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大相撲はエンターテイメントです

2008-05-28 11:22:11 | スポーツ
北の湖理事長“横審がヤレと言うから…”(スポーツニッポン) - goo ニュース

およそ対戦相手のある勝負ごとは、ルールを守り、フェアに行う。
勝負の時は力いっぱい戦い、決着がつけば相手を思いやり、讃える。

ましてやチャンピオンたるもの、真摯であり、紳士であり、
品格人格行動にも責任を持つ必要がある。

正論ですね。

かつて「相撲道」と言った力士がいました。
国技であることの意味、なんて力説する人もいます。
天皇賜杯を戴いて、なんて思っている人もいるかもしれません。

細かいいきさつはちょっと違うにしても、
相撲が日本を代表する伝統のあるスポーツ、格闘技であることは
間違いないでしょう。

でも、せいぜいスポーツ、エンターテイメント性の高い格闘技です。

何でそんなに精神論ばかり言われるんでしょう。

この勝負は見ましたけど、そんなに目くじら立てて品格がどうの、
と言うほどのものでしょうか。

見苦しいと思った人は多いでしょうし、まずいなと思った人もいるでしょう。

朝青龍は勝負がついたあと、そのまま押したのではなく、
確かにいったん手をひっこめた後、また押したって感じでした。

でも止めようとしたけど止まらなかったと言われればそういう気もするし、
大体が、蹴ったり倒したりしたわけでもない。
高々押しただけじゃない。

それでもいかんと言うものわかるけど、
アウトになったのに野手めがけて突進する走者ほどひどいわけではないし、
まあせいぜい注意しろよと注意するくらいじゃないの。

白鳳の方は立ち上がりざま、肩で突き返して睨みつけた。
こっちの方が悪質に見えたけど、朝青竜もびっくりしてたもんね。

でも土俵に手をついて、やられたって思っているところへ、
さらにぐいっですから、下向いている白鳳にとって流れかどうかは見えない。
もう負けてんのになんすんだい!ってなっても不思議ではありません。
肩で突き返してにらんだのはまずいけどね。

審判に向かって何であれがストライクなのよってのとか、
肩口の近くに投げられた球にのけぞって、投手をにらみ返すのと大差ない。

ボクシングで攻めてる方がゴングが鳴ってもパンチを繰り出して、
殴られてた方が割って入った審判越しにやり返すくらいのものでしょ。

あれは確かに行き過ぎにしても、品格と言うほどのもんかね。

メディアもちょっと騒ぎ過ぎだよね。

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