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COVID19、対応評価は時期尚早

2020-05-01 11:50:09 | 闘病・治療
どこの国がどうこう言うことが趣旨目的ではないが、今の段階でどこどこの国の対応は素晴らしいとか、
模範だとかいうのは早すぎる。

政府の対応にしてもどこどこの国はどうだ、と言うのはいいとして「だから日本はだめだ」と言うのかどうなのか。
無批判に政府の言うことを信用しろと言うつもりはないし、諸外国に見習うべき点は多々あると思う。
しかし、法制も税制も全く異なる諸外国の対応の表面のある一点だけをとらえて良い悪いはあまり意味をなさない。

今後も未知の感染症が生まれてくることは想像に難くないし、どう対応すべきかを考えることは重要だ。
その際、今回の各国の対応を分析し、いい面悪い面とも参考にしつつ、今後の対策に反映するべきとは思うが、
収束したと言ってもいい国、収束しつつある国が出始めたものの、終息には程遠いだけでなく、
第二波、第三波が起こらないとも限らない。

今どこの国でなになにをやって効果が出ている、あるいは出ていないの情報は大変参考になるだろうし、
専門家がそれらを参考に対応策を考え、実行に移すことは必要だが、今の段階で効果が出ていたとしても
もろ手を挙げてほめたたえるには時期尚早と考える。

現在の緊急対応、緊急事態、非常事態が終わり、各国が余裕をもてる時期が来たら、より詳しく分析し、
そのうえで初期対応はどうだったとか、感染拡大後の対応はどうだったとか言えるのであれば、
どこどこの国の対応は素晴らしかったと言ってもいいと思うし、言うことによって対策などを知らしめることができる。

しかし、今の段階では、うまくやっているとか、功を奏している、効果が出ている、など現状の評価ならまだしも
範を示したとかいうのは言い過ぎ。

個人やコメンテイターや、政治家が言うのはまだしも、国際機関の責任者や国家の首長が言うのは影響が大きすぎ。

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