9/29 台風接近

当ブログでは、後にデータを振り返る時の参考として、気象状況を書くことがあります。

本日、行徳の天候は午後より雨。明日未明～午前にかけて台風21号が接近し、雨・風ともに強くなる予想が出ています。上陸する台風としては今年8個目になるそうですね。
地球が温暖化すると台風の勢力も大きくなるという試算もでているようですね。

http://www.asahi.com/science/update/0927/002.html

本日（9/28）朝 草刈実施

行徳高校中庭にて、本日朝より草刈が実施されています。
無指向アンテナを中心に　高いレベルの波形が出ますが、地震前兆とは関連ありません。
（観測地点近くで草刈機（肩かけ型）が作動するとき、ホワイトノイズを出し、電波観測に影響を
与えていることがわかっています。）

新たな観測点

みなさん、こんにちは。
今回、新たに　群馬県太田市および静岡県清水市に観測点を設置いたしました。
電波観測のグラフについては以下の協力サイトでみることができます。
http://eq.nazarite.jp/anywhere.php
http://earthq.system-canvas.com/

特に清水観測点は東海地震の震源域であり、地震予知関連の生の観測データを
リアルタイムで提供している唯一のサイトということになります。

何が異常かということは、毎日のデータをじっくり観察することから始まります。
”前兆現象の後だし”は　防災には全く意味をなしません。
そういった意味でも、本校自然科学部の方針はあくまで生データの全面即時公開であります。

今後ともよろしくお願いいたします。　また設置に関して関係者・協力者・ボランティアさんのご尽力にこの場を借りて感謝申し上げます。

雷雨ありました

本日20-21時にかけて、寒冷前線通過に伴う激しい雷雨を観測しました。
地震前兆電波観測、流星電波観測、環境電磁波観測でその影響が出ております。
グラフを読む際はご注意ください。

本日強風のためギザギザ波形

本日、5～10m/s程度の南西の風が吹いていたため、各方向アンテナでギザギザ波形が現れています。ご注意ください。

ところで、ニュースにもありましたが、アンケート調査によれば小学生の４割が天動説を信じていたという話です。気象衛星で雲画像が送られる今日ですが、意外な教育の盲点ですね。もちろん教育課程の中で扱う必要があるのでしょうが、その他にも日常生活から類推して様々なことを学んでいくという力が総じて落ちてしまっているのかもしれません。

本日のおすすめサイト

本日のおすすめサイトです。時間がある時、少しずつご紹介していきます。
JSTバーチャル科学館｜地球ガイド
Flashを使ってわかりやすく、地球の位置や物質構成などを解説してくれています。

残念なデータの後出し

予兆の電磁波観測　中部大・畑教授　紀伊半島沖地震の６日前（中日新聞）

という記事があったようです。同じ電磁波観測の研究グループとして心強いものです。
さらなる研究発展を期待したいところです。

ただ、残念なのは、学会発表などでもよくあることですが、今回も、いわゆる「データあるいは異常の後出し」です。リアルタイムで多くの目で検証してこそ、それが通常にない異常かどうかが識別可能になります。

これは東海地震前におこるとされる歪計測データにも言えることですね。専門家だけが見ていてわかる異常をいきなり「異常が出ました」と発表されても市民は判断に困るというわけです。地震予測情報は社会的な影響もあるでしょうから出し方については検討を要すと思うのですが、生のデータは閲覧可能にぜひしていただきたいと今回も感じました。　大震災級地震後に「実は前兆があった」というのはもう御免という気がしています。

インターネットで情報流通が便利になった現在です。「実は異常があった」との事後報告時代はそろそろ終わりにしたいものです。

500KHz テスト観測開始

500KHzの周波数帯でのノイズ観測を試験的に開始しました。（9/13夜より）
観測機材や観測目的などはまた後日、ご紹介したいと思います。
システムとしては不完全なものなのですが、とりあえずデータを取って様子を見ています。

本日一部システム停止

本日　9/12　地震前兆電波観測および流星電波観測が14時～20時に中断していました。
ＦＴＰ転送エラーでしたが、手動にて復帰しました。ご迷惑をお詫びします。
　　9/12　20：30

昨日9/9 雷

昨日9/9　22時～24時にかけての無指向型アンテナの電波レベルは、上空にあった雷によるものです。