ちきうの気持ち

行徳地震前兆観測プロジェクトがお届けする,観測のメンテナンス情報とエッセイ風読み物です。

9月26日23時~27日18時までの波形

2006-09-28 00:22:04 | Weblog
26日23時~27日18時までの波形については、発達した低気圧通過による雷雨によるものです。気象擾乱に関しては、東京電力雷情報のほか、行徳高校での気象観測・HRO(流星電波観測)、環境電磁波観測のレベルでもご確認いただけます。

環境電磁波計測においては、電場強度の強さをV/mの単位で計測しています。例えば27日のグラフを見ると、電場強度が強かった時間帯がおわかりいただけるかと思います。

台風および草刈

2006-09-26 19:02:17 | Weblog
9月18日にコメントした擾乱についてですが、相関のある地震はみとめられないため、台風が原因による伝搬異常である可能性が高いと思われます。

また、9月25日および26日における早朝5時ころから7時ころにかけての無指向アンテナ(青)などの波形は、草刈の影響であることが、観測点の行徳高校との連絡により確認しました。

草刈の波形および出現時間帯(朝5時から)は特徴的なので、見慣れた方はおわかりになるかと思います。

深夜の持続した高いレベル

2006-09-19 07:01:07 | Weblog
9月18日、九州に竜巻の被害などをもたらして台風13号は日本海を進み、北海道へと向かっています。

昨日18時以降から、全チャンネルでレベルが上昇しています。風が弱まっている現在も北の高いレベルは継続しています。過去にも台風通過以降に一部のチャンネルで高いレベルを記録したことがありますが、台風の影響による対流圏~電離圏の異常伝搬が考えられます。

ただ、今回は全チャンネルの継続した異常を検知しているので、低気圧の大地に対するストレス状態の変化、そしてそのトリガーによる地震発生などの可能性も含め2~3日、注視したいと思います。 何もなければ、台風の影響による上空擾乱の例としてセンターだよりにまとめたいと思います。

断続した小雨・霧雨

2006-09-13 07:00:58 | Weblog
断続した小雨・霧雨が昨日朝から続いています。南をのぞく各方向アンテナの反応もそれを受けている波形と判断します。

南方向だけ触れないのは、アンテナか伝送系に不具合(例えば接点に水漏れ)などの要因が考えられます。晴れて乾燥すれば自然復旧すると思われます。

環境電磁波観測は、雷の影響で停止している模様です。

気象観測、環境電磁波観測 復旧

2006-09-02 17:18:44 | Weblog
行徳高校内に設置されている気象観測システムのメンテナンスを行い、8月17日以来停止していました観測を再開しました。

RS-232C経由で取り込むデータに原因不明の通信不良があったのでUSB接続に系統を変更し、通信の復旧を確認しました。

また、環境電磁波観測が停止していましたのでシステム手動再起動で復旧いたしました。