goo blog サービス終了のお知らせ 

Think Yokoyama Weblog

50代のお部屋へようこそ…

ヨコ録番外編3

2008-09-17 18:15:05 | ヨコ録
 1 <須藤あきら>テレビ出演 (1994年?)
 2 『ネオ・ブレイクビーツ』 (1995年発売)
 3 カラオケデータ制作 (1995年)
 4 <GLAY>プリプロ制作18曲 (1995年) 
 5 某女性ボーカリストデモ制作2曲 (1995年未発表) 

横メモ
 1...<HIKAGE>さんのライブサポートがきっかけで、<須藤あきら>さんのNHK出演時のサポートのお話が来ました。
あまりお話は出来ませんでしたが、歌が上手いという印象を持ちました。
サポートメンバーはヒカゲさんの時と同じだったと思います。
その中に唯一僕と同年代だったのがベーシストの<MASAKI>君でした。(「今でもその時の事を覚えている」と、近い噂で耳にしました^^)

 2...<BRAIN DRIVE>のサポート時に紹介された人の中にDS君がいました。(彼はサンプリングネタを制作する会社に居たのでした)
その彼から「リズムパターン50個創って欲しい」とオーダーがあり(mc.K.Yという名前で)創らせてもらいました。
このCDはアメリカのナンタラ賞(詳しく覚えてなくてすいません)の5つ星(だか3つ星?)を頂いたようです。

 3...この時代カラオケ屋が流行ってました。DS君の会社はカラオケ用のデータ制作もしていたので、仕事を振ってもらってました。
(音楽以外のバイトはしたくなかったのです・・・厳しい現実)
某1社をやらせてもらったのですが、創った曲数は50曲くらいでしょうか。(僕のオケで歌った方もいらっしゃるかも^^)
このカラオケとは、再生する楽器(音色)が決まっているので、いかに本物に近付けるかがポイントなのです。
(バクチクを振られましたが、再現出来なさそうだったのでお断りしました^^;)

 4...昔お世話になった事務所の人経由で、タイアップを決める仕事をなさってる人を紹介されました。
そして<GLAY>のメンバーを紹介されました。
メンバーがそれぞれ僕の家に通って来てくれて、1回目は6曲創り、2度目で12曲創りました。(9日で計18曲!?)
終わったあと記念写真を撮ったのですが、後ろに洗濯物が・・・(^^;)
この時色々話したのですが(内緒)、今でも心に残る大切な言葉があります。
貴重な時間でした。(その後CMで創った曲を聴く事になりました。あっでも、レコーディングには参加しておりません^^;)

 5...タイアップの人繋がりで、女性ボーカルのデモテープを2曲アレンジさせてもらいました。
流行っぽいアレンジだったと思います。
当時町田にあった某レコード会社で歌録りをしました。(作品自体世に出なかったので、名前を伏せさせていただきます。)


 波に乗るとか乗れないだとか、音楽で生きて行けるのか?とか、混沌としてました(^^;それは今でも?)。
でも、やっぱり何かに繋がってるんでしょうねぇ。・・・つづく
コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

濱田マリ

2008-09-03 13:31:23 | ヨコ録
『フツーの人』/濱田マリ(1995年11月22日発売)

参加楽曲
 11 天国を仰ぐ島
  (全11曲中1曲参加・・・だったと思います)

横メモ
 <SCHAFT>のレコーディング振りに藤井麻輝さんから「手伝ってほしい」と連絡がありました。
<濱田マリ>さんの初ソロアルバムの中で、藤井さんが3曲をプロデュースし、その中の1曲でした。
(3曲やったかもしれませんが、1曲だったと思います)

 作業内容ですが・・・
作曲者のデモテープがあって、その音を耳コピしてMIDIデータを作るというものでした。
なので、プリプロのお手伝いといった感じです。
 シャフトでやった事がきっかけで誘ってくれたのでしょうか?
(こういうのも仕事となるのかぁと思ったものでした)

 確かこの時は、僕は自宅でデータを作り郵送して終わりだったので、その後の具体的なレコーディングは知りませんでした。
出来上がったオケを聴いて、全く原曲と違うアレンジにビックリしました。
(今井さんもそうですけど、「デモはデモ」なんですよね・・)
藤井さんの音作りは、なかなか真似出来ないなぁと思いました。

