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大相撲九州場所、照ノ富士全勝優勝

2021-11-30 20:39:12 | スポーツ
二年ぶりの九州開催となった大相撲十一月場所。
照ノ富士が全対戦相手を下し、全勝で2場所連続6度目の優勝を飾った。

序盤から盤石とはいかず、押し込まれる場面も何度もあったが、土俵際で踏ん張り勝ち切った。

押し込まれても慌てず、相手を掴まえると下から持ち上げるようにして押しの威力を削いで、最後は豪快な投げ。
相手をひっくり返すシーンも多く見られた。

左上手をがっちり取ったときの強さは半端じゃなかった。
そんな照富士の力に今場所も御嶽海はなすすべなかったし、平幕で気を吐いた阿炎も押し込んだ後、つかまりそうになって
とっさに差し手を抜いて、照ノ富士を逆に引っ張り込もうとしたが、照ノ富士は全く動かず、自身が勢い余ってひっくり返った。

阿炎は14日目の敗戦でがっくり来たか、千秋楽はあっけなく負けてしまったが、めったに褒めない錣山親方(元寺尾)も終盤には
心を入れ替えたようだと賛辞を送っていた。

今場所は竜電も3場所の謹慎が明けて土俵に復帰。幕下優勝となった。

元大関朝乃山は6場所の出場停止で前頭10枚目まで番付を下げているが、謹慎があと3場所続く。
来場所は幕下上位、その次の場所は幕下下位、謹慎6場所目は三段目の中段あたりか。
とすれば、謹慎明けの場所は良くて三段目下位、序二段からの復活となる可能性もある。
順調に勝ち進んだとしても十両復帰まで4場所か5場所。幕内に戻るのに1年はかかりそうだ。
その間照ノ富士を脅かしそうな力士が多く出るとも思えず、当分は照ノ富士安泰といったところか。

ともあれ、照ノ富士の不屈の精神力と努力には敬服する。

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