ちきうの気持ち

行徳地震前兆観測プロジェクトがお届けする,観測のメンテナンス情報とエッセイ風読み物です。

Es発生

2007-04-26 00:12:27 | Weblog
本日4月25日午後、かなり強いEs(スポラディックE層)を観測しました。NICTのイオノグラム(電離圏イベント履歴など)でご確認いただけます。

Esは春先から秋にかけて発生する現象で、今年に入ってからは最大級のものと思われます。fxEs(E層臨界周波数)は沖縄で17:30に17.7MHz、鹿児島で14:45に16.8MHz、東京で18:00に12.5MHzでした。


全チャンネルにおける高レベル値

2007-04-22 23:37:43 | Weblog
4月20日18時から、北方向アンテナなどを中心にレベルが上がり、21日、本日22日と、高いレベルが継続しています。

日本海側に発達した低気圧があり、東北から九州にかけて強い風が吹いている状況です。対流圏での擾乱による電波パターンという見方が一つできるかもしれません。

しかしながら、過去にも同様の気象パターンがあったにもかかわらず、このような高いレベルが継続している状況は珍しいと思われます。グラフの見方にも掲載していますが、

   ★その他次の場合も注意を要すると考えられます。
       ⇒深夜に比較的高いレベルが現れた場合
       ⇒異常に長時間にわたって比較的高いレベルが続く場合
       ⇒普段みられないような異様な形状の波形が現れた場合

この基準に従いますと、今後2~3日の様子変化に注視したいと思います。

4月5日からの電波データ停止について

2007-04-08 08:55:20 | Weblog
4月5日1時頃より、行徳高校観測点のデータ更新が停止しております。気象系・流星電波観測系は正常なことから、電波観測データのソフトウエアの停止が予測されます。

対応(システムの再起動)については月曜以降になろうかと思います。ご迷惑をおかけしますが、しばらくお待ち下さい。


4月4日

2007-04-04 19:01:20 | Weblog
本日16時から19時にかけて、発達した低気圧の通過に伴い、激しい雷雨となりました。その影響が電波観測に現れています。データを見る際にはご注意下さい。