Single『唄』/BUCK-TICK(1995年3月24日発売)
Single『鼓動』/BUCK-TICK(1995年4月21日発売)
Album『Six/Nine』/BUCK-TICK(1995年5月15日発売)
参加楽曲
Single:全2曲参加
Single:全2曲参加
Album:全楽曲参加
横メモ
95年に入りすぐ、2年振りになる<BUCK-TICK>のアルバムレコーディングに参加しました。
今回は全曲に携わる事が出来ました。
僕への今井さんからのお題は、「ノイズ」と「アンビエント」だったと思います。
前年『HEADPHONE』を創った時にアンビエントの要素をかじったのですが、欲求不満の部分をこのアルバムで沢山解消しました。
(自分自身の作品より、人の作品の時のほうが能力が発揮出来るような気がします^^;)
レコーディングで覚えてる事・・・
前半は合宿して比較的余裕のスケジュールで録音をしました。
シングルになる曲とヒデさんの曲から録音し始めたと思います。
(終わった後は皆さんとよ~く呑んで話しての毎日^^)
後半になると状況が変わって、スタジオを3つくらい同時(恒例?)に平行して作業をしました。
今井さんはその頃もまだ曲を創り続けていました。
(でも終わった後は今井さんとよ~く呑んで話しての毎日^^)
曲について思い出される幾つか・・・
「鼓動」:バックに音程の無いノイズをず~っと入れてるのですが、録音してる時に偶然音程が鳴ったので(偶然をいかにキャッチ出来るかが大事!)それをいかしたら、聴いた今井さんが「そういうのを待ってた」と言って喜んでもらいました。
「楽園(祈り 希い)」:シングルヴァージョンはバンドアレンジなので、アルバムバージョンという事で、ヒデさんと二人でリミックスしました。セルフリミックスも楽しいものです。
「相変わらずの「アレ」のカタマリがのさばる反吐の底の吹き溜まり」:この曲は気に入ってるのですが、僕は後悔してる点がひとつあります。(のちに今井さんに謝りましたが^^;)
「ジャングルビートにしたい」と今井さんが言ったのです(当時出始めたばかりのリズムパターンです)。僕は知ったかぶりをしてしまったのです。
結果キックのアクセントが違うためそのようにはなりませんでしたm_ _m (出来てたら日本で最初だった?のに・・・あぁ~)
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉が身に染みました。(それ以来直しました^^;)
「LOOP」:レコーディング後半でほぼ徹夜状態の中創りました。僕が録音してる時今井さんが寝て、今井さんが録音してる時は僕が寝て・・の繰り返し・・・
「Somewhere Nowhere」:この曲も後半に「デタラメ野郎」のシンセを創ってる時(ガムラン風のシーケンスが出来たのですが)、その音を聴いた今井さんが「それかっこいいからこの曲に入れないでもう1曲創らない?」ってなったのです。
急遽二人で即興が始まりました。ここで聴こえる音ですが、ピアノは実は今井さんのギターシンセで、僕がノイズを出したのでした。(二人の立場が逆転してました^^)
そして急遽呼ばれた櫻井さんは即興であの詩を創り、1発で決めていかれました。(言葉とオケの間が絶妙で鳥肌が立ちました。)
初めて編曲者に名前を載せてもらえたのも嬉しかったです。(バクチクとしては異例だったと思われます。)
ゲストボーカルのISSAYさんとの打ち上げでの僕の失敗(?)やら、櫻井さんの「一緒に頑張ろう!」と言葉を貰った事など沢山思い出があるアルバムです。
メジャーとは何なのかが初めてわかり、より意識を高く持つようになっていくのでした。・・・つづく
Single『鼓動』/BUCK-TICK(1995年4月21日発売)
Album『Six/Nine』/BUCK-TICK(1995年5月15日発売)
参加楽曲
Single:全2曲参加
Single:全2曲参加
Album:全楽曲参加
横メモ
95年に入りすぐ、2年振りになる<BUCK-TICK>のアルバムレコーディングに参加しました。
今回は全曲に携わる事が出来ました。
僕への今井さんからのお題は、「ノイズ」と「アンビエント」だったと思います。
前年『HEADPHONE』を創った時にアンビエントの要素をかじったのですが、欲求不満の部分をこのアルバムで沢山解消しました。
(自分自身の作品より、人の作品の時のほうが能力が発揮出来るような気がします^^;)
レコーディングで覚えてる事・・・
