ちきうの気持ち

行徳地震前兆観測プロジェクトがお届けする,観測のメンテナンス情報とエッセイ風読み物です。

2月6日(日)

2005-02-06 08:35:15 | Weblog


穏やかに晴れた日曜日です。現在は雲ひとつありません。
清水観測点のデータが転送されていません。この観測点でのFTPはたまに停止してしまいますが、観測自体は行われている模様です。現地のスタッフの方に手動復旧をお願いしました。

さて、昨日、PISCOさんの講演会を横浜まで聴きにいきました。PISCOさんにおいてもイオン測定の多点観測を計画中とのこと。さまざまな観測手段で多地点観測が行われることはうれしいです。データの公開についてもぜひお願いしたい旨を伝えました。PISCOさんではイオン濃度の情報を出すことによる社会的混乱を心配されているようでしたが、予測情報を加えず、純粋に生のデータだけの提供でしたら、クレームが来ることもないし、その生データが社会的混乱を与えることはないと思われます。(実際に行徳がそうですし)

国内には様々な地震予知関連の観測グループがありますが、観測の生データ(予測情報ではなく)の公開が決定的な地震予知精度(一般市民がその生データを見て予知3要素を確実に予想する)につながるグループはまだないと考えます。