 という事で、濱田さん本人ともレコーディングではお会いしてませんが・・・
レコーディングの前だったか後だったかで、食事した事がありました。
(藤井さんが招待して下さって、水田くんとお邪魔して4人で焼肉をいただきました。ありがとうございました^^)
 音楽番組などで見ていた印象とは違うなぁと思いつつ、楽しい時間を過ごさせてもらいました。

 アルバム全体にも言えることですが、今聴いても良い作品だと思います。


 この頃から迫り来る「ある現実」と直視する為に、迷走が始まるのでした。・・・つづく
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8分のバニラ

2008-08-10 22:08:31 | ヨコ録
Single『ecstasy』/8分のバニラ(1995年7月21日発売)
Single『BABY CHOU』/8分のバニラ(1995年8月23日発売)
Single『HEAVY HEAVENの素敵な過ごし方』/8分のバニラ(1995年9月21日発売)
Album『8分のバニラ』/8分のバニラ(1995年10月21日発売)

参加楽曲
 Single:全2曲参加
 Single:全2曲参加
 Single:全2曲参加
 Album:全楽曲参加

横メモ
 バクチクのレコーディングが終わってすぐに、Tさんから新人の2人組を紹介してもらいました。
それが<8分のバニラ>です。(8ぶんのバニラと呼びます)

 ボーカルと作詞担当の麻紀子さんは非常に特徴のある歌声の持ち主で、
相方の坂井俊哉さんは作曲から編曲、ギターやベースにドラム、プログラミングまでこなす多才な人でした。

 僕は、彼が創って来たデータを僕のmacに取り込んで、それから修正したり、音色を変えたりといった作業だったと思います。
 1音1音を大事にしてるという印象がありました。

 彼らの音楽は多彩で、それでいてポップさを大切にしていました。
かなり影響を受けたと思います。
(歌詞が全く入って来ない体質だったので^^;気付きませんでしたが、彼女の詩も好きです^^)

 そういえば、シングル『ecstasy』のカップリング曲「5泊7日の(まだかな)?」に、
「僕のためにダイエット?」って台詞があるのですが、26才の僕の声が入ってます。
(相変わらず抜けの悪い声してます^^;)

 あとアルバムのレコーディングでは、数曲かっちゃんとミヨケンが参加してます。
その時はM-AGE振りに会ったのですが、楽しく懐かしい同士に再会した感じで楽しい一時でした。
(最強コンビはイントネーションも最強でした^^)

 集中して録音に参加していたのでその時は気付きませんでしたが、その後の僕に「ポップさ」と「女性ボーカル」というワードがインプットされたようです。
(それまでは「僕のノイジーな曲には男しかない」と思ってましたから・・・)
今聴いても色褪せない作品だと思います。


 この頃から、「売れる事(物)」と「仕掛け」という現実をあちこちで目の当たりにするようになるのでした。・・・つづく
コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BUCK-TICK その3

2008-07-09 19:27:00 | ヨコ録
Single『唄』/BUCK-TICK(1995年3月24日発売)
Single『鼓動』/BUCK-TICK(1995年4月21日発売)
Album『Six/Nine』/BUCK-TICK(1995年5月15日発売)

参加楽曲
 Single:全2曲参加
 Single:全2曲参加
 Album:全楽曲参加

横メモ
 95年に入りすぐ、2年振りになる<BUCK-TICK>のアルバムレコーディングに参加しました。
今回は全曲に携わる事が出来ました。
 僕への今井さんからのお題は、「ノイズ」と「アンビエント」だったと思います。
前年『HEADPHONE』を創った時にアンビエントの要素をかじったのですが、欲求不満の部分をこのアルバムで沢山解消しました。
(自分自身の作品より、人の作品の時のほうが能力が発揮出来るような気がします^^;)

 レコーディングで覚えてる事・・・
前半は合宿して比較的余裕のスケジュールで録音をしました。
シングルになる曲とヒデさんの曲から録音し始めたと思います。
(終わった後は皆さんとよ~く呑んで話しての毎日^^)

後半になると状況が変わって、スタジオを3つくらい同時(恒例?)に平行して作業をしました。
今井さんはその頃もまだ曲を創り続けていました。
(でも終わった後は今井さんとよ~く呑んで話しての毎日^^)

 曲について思い出される幾つか・・・
「鼓動」:バックに音程の無いノイズをず~っと入れてるのですが、録音してる時に偶然音程が鳴ったので(偶然をいかにキャッチ出来るかが大事!)それをいかしたら、聴いた今井さんが「そういうのを待ってた」と言って喜んでもらいました。