前半は合宿して比較的余裕のスケジュールで録音をしました。
シングルになる曲とヒデさんの曲から録音し始めたと思います。
(終わった後は皆さんとよ~く呑んで話しての毎日^^)
後半になると状況が変わって、スタジオを3つくらい同時(恒例?)に平行して作業をしました。
今井さんはその頃もまだ曲を創り続けていました。
(でも終わった後は今井さんとよ~く呑んで話しての毎日^^)
曲について思い出される幾つか・・・
「鼓動」:バックに音程の無いノイズをず~っと入れてるのですが、録音してる時に偶然音程が鳴ったので(偶然をいかにキャッチ出来るかが大事!)それをいかしたら、聴いた今井さんが「そういうのを待ってた」と言って喜んでもらいました。
「楽園(祈り 希い)」:シングルヴァージョンはバンドアレンジなので、アルバムバージョンという事で、ヒデさんと二人でリミックスしました。セルフリミックスも楽しいものです。
「相変わらずの「アレ」のカタマリがのさばる反吐の底の吹き溜まり」:この曲は気に入ってるのですが、僕は後悔してる点がひとつあります。(のちに今井さんに謝りましたが^^;)
「ジャングルビートにしたい」と今井さんが言ったのです(当時出始めたばかりのリズムパターンです)。僕は知ったかぶりをしてしまったのです。
結果キックのアクセントが違うためそのようにはなりませんでしたm_ _m (出来てたら日本で最初だった?のに・・・あぁ~)
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉が身に染みました。(それ以来直しました^^;)
「LOOP」:レコーディング後半でほぼ徹夜状態の中創りました。僕が録音してる時今井さんが寝て、今井さんが録音してる時は僕が寝て・・の繰り返し・・・
「Somewhere Nowhere」:この曲も後半に「デタラメ野郎」のシンセを創ってる時(ガムラン風のシーケンスが出来たのですが)、その音を聴いた今井さんが「それかっこいいからこの曲に入れないでもう1曲創らない?」ってなったのです。
急遽二人で即興が始まりました。ここで聴こえる音ですが、ピアノは実は今井さんのギターシンセで、僕がノイズを出したのでした。(二人の立場が逆転してました^^)
そして急遽呼ばれた櫻井さんは即興であの詩を創り、1発で決めていかれました。(言葉とオケの間が絶妙で鳥肌が立ちました。)
初めて編曲者に名前を載せてもらえたのも嬉しかったです。(バクチクとしては異例だったと思われます。)
ゲストボーカルのISSAYさんとの打ち上げでの僕の失敗(?)やら、櫻井さんの「一緒に頑張ろう!」と言葉を貰った事など沢山思い出があるアルバムです。
メジャーとは何なのかが初めてわかり、より意識を高く持つようになっていくのでした。・・・つづく
意識を高く持つという事を途中で辞めたりしてはいけないなぁと思いました。
お話ありがとうございます。
改めて「SIX NINE」を聴いてみようと思いました。
これは横山さんの音かなぁ~っと思うとニヤけてしまいます(笑)
シッタカは後々恥ずかしい思いしますよねf^_^;
いつもいつも…何かを考えさせられる言葉があります…ね。
横山さん(のお仕事)って、依頼者の期待(望み)よりも上の世界で応えてて、相当なプレッシャーの中で自分自身の音のセンスを見極めなきゃだし、…頭良くないと出来ないし…改めて凄い方だなと思いました。尊敬しますわァ☆
たとえ、呑みで“失敗”があろぉ~とも。笑
こっから小声で。
タイトル『相変わらずの~』の“の”が抜けちゃってますよォ~。
今、鼓動 聴いてます。
音程の無いノイズが この曲の世界つくってますよね
(^-^)
でも、なんかしんみりしてきちゃった(苦笑)
よこちゃんのハッタリは、生命力でもあると思います(笑)
最近思うのですが、横ちゃんのファンを続ける事って、大変な事です。横ちゃんの係わった楽曲たちすべてを聴いてみたくなっちゃって・・・。う~ん、才能のありすぎる横ちゃんがにくいわ(笑)
特に素敵な経験って感じに受け取れました。
これだけ時間が経っても
その時の事を詳細にかけるって事が
とってもステキな経験に感じれて
とっても羨ましいです。
いつか私にも…っていつも受け身だなぁ
後で引っ張り出して聴いてみようっと♪
ヨコ録読んでると、やっぱり横ちゃんて凄いお方なんだわ~ぁってvv
(o≧▽≦)o
改めて思っちゃいましたv(^∀^)
即興で1曲出来上がっちゃうところなんて、カッコ良すぎですよ!