっと3本目。
1月にいろいろあってみたい映画に上げていたものが見れなかった。
2月から順次見ていこうと考えていたところ、この映画がそろそろ終わりそうな気配で、
まず最初に選んだというわけ。
スクリーン11。ここはシアターのほぼ真ん中に縦の通路がある配置で、スクリーンに向かって
右川の列の通路寄りが中央になる。D列を選択。
注:終わりそうな気配とは。
上映最終週になると「何月何日までの公開です」と告知されることもあるが、
そういう告知がない場合、シネコンで上映末期の傾向は次の通り。
・上映回数が減る
・遅い時間帯の上映になる
・キャパの少ないシアター(スクリーン)になる
***
シルベスター・スタローン、マイケル・B・ジョーダン、ドルフ・ラングレン、
フローリアン・ムンテアヌ、テッサ・トンプソン。
*
前作から3年後。
アドニス・クリード(マイケル・B・ジョーダン)は、前作で車を失った因縁の相手、
ダニー・ウィーラー(アンドレ・ワード)とタイトルマッチを行い、
ビアンカ(テッサ・トンプソン)の見守る中勝利し、ビアンカにプロポーズする。
一方、アポロを殴り殺し、ロッキーに破れたイワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)の息子、
ビクター・ドラゴ(フローリアン・ムンテアヌ)は、劣悪な環境で父の指導の下
ボクシングの腕を磨き、ローカルな試合に出ては圧倒的な強さを見せていた。
プロモーターのバディ・マーセル(ラッセル・ホーンズビー)に誘われ、
アメリカでアドニス・クリードへの挑戦をぶち上げるのだった。
アドニスはビクターの挑戦を受けることに決め、ロッキーに相談に行く。
止めろと言うロッキーに反発して言い争いとなり、物別れに終わる。
アドニスはフィラデルフィアを離れ、ビアンカとロサンゼルスの新居に移る。
アドニスはかつてアポロが属していたジムに行き、アポロのトレーナーの息子、
トニー・バートン(ウッド・ハリス)にトレーナーを頼む。
ドラゴ親子、アドニスとトニー、いずれも厳しいトレーニングを重ね、試合当日を迎える。
会場はアドニス・クリード応援一色。ロッキーは自分の店で一人試合を見守る。
試合は序盤からビクターが優勢。
ビクターは反則まがいでアドニス肋骨を折り、最後にはレフェリーの制止を無視して
ダウンしたアドニスに強烈なパンチをくらわし、反則負けとなる。
アドニスは満身創痍で入院し、駆けつけたロッキーを追い返してしまう。
やがて傷は癒えたが、ボクシングをやる気にはなれない。
果たしてアドニスはどうなってしまうのか。
ロッキーとの和解は。
ビクターとの決着はつけるのか。
**
もう今度こそ完結編と言っていいのではないでしょうか。
ロッキーがアドニスに「もうお前の時代だ」というセリフがそれを象徴しています。
今までの友情、夫婦愛から、今作は家族愛がテーマとなっています。
「ロッキー」では名もないボクサーだったロッキーが実力のわりに人気のないアポロと対戦、
僅差で敗れたもののその闘志にみんなが感動する、というものでした。
リングから「エイドリア~ン」と叫ぶ姿が印象的でした。
「ロッキー2」では、ロッキーの評判に不満なアポロがロッキーと再戦。
激しい戦いの末、ダブルノックダウンからロッキーが立ち上がりチャンピオンとなるのでした。
「ロッキー3」では、10度の防衛を果たし引退しようとしたロッキーが、
新進気鋭のクラバーに煽られて対戦し敗れたものの、アポロがトレーナーを買って出て
ロッキーを鍛え直し、クラバーとのリターンマッチに勝利しチャンピオンに返り咲く。
その後、ジムで観客もいない中、アポロとクリードが対戦する、という終わり方でした。
「ロッキー4」は、イワン・ドラゴが登場。
ロッキーへ挑戦しますが、アポロがやりたいと言い出してドラゴに殴り殺されてしまう。
ロッキーはドラゴとモスクワで対戦、壮絶な戦いの末、最終ラウンドでドラゴを倒し勝利する。
「ロッキー5」では、ロッキーは引退。
育てたトミーが引き抜かれ、チャンピオンとなったものの不評でロッキーとの対戦を望む。
ロッキーは拒否するが酒場で激怒してストリートファイトとなり、トミーを倒す。
「ロッキー・ザ・ファイナル」では、引退したロッキーと現役チャンピオンの
バーチャル・マッチ(シミュレーション)でロッキーが勝ち、現役チャンピオンがロッキーに挑戦。
ロッキーはライセンスを復活させ、対決、試合は激闘の末チャンピオンの判定勝ちとなるが、
ロッキーは満足げにリングを降りる。
そして、前作「クリード」
不良だったアドニスは、メリーアンからアポロの息子だと告げられ、ロッキーに師事して鍛えるも、
世間にアポロの息子だとばれてしまう。
チャンピオンがアドニスに対戦を申し込み、格下のアドニスは挑戦を受ける。
ダウンの奪い合いで壮絶な戦いの末、チャンピオンの判定勝ちとなるが、チャンピオンはアドニスを称える。
最後はあのフィラデルフィアの階段のシーンで幕を閉じる。
と、過去作を一通りおさらいしてみると、「ロッキー4」の続編というか、再来というか、
輪廻というか、因果というか、そういう物語です。
*
イワンの息子、ビクター役のフローリアン・ムンテアヌは本物の現役ボクサー。
過去作でも現役ボクサーの出演はあったが、ここまで物語のメインテーマとして扱われたのは初めてかも。
アポロ・クリードはとっくに死んでしまっているので、ボクシングにかける親子愛はドラゴ親子が代弁。
母との確執も描かれて物語をウェットにしている。
息子を叱咤していたイワンが最後には息子によくやったと告げるところは、
相手を倒されるべき単なる敵役としていないところが秀逸。
*
主要キャストは続演。メリーアン、変わったよね、と思ったのは勘違いだった。
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