「楽園(祈り 希い)」:シングルヴァージョンはバンドアレンジなので、アルバムバージョンという事で、ヒデさんと二人でリミックスしました。セルフリミックスも楽しいものです。

「相変わらずの「アレ」のカタマリがのさばる反吐の底の吹き溜まり」:この曲は気に入ってるのですが、僕は後悔してる点がひとつあります。(のちに今井さんに謝りましたが^^;)
「ジャングルビートにしたい」と今井さんが言ったのです(当時出始めたばかりのリズムパターンです)。僕は知ったかぶりをしてしまったのです。
結果キックのアクセントが違うためそのようにはなりませんでしたm_ _m (出来てたら日本で最初だった?のに・・・あぁ~)
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉が身に染みました。(それ以来直しました^^;)

「LOOP」:レコーディング後半でほぼ徹夜状態の中創りました。僕が録音してる時今井さんが寝て、今井さんが録音してる時は僕が寝て・・の繰り返し・・・

「Somewhere Nowhere」:この曲も後半に「デタラメ野郎」のシンセを創ってる時(ガムラン風のシーケンスが出来たのですが)、その音を聴いた今井さんが「それかっこいいからこの曲に入れないでもう1曲創らない?」ってなったのです。
急遽二人で即興が始まりました。ここで聴こえる音ですが、ピアノは実は今井さんのギターシンセで、僕がノイズを出したのでした。(二人の立場が逆転してました^^)
そして急遽呼ばれた櫻井さんは即興であの詩を創り、1発で決めていかれました。(言葉とオケの間が絶妙で鳥肌が立ちました。)
初めて編曲者に名前を載せてもらえたのも嬉しかったです。(バクチクとしては異例だったと思われます。)

 ゲストボーカルのISSAYさんとの打ち上げでの僕の失敗(?)やら、櫻井さんの「一緒に頑張ろう!」と言葉を貰った事など沢山思い出があるアルバムです。


 メジャーとは何なのかが初めてわかり、より意識を高く持つようになっていくのでした。・・・つづく
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幻覚アレルギー その2

2008-07-05 12:04:28 | ヨコ録
『JAPANESE TRASH』/幻覚アレルギー(1994年12月16日発売)

参加楽曲
 1 ペースメーカー
 2 思春期のハツカネズミ
 6 Mouth To Mouth
 8 変態テロリスト
 10 植物人間
  (全10曲中5曲参加・・・だったと思います)

横メモ
 94年中に早くも2枚目のアルバムの録音となった<幻覚アレルギー>です。
今回は藤沢で合宿レコーディングでした。

 前回よりもバンドアンサンブルを大切にした作品にするため、僕は全曲参加ではありませんでした。
(だからかなのか、あまり記憶がありません^^;すいません)
ノイズとかアタック音などをポイントで入れたり、雰囲気ものやギターサンプルネタなどを重ねたと思います。

 余談ですが、この頃の僕は、作業中そして呑みでタバコの本数が相当数いってました。
でも梶井君は僕より凄かったです。
・・・そんな事が思い出されます。(減らしましょう^3^vー~)

 今までの僕の仕事はシンセを入れる箇所がある場合がほとんどだったのですが、
今回のアルバムの様な場合、「僕は何をすればいいのだろう?」と思うきっかけが出来た作品でもあります。
 結果的にこのアルバムを最後に僕の参加は終わりましたが、その後に続く僕のテーマのひとつ(それは今でも続いています・・・)が見つかり感謝しております。


 自分の武器が使える所は何処なんだろう?自分で切り開くしかないのだろうか?はたまた・・・つづく
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

KAZUTOSHI YOKOYAMA

2008-06-18 19:49:35 | ヨコ録
『HEADPHONE』/KAZUTOSHI YOKOYAMA (1994年10月21日発売)

参加楽曲
 全10曲 作・編曲、演奏

横メモ
 「世界に認められたニューテクノの異才 アンビエントランスの静音」とタスキに書かれた(^^;)初めてのソロアルバムです。
観音崎にあったスタジオで合宿レコーディングをし、ミックスはイギリスのテクノレーベル「Rising High」のFLFの皆さんにやってもらいました。
(ヨーロッパでも発売されると聞いてましたが、多分出てないと思います。)

