モーツァルト
交響曲第39番変ホ長調 K.543
ウォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団
(ザルツブルク音楽祭 1983年8月10日)
第1楽章 00:05~ 第2楽章 11:20~ 第3楽章 19:35~ 第4楽章 23:40~
モーツアルトの交