ハエ

昆虫の体は「頭」「胸」「腹」の３つの部位からなり、脚は６本で胸から生えており、羽根は４枚、
と決まっている。

しかしながら、６本の脚のうち、最前列の一対が退化しておりたたまれており、ぱっと見４本脚にみえるもの
（ツマグロヒョウモンなど）や、翅の一対が退化しており２枚に見えるもの（ハエ、アブなど）、
前翅が高くなって殻のようになって実質２枚翅のような甲虫の類、鞘翅目。翅自体が退化してしまったもの
（ノミ、シラミなど）、雌雄などで翅のあるものとないものがいる（アリ、ミノムシ）などさまざま。

バルコニーにも虫が現れ始めた。
アブラムシ。アリはこのところ、たくさん見る。
今日はクマバチらしきものが来ていたらしい。
先日は真っ黒のハバチ（オオクロハバチ）がいた

ハエもそろそろ出始めた。
もう少し小さいサイズのハエは何日か前にも見たが、こういう大型は久しぶりだ。

ハエやアブは種類が多く、素人には同定は難しい。
このハエは「胸」に模様がない。
陽の当たり具合の問題か、色は緑っぽいが、艶の有り無しは判然としない。

もう少し艶のある濃い緑なら「オビキンバエ」か「ミドリクロバエ」の可能性もあるが、
そうかもしれないし違うかもしれない。

バルコニーでよく見かける蜂に似た模様のハナアブやヒラタアブ、背中に筋のあるニクバエや
小型でスマートなアシナガバエではないことは確かだが・・・。