ちきうの気持ち

行徳地震前兆観測プロジェクトがお届けする,観測のメンテナンス情報とエッセイ風読み物です。

7月17日(日) 18:30

2005-07-17 18:40:14 | Weblog
本日も蒸し暑い一日となりました。本格的な夏の到来を感じます。
本日、特に目立った波形はありません。昼間の時間帯の南・東アンテナのノイズについては通常出現のものですので、気にするレベルではないかと思います。

さて、昨日、地震前兆電子量観測の管理人さんと情報交換をいたしました。行徳高校自然科学部の立場では、この観測方法についての評価やコメントというのはまだ申し上げられる段階ではありません。昨日の情報交換では、本校の観測機器の見学をしていただき、前兆電子量観測さんの機器についての簡単な説明を受けたり、情報発信のあり方などについて管理人さんと雑駁なお話をさせていただきました。管理人さんもお忙しい中、ありがとうございました。

装置自体については、行徳高校内に追加設置し本校データとの相関をとってみることや観測装置の実物を本校に持ち込んで頂き、詳しい装置説明を聞かせていただき、観測もしてみる等の案が出ました。今後の進捗状況についてもまたおいおいこちらのブログでふれていきたいと思います。

装置の中味の情報提供については地震前兆電子量観測者側さんのポリシーによるところが大きいのですが、私どもとしては科学的検証が第三者でできるよう、お願いした次第です。

本校では、大阪大学の環境電磁波観測・東海大学のハムスター観測など連携可能な団体との共同研究などを推進してまいりました。その他に観測情報の交換をくるぞー・植物電位・北大さんなどと随時行っております。 現在、地震予知の決定的切り札がないため、いろいろな方式の研究成果を共有したり議論できる環境というのが必要だと個人的に考えています。 前兆電子量観測さんとの交流もそういったものの一環ととらえていただければ幸いです。