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ケイマン(987前期) with サラリーマン

注)この記事を参考に作業を行った場合の責任は当方は一切負いません。あくまで自己責任でお願いします。

新型ケイマン(981) 続

2013年06月28日 | ポルシェ
現在、検索エンジンで”新型ケイマン”で検索すると、
このブログが結構上位で出てくることに気づいて慌てて更新です。

このブログは987型ケイマン(しかも前期)中心のブログですが、
せっかく新型ケイマンに興味がある方が開いてくれた時に参考になるために、
私にわかる限り新型ケイマンのことを追記してみます。


新型ケイマンのスタイリングの特徴はいろいろあると思いますが、
私が受けた印象は、初代のデザインを土台にして、
前から見たところはポルシェらしさを薄め、
後ろから見たところはポルシェらしさを強めた印象です。

ここでポルシェらしさとは、ズバリどれだけ911に似ているかです!!
ただし単純に現行の991型911というわけではなく、歴代911のイメージの融合みたいなものです。


997型の造形を見てもわかるように、
ヘッドランプは丸型が911の象徴です。
これに対して981はヘッドランプを丸をベースにしたものではなく、
縦長の角っぽいものにしています。このためフロントから見たポルシェっぽさは薄れています。


逆にリアは初代のケイマンがリアウインドーの下に折れがありましたが、
911はここはなだらかに一度も逆アールを描くことなく落ちていくのが911っぽいポイント。
ここは新型は逆Rがなくなり911に近くなってます。
これでもっとリアウインドーが小さくってウインドーから下の長さが長くなって、
ルーバーが付いてるともっと911ぽいんですが。



初代のスタイリング上、リアの逆Rは特徴にはなったが、
決して格好の良いものではなかったというのがポルシェの判断でしょう。
(ここに逆Rが入るのは、ポルシェのモデルでは初代ケイマン以外にない)
もしかしたらここもケイマンとボクスターを一緒に企画した為に、
ケイマンをよりポルシェらしいリアにできるように考慮したのかもしれません。

カッコ悪かったところをポルシェっぽく改善し、
そのままだと911に似すぎるので、フロントを911っぽくないイメージにし、
ブランドイメージの継続と、独自のスタイリングの両立を狙った
と言い換えることもできます。


個人的には初代のフロントに、新型の後ろがかっこいいと思いますが、
それは要は911的な格好が好きというだけでしょう。



続きまして重量のまとめです。
ケイマンスタンダードMT  1360kg
PDK 1390kg
ケイマンS MT 1370kg
PDK 1400kg

これはMTは987型の登場時の重量とほぼ同じです。
つまり、モデルライフ6年間で徐々に重くなっていた重量を元に戻したといえます。
こうなると俄然ケイマンRに期待がかかるところです。

987型のケイマンRは1340kgでした。
これは元になったケイマンSから55kgの軽量化になっています。

ということは981でケイマンRが出たら、1315kgぐらいになることが期待されます。

しかし、987の時と同じメニューでは55kgの軽量化はできません。
なぜなら、987型の時に大きな軽量化ネタの一つだった
ドアのアルミ化(これだけで987型の時は14kgの軽量化)をもう標準型で織り込んでしまっているからです。
ポルシェには量産車用に新たな軽量化ネタの開発をぜひして欲しいものです。

またオプションですが、つけたいものは付ければいいと思います。
ただ、中古車探しをついこないだやった経験から言うと、
PCCB以外は下取り価格に大きな影響はないと思います。
売っている価格に大きな差がなかったので、買取価格も変わらないかと・・・・。



で、新型ケイマン最終的お買い得なのか、いなか。

まず600円台のスポーツカーとしてどうか。
間違いないのは旧型と同じようにおすすめだということです。
いま新車で変えるスポーツカーとしては、旧型と同じ方向(性格)で各部が最新化されているので、

では旧型との比較で中古のケイマンを買うことに対して、
新型を新車で買うことは値段差以上のメリットがあるのかというと、
私としては中古の987を選びます!!!
(まあもう選んじゃったんですが)

キャラもおんなじだし、
そのキャラクターの線上で上か下かって考えを持ち出すと、
ケイマン<オプションてんこ盛りのケイマン<ケイマンS
<オプションてんこ盛りのケイマンS<カレラ<カレラS<GT3<GT2<918・・・・・・

というポルシェ無限地獄にはまってしまいます。

なので、私は987の中古で足るを知り、
このクルマを極めることに専念したい次第。


また軽量化のベースとしては、
旧型の方が織り込んでいる軽量化案件が少ない分、これからの軽量化はやりやすいと思います。
(あと年式が古い分気持ち的にもいじりやすい)



さて、本当はここのブログを見に来た方は、
ケイマンの新型が納入された方の感想などが聞きたかったかと思いますが、
そのご期待には答えられません。

このブログは987型ケイマンの軽量化に取り組むブログです。
それに加えて、ポルシェを中心に自動車についてのコラムを記載しておりますので、
ぜひほかの記事もお読みください!!

ではまた次回からは、987の記事に戻ります。


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