乾燥した北風が吹いています。湿度30% 風速4m/s前後です。
昨日22時より、パソコンからのデータ転送がうまくいかずにご迷惑をおかけしました。
観測自体は行われていますので、昨日のデータを手動UPしましたので、ご覧になれます。
今朝ほど茨城県沖でM5の地震が発生した(市川では無感)ようですが、これに先行するはっきりとした前兆は捉えていないようです。「それでは再現性がないではないか」と問われるとその通りですが、天気予報でも降水確率といった確率表現を使うように、地震予知でも不確定な要素はついてまわりますので、将来的には確率予報になっていくと思われます。
4日の波形のピーク時間は詳しくは分かりませんが、午前10時40分ごろにも見えました。そのピーク時から本日(5日)未明のAM1;41の福島沖M4.1の地震までは約15時間です。また午前中の茨城沖M5.0までは約23.5時間くらいでしょうか。関連がないかもしれませんが念のため推定させていただきました。
授業準備の合間に,本当にご苦労様です.教育関連の法律がさらに増え,教育現場はますますお忙しくなることでしょう.サイト運営も大切ですが,ご自愛くださいますようお願い申し上げます.
#今年の風邪は長引きます.
さて.
>天気予報でも降水確率といった確率表現を使うように、
>地震予知でも不確定な要素はついてまわりますので、
>将来的には確率予報になっていくと思われます。
同意です.
ただ,お仕事を増やして恐縮ですし,私も暇ではないため系統的に見てもいないもので好き勝手を言って申し訳ないのですが,「確率」にお逃げになる前に,
マグニチュード以外にも地震のメカニズムや発生場所(プレート境界なのかスラブ内なのか,プレート上面か下面か)
と受信電波強度との関連をお調べになってみてはいかがでしょう.
すでになさっておられましたらご容赦ください.
なお,衆知の通り,Hi-netトップページの深さ情報は速報値であるうえに海域ですから深さ情報は全く当てになりませんので,お手数ですが(気象庁)再震源決定後のデータをご利用ください.
#Hi-netのOBSは相模湾にしかないですし.
#千葉県南東沖にはJMAのOBSが並んでますから,
#気象庁再震源決定後のデータが一番精度いいでしょうね
また,HarvardCMT解は12km以浅の地震はすべて12kmに押しつけてしまっていますのでご注意ください(それより深いものは大丈夫です).
長文失礼しました.
ps.規約読みました(笑)
コメントありがとうございます。
いろいろな方が見方のヒントを書いていただくのがこのブログの良いところであると思います。
今後ともいろいろご意見およせください。
>>みずアメさん
CMT解についてご存知ということは、地震関係の研究のお仕事をされている方でしょうか?
さて、「マグニチュード以外にも地震のメカニズムや発生場所と受信強度について考察せよ」というご指摘でした。これを行うには多点観測でのデータ集積がまだまだの段階だというのが本音です。
センターだよりNo11に出現波形と茨城沖近辺の地震との関連についてレポートしていますが、これについてもまだ確定的なことを言えずにいるような研究段階です。 確率を持ち出しているのは逃げの姿勢ではなく、対外的な成果を求められる場合があるので、そのためには「定義」に基づいた確率の議論が必要ですという意味においてであります。これについてはセンターだよりN012に関連記事があります。
またネット部の中では受信強度やWave formによる地震予測の活動も行っていますので、よろしければご加入ください。
日曜日からご苦労様です.
せっかく長々と書いたのがエラー80とやらで消えてしまいましたので,簡潔に(^^;申し上げます.
>これを行うには多点観測でのデータ集積がまだまだの段階だというのが本音です。
観測点が多い方が,観測点特性を弱めるor消せるのは分かりますが,まあ,とりあえず,1点で,様子見の「リサーチ」をなされてみてもいかがでしょうか.
発生場所までやると大変でしたら,たとえば深さ依存性だけでもどうでしょう.
とはいえ,先生のお仕事を増やすだけですので,一提案にとどめておきます.
>確率を持ち出しているのは逃げの姿勢ではなく、対外的な成果を求められる場合があるので
なるほど~分かりました.いろいろ大変なのですね.本当にご苦労様です.
若干失礼なことを申し上げたようで,お気を悪くされておりましたらどうかご容赦ください.
>そのためには「定義」に基づいた確率の議論が必要ですという意味においてであります。
はい,まったく先生の仰るとおりだと思います.
その他,これからご指摘を頂いたぶんのセンターだよりを拝見させていただきます.
レスしていただきありがとうございました.
どのようなご意見に対しても「気を悪くする」ということはありませんのでご安心下さい。その中には真摯に受け止めるべき事柄があると考えるからです。
ただ誤解があるとすれば、時間の許す限りご説明することは必要と考えていますし、それはプロジェクトを統括するものとしての責務と考えています。
今後ともよろしくおつきあい下さい。