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日常と好きなものと母の自宅介護の極私的記録

鞘師をたずねて三千里 その2

2019-11-02 20:44:18 | 鞘師

【さあ、時は来た!Go for Resistance で、いざ出陣!】

 

9/26(木)に成田からユナイテッドの直行便で
デンバーへ。
今回の旅は飛行機での移動が多く
ロストバゲッジが怖いのと
5日間という短い日程なので
リュックひとつに最小限の荷物を積めて
空港へ向かいました。



リュックひとつだと本当に移動が楽。
ただ
誤算は初日の成田空港で起こりました。
チケットを発券すると
そこには「SSSS」の文字が!

噂には聞いていたのですが、
アメリカへ向かう飛行機では
テロ対策の要注意リストに名前がのってる人物、
もしくは
ランダムに選ばれた乗客に
厳しいセキュリティチェックと搭乗前再検査をするとの話。

ランダムといいつつ
単身で男子で預け入れ荷物もないとなると
怪しい…
おまえ怪しいやんけ!
厳しく取り締まっぞ!!
なんてネットの情報を読んだもんですから
最初から超ブルー。

セキュリティチェックへ向かい
厳しい検査を覚悟していたら

スルッといつものごとく通れて拍子抜け。

待て待て
落ち着けって
搭乗前にもう一度
厳しい厳しい
そりゃあ厳しい
バッグの中身を全部説明しなきゃならんような
犯罪者扱いの検査があるのねと
ドキがムネムネ

時間がきて搭乗口へ向かうと
こちらへどうぞと
入り口横のスペースへ促されます。

「ああついにきたな」と覚悟を決めると
なにやら小さい紙片を手にベタベタこすられ
荷物の中にも紙片をぺたぺたこすられ
んで、
その紙片を検査器にかけて
二三質問されたあと
いってらっしゃいませ。

ええええ?
これだけ!?

ものすごい拍子抜けでありました。

おそらく爆発物がないかの検査だと思うのですが、
そこまで厳しいものではなく
おとなしくしていれば
怖いものではありませんでした。


ホッとして機内へ搭乗。
真ん中の三列シートの通路側で
ラッキーなことに隣に人がいません。

787は新技術の機体で
機内乾燥と気圧が
健康に優しい設計になってます。

飛行機嫌いの私ですが
めちゃめちゃリラックスして
少し眠ることができました。


無事デンバーへ到着。
入国審査は外国からの旅行者が少ないのか
待つことなくスルッと完了。
外に出るといい気候で蒸し暑くも寒くもなく
内地の乾燥でほこりっぽい事以外は
過ごしやすい気温。

いくら乾燥やほこりっぽいというても
バイコヌールの超乾燥を体験してる身としては
全然過ごしやすかったです。

さっそく
ライトレイルという電車にのって
デンバーの中心地へ向かいます。


水を買おうとキオスクでお金を支払い
よしこれで準備は整い…
あれ?
その水、それ、買ったペットボトル頂戴よ…
え?なに?
なんか間違えた?いじめ?と焦ると
やおら店員のおっちゃんがニカっと笑い
「支払ってくれてありがとう。この水、俺にプレゼントしてくれるんやろ?」
とアメリカンジョークをかまされ大爆笑。
たぶん緊張していた私の顔を見て
和ませてくれたのかと
デンバーの印象がグッと親近感でした。



だだっ広い、これぞアメリカの大地という
延々何もねえ
多少飽きてくる風景を見ながら
揺られること40分。
終点ユニオン中央駅で
バスに乗り換えるため下車しました。

ホテルへ向かうバスを探しますが
市バスがどこから出ているかわからず
えーいままよと
警備のおっちゃんに拙い英語で聞くことに。
「地下にバスの駅があるんだよ」と
笑顔で教えてくれ、
これまたデンバーの優しさに触れました。

アメリカでバス移動は初めて。
乗客の生活感を感じ
車内から見る景色にいちいち感動しました。
ストップする時には
黄色のヒモ引っ張るシステムで
日本との違いが新鮮。

下車して明日のライブハウス目の前にある
モーテルタイプのホテルにチェックイン。

横にあるコンビニで夕食と水を買い
疲れはてて
朝までぐっすり。

いよいよ4年ぶりとなるベビメタは目の前。

次回へつづく

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