12/31 千葉県南東沖前兆

本日、千葉県南東沖にて地震がありました。7時49分M4.1　8時30分M4.9。

この地震に先行して、南・東方向アンテナで深夜～早朝にかけての針状波形が出現していました。　センターだより30号に追加事例として掲載しました。

本年も、当サイトをご利用いただき、ありがとうございました。

センターだより35号（F-net監視による地震前兆現象検出）

本日、センターだより35号を刊行いたしました。

独立行政法人　防災科学技術研究所殿より提供されているF-net（広帯域地震観測網）のデータを使って、地震前兆となるシグナルを捕らえられないかという試みです。　計算は7月15日から公開されていましたが、ある程度、成果や見通しが見えてきましたので、ここに公表することといたします。

多数の方のモニタリングで、地震前兆パターンを読み解くツールとして使用いただければと思います。　

発達した低気圧通過

関東南岸を低気圧が通過中です。この影響により、行徳高校観測点においても本日から明日にかけて荒れた天気になりますので、データを見る際には注意をお願いします。例えば26日8時頃および20時以降は強い降雨の影響が出ています。

太陽フレアの発生

本日11時半頃（世界標準時2時半）、大規模な太陽フレアが発生し、本校電波観測および流星電波観測でもその信号を確認いたしました。

全国のHRO観測ならびに平磯の太陽電波観測のサイトでもご確認いただけます。
グラフを見る際には、ご注意ください。

南・東波形など

南アンテナ　東アンテナで　昨夜頃より深夜の波形が出現しております。また　北アンテナ・無指向アンテナでも　充放電カーブが出現しましたのでやや注視したいと思います。

地表面振動が大気重力波を励起しているのではないかといった事例や
電離層擾乱と地震との関連についてのリンクをのせたセンターだよりNo33
を刊行しましたのでご覧下さい。

三宅島HRO ファイルサイズグラフ

三宅島観測点　HROのファイルサイズ（ノイズの推移）を掲載いたしました。
こちらです。

トップページや流星電波観測などからもリンクしています。
不定期に更新します。


12月8日未明から高くなり、現在は小康状態になりつつあるようです。
雷雨などは確認されてないようです。

松戸観測点データアップ

松戸観測点のデータアップですが、現在のところ、ほぼ一日遅れでアーカイブしております。

データの保管場所はこちら　です。

また12月の最新HROの閲覧はこちら　です。月ごとにURLは変わりますが、こちらからもアクセスできます。

なお、ブログの背景についても変更してみました。

HROのデータ整理とレポート

HROのデータアーカイブを行いました。
三宅島、松戸観測点のHROデータの置き場所が変更となりましたので
ご注意ください。
詳しくは、流星観測ページの項目３をご覧ください。

また、11月29日に起きました三宅島観測点直下M1.8に先行すると思われる地震前兆HROノイズを捕らえましたので報告します。

今回の報告は、三宅島観測点の観測者の方から報告いただいたものを整理しました。ありがとうございました。