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2016年の国内映画

2017-01-28 07:58:37 | 映画関連
日本映画製作者連盟(映連、MPPJ)は、1/24、2016年の日本国内映画産業に
関する情報を発表しました。

それによりますと、
2016年の映画館入場人数は1億8千18万9千人。
前年比108%と伸びました。

総興行収入は2355億8百万円、前年比108.5%。

このところ邦画>洋画の状態が続いていますが、昨年は邦画の勢いがさらに強く
興行収入の比率は63:37となりました。

本数も610本:539本で邦画の圧勝。
10億円越え映画は43本でした。

なんといっても「君の名は。」の勢いはすさまじく、
公開開始から150日を経過してなお上映中。
興収も1/22現在で235.6億円に達しています。

200億円越えは2014年のアナ雪以来ですが、2015年は
200億円どころか、100億円を超えたものすらありませんでしたから、
久々の大ヒット感があります。

このほかにまだ上映中のものとして「この世界の片隅に」が
15億7千万円を稼いで23位にランクイン。
評判も良いことからもう少し順位を上げてくるかもしれません。

アニメが強いのは相変わらずで、「君の名は」の他に、
コナン(3位)
妖怪ウォッチ(4位、2015年12月公開)
ONE PIECE(5位)
ドラえもん(7位)
などなど10本以上が10億円を突破しました。

配給会社は10位までに8本を占めた東宝が、共同配給を含めて
43本中25本と全体を席巻しました。

私が見たものは
(02)「シン・ゴジラ」 82.5億円
(17)「64前編」 19.4億円
(18)「64後編」 17.4億円
(29)「僕だけがいない街」 14億円
(31)「殿、利息でござる!」 13.7億円
(37)「杉原千畝」  12.1億円
(40)「超高速! 参勤交代リターンズ」 11.6億円
の7本でした。

一方、洋画は前年12月公開の「SWフォースの覚醒」がトップで116.3億円。
以下、「レヴェナント」まで、19本が10億円越えでした。

こちらも「ズートピア」「ファインディング・ドリー」「ペット」とアニメが上位。
配給会社はディズニーがトップ3など19本中7本を占めました。

私が見たものは、
(01)「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」116.3億円
(02)「ズートピア」 76.3億円
(05)「オデッセイ」 35.4億円
(06)「007 スペクター」 29.6億円
(07)「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」27.8億円
(08)「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」26.6億円
(09)「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」26.3億円
(11)「デッドプール」 20.4億円
(12)「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」 18.6億円
(13)「スーサイド・スクワッド」17.6億円
(14)「アーロと少年」  17億円
(15)「インフェルノ」  15.4億円
(16)「ジェイソン・ボーン」 15.1億円
(17)「ハドソン川の奇跡」 13.5億円
(18)「ゴーストバスターズ」 12.4億円
(19)「レヴェナント:蘇えりし者」 10.8億円
でした。

興収上位だけでなく、アメリカのようにもっと多くの映画の興収が発表されれば、
いいなと思うのですが、いろいろあるんでしょうね。

なお、全国のスクリーン数は1%ほど増えて3472、
平均入場料はほんのわずか増えて1307円、2年連続の1300円越えで、
過去最高でした。


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