 Tさんから「横ちゃん、アンビエントは好き?」って聞かれて「好きです」と答えましたが、当時聴いてなくて急いで勉強しました。
漠然とですが、楽曲の構成を(歌謡曲的な)小節数での展開というより、時間的な流れで展開していく感じの作品にしました。

 簡単な楽曲解説を・・・
1:「Snow」
 静かに降る雪だったり、ダイヤモンドダストのイメージです。(スラングの意味もちょっとあります)
2:「Neptune」
 出来上がって水田君に聴いてもらったところ、「水のイメージがする」と言ってこのタイトルを付けてくれました。
3:「Paradise Imitate」
 個人的に一番気に入ってる曲です。人工的に創られた楽園というイメージです。自然の楽園は消滅しちゃうのでしょうか?
4:「Time Capsule」
 メロディーを3つ無意識に弾いて、後で初めて合わせて聴いてみるという方法で創りました。(自分でも想像が付かないコード感が生まれます。)
5:「Total Recall」
 「1」「2」「3」「4」「6」曲目のおいしい所を混ぜてリミックスしました。(ネタが無かったんです^^;)
6:「Exploration」
 4拍子や3拍子、5拍子など複雑に混ぜて創りましたが、複雑すぎたので解りやすいビートとメロディーを入れました。
7:「Shakuna Vimana」
 スタジオで即興的に創りました。ベース的なものが入ってませんが、キックで音程をつけてます。タイトルは古代インドの乗り物の名前です。UFO!
8:「Acid Test」
 ビート物が欲しいという事で、Tさんのディレクションのもと即興で創りました。Macにテキストを打って喋らせました。
9:「Mine Furor」
 これもスタジオで創りました。奥に秘めた熱狂をイメージしました。
10:「Transmigration」
 一番最初に創った曲です。家でこの曲を創ってる時、心霊現象があったのでテーマが見えて助かりました。(子供の数え歌のネタを入れてましたが、怖すぎたので使いませんでした^^;)
輪廻とか惑星の一生とかのイメージです。

 タイトルとか付けるのが苦手で(言葉で言いたい事は無いので^^;)大変なんですが、アルバムタイトルに関しては「雑念無しで直接脳で聴いてくれ」という意味で『HEADPHONE』と付けました。(単純^^;)

 荒削りで「今だったらこうするのに」という点もありますが、今でいう「ヒーリング」的解釈で聴いてもらえたらと思います。(あっ!廃盤だった^^)
(この頃のノウハウが、その後<六水院>のCDを創るのに活かされました。)


 世の中と接点が出来て(名刺が出来たようなもんですから)嬉しかったんですが、斜に構えて進んで行くのでした。・・・つづく
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

REAL TECHNO INTELLIGENCE

2008-06-02 07:14:07 | ヨコ録
『CHAPTER ONE : REAL TECHNO INTELLIGENCE』/V.A. (1994年9月21日発売)

参加楽曲
 6 EXPLORATION / KAZUTOSHI YOKOYAMA
  (全8曲中1曲参加)

横メモ
 94年5月の連休にTさんからのお誘いで、遂に自分のソロアルバムのレコーディングを行いました。
それまでにも自分の作曲で何度かレコーディングしましたが、今回は「アンビエントで」というTさんのリクエストがあり、10曲書き下ろしました。(なので、以前録音した3曲はコンセプトに合わない為収録されていません。)

 多くは翌月以降にそれぞれ参加者の発売を控えていたので、このコンピレーション・アルバムは紹介編といったところでしょうか。
(今回の収録曲を含めた僕のアルバムは10月21日に発売されたので、詳しくは次回書きます。)
 当時クラブ(踊るほう)で「踊るテクノ」が主流でしたが、これは自宅で「聴くテクノ」を早々に日本で提示したアルバムのようです。

 コンピレーションに参加して面白い所は、他の方の作品と聴き比べて「自分がわかる」というところです。
音楽は勝ち負けではありませんが、すごい事されたら負けるもんかと思っていました。
(最近も某コンピレーションに参加しましたが、いろんな意味で今の自分達がわかって面白かったです^^)

 このアルバムには<BUCK-TICK>や<M-AGE>(以上は海外の方がリミックスを担当)、ブレインドライブの<表野雅信>、元M-AGEの<DJ PEAH>など身近な方々が参加されているので、結構燃えました。(ただ録音していた時はオムニバスの話は知らなかったので、今更燃えても仕方ないって話ですが^^;)

 アンビエント(環境音楽)は古くからありましたが、この当時のアンビエントは<Aphex Twin>(このアルバムで<ナーヴ・カッツェ>のリミックス担当)など、新しい概念で音楽をやる人たちが生まれてきて(認知されて)いました。


 この頃、僕は(音楽の)消費社会にうんざりしていたので(アンビエント音楽は消費される事が出来ない)、これを期に(音楽とは裏腹に)思想的に過激になって行くのでした。・・・つづく
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SCHAFT

2008-05-28 18:50:40 | ヨコ録
『SWITCHBLADE』/SCHAFT (1994年9月21日発売)

参加楽曲
 2 THE HERO IN side
 6 SLICE
 8 MERRY CHRISTMAS ON MARS
  (全13曲中3曲参加)

横メモ
 94年の春、2年間お世話になっていた事務所を辞め、完全なるフリーとして再出発を始めました。
(元々給料制というのに疑問を感じていたので・・・まぁ頑張った分だけご褒美があるというか・・・当然親には又内緒でしたが^^;)

 そんな頃、<BUCK TICK>の今井寿さんと<SOFT BALLET>の藤井麻輝さん、そして<PIG>のRaymond Wattsによる<SCHAFT>のレコーディングに誘われました。
(シャフトは『DANCE 2 NOISE 001』に収録された頃は今井さんと藤井さんの2人組でした。)

 個人的にヒデさんとや水田君とで、藤井さんの家にお邪魔させてもらいお酒を呑んだ事もあるのですが、今回がきっかけで(や~~~っと!!!)今井さんとがっつり話す事が出来るようになりました。(酒を呑む時はもう毎回質問攻めだったと思います^^;)
 
 日本でのレコーディングは、合宿だったり都内スタジオでだったりで、僕は約2週間弱参加しました。
 主に僕の作業は今井さんの曲(カセットに録音されたデモテープ)をMIDIデータに変換し藤井さんに渡すという感じでした。
耳コピをして音程を探し、音を創って録音する。その音が良かったらそのまま採用。(採用されて嬉しかったです^^v)
特に8曲目のデータ起し(浮遊感やロングディレイのデータ化)には、お二人に感動していただきました。

 お二人の要塞の様な機材に囲まれた中に開いた僕のこじんまりとした機材を見て「はぁ~・・・羨ましい」とは思いましたが、少ないながらに僕が出来る事は何か?を気付かせてもらいました。(あくまでもポジティブに^^)

 レイモンドとは録音時には会えませんでしたが、その後の日本でのライブの打ち上げで(今井さんから!)紹介してもらいました。
・・・背が高い・・・
 インダストリアルシーンを引っ張って行ってる一人とお話が出来て光栄でした。

 寡黙なスタジオの中から生み出される音に興奮していた僕ですが、そもそも一つの現場にマニピュレーターは一人でいいわけで、「この機会に!」という事で藤井さんの作業をこっそり(がっつり^^b)見させていただきました。
僕は3曲しか参加してませんが、ほぼ全曲の録音も見させてもらったので、非常に勉強になり為になったレコーディングでした。


 まるで洋楽の様なアルバムに参加出来た事で(実際海外のミュージシャンも数多く参加されてます)、以前より増して海外(特にヨーロッパ)を意識するようになるのでした。・・・つづく
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幻覚アレルギー

2008-05-22 19:59:26 | ヨコ録
『PSYCHE:DELIC』/幻覚アレルギー(1994年3月30日発売)

参加楽曲
 全楽曲参加

横メモ
 93年、一つの節目感を迎えた訳ですが、Tさんが新たなバンドを紹介してくれたのが<幻覚アレルギー>でした。

 ボーカルのシーナ君とギターの梶井君の二人組です。
僕は彼らと以前会っていた事がこのアルバムレコーディングの時にわかりました。
彼らの前身バンド<かまいたち>のライブに僕は(黄色い鳥の格好をして^^;)出演してました。
(僕が専門学校の頃、事務所の人から「バイトがあるからおいで」と言われて行ったら、黄色い鳥のみなさんがウジャウジャ居ました。)

 そんな繋がり(?)から、レコーディングは人見知る事も無く楽しく、サポートメンバーとともに川奈で合宿しながら創りました。
 いつもレコーディング後、呑みながら「競馬ゲーム」で楽しみました。
(馬に自分の名前を付けると愛着がわく訳ですが、ヘンテコな名前がつけられましたね^^。名残がエンジニアのKさんのクレジットに出ています^^;)

 楽曲についてですが、1と6曲目のほぼインスト曲はTさんと即興で創りました。(作曲になるんでしょうか?)
 特に好きな曲は7曲目の「ロマンティスト」です。
とても速い曲なんですが、キックとスネアを打ち込みにし、ハットやシンバル類を生で演奏して録音しました。
(このレコーディングだけではありませんが)スタジオで色々な事を試す時間があったので、非常に為になってます。

 勢いのある作品なのでとても気に入っております。


 少し(どうすればいいのか)見失いつつあった僕に、次へのステップが待っているのでした。・・・つづく
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨコ録番外編2

2008-05-18 17:01:16 | ヨコ録
 1 某男性ボーカリストデモ制作2曲 (1992年未発表)
 2 某女性ボーカリストデモ制作1曲 (1992年未発表)
 3 『ブレイクビーツ50』 (1993年1月21日発売)
 4 『新・効果音ください!1~5』 (1993年3月21日発売)
 5 『ブレイクビーツ50 VOL.2』 (1993年9月22日発売)
 6 某男性ボーカリストデモ制作1曲 (1993年未発表)
 7 <源学>プリプロ制作、TV出演 (1993年)
 8 <HIKAGE>ソロライブサポート2本 (1993年12月)

横メモ
 1...<BRAIN DRIVE>のライブサポート時、観に来ていたディレクターが僕を気に入ってくれて発注してくれました。
あるバンドが解散して、そのボーカルのソロ用デモ制作をお手伝いしました。
デジタルなパンク?サウンドを創りました。(作品自体世に出なかったので、名前を伏せさせていただきます。)

 2...Tさんの元、有名映画監督の娘さん(だったと思います)のデモテープを手伝いました。
サウンドはフレンチポップを意識したものでした。(作品自体世に出なかったので、名前を伏せさせていただきます。)

 3...これはリズムパターンだけのCDです。Tさんの元、50個(!?)考えて創りました。
もともとサンプリング用(レコーディングに使って貰う)の企画でしたが、意外と耳にしたのはTVででした。
『電波少年』などバラエティー番組で、ナレーションバックに使用されてました。(ちょっぴり嬉しかったです)

 4...こちらもTさんの元、効果音(レコーディングに使って貰う用)のCDを創りました。
同時に5枚も創る事になったので大変でした(そんなに音無いよ~という悲鳴です^^;)。
しまいには僕の笑い声(エフェクティブに加工)のネタまで入ってます。

 5...パート1が(TV関係者?に)高評だった為に制作されました。(50個も新たにドラムパターンを考えるのは大変ッス^^;)

 6...きっかけは忘れましたが(事務所経由だったかな?)、1曲デモテープをお手伝いしました。
<M-AGE>などが好きだったらしいので、そんな感じのサウンドでした。(作品自体世に出なかったので、名前を伏せさせていただきます。)

 7...事務所経由で<源学>君のデモ制作(6曲くらい)をお手伝いしました。
彼は元<GEN>のボーカルで、僕がラジオ制作していた頃からの顔見知りでしたがこの時初めて仕事をしました。
ブラスやストリングスアレンジを、一緒に手伝ってくれた元<ファイブ・ティアドロップス>のトッキン君と3人で創り上げました。
 その3人で福島の深夜番組に出演し(生放送で3曲)、僕はエレピを弾きました。(実演奏で尚かつ僕の手アップからスタートだったので緊張したとかしないとか・・・)
 因みに、その時の司会進行は<電気グルーヴ>で、外回り中継担当が<シャ乱Q>でした。(観た方いますかね?)

 8...<STAR CLUB>のボーカルHIKAGEさんのソロが発表されていて(僕はレコーディングには参加してません)、そのツアーのサポートをあるディレクターから頼まれたのでした。
 お会いするまではビビってたんですが(^^;)、優しい方で本当に楽しい現場でした。
(それまでの僕のライブ経験では、登場前は「黄色い歓声」でしたが、この時初めてドス黒い「出て来いや~」にはビビったとかビビらなかったとか・・・)


 デモテープ制作は世に出ない作業なので実態をよく知りませんでしたが、(実際本番に使われるかは別として)色々仕事ってあるんだなぁ(^^)と思いました。
この頃鍛えられた事は、今でも役に立っているのでしょう。・・・つづく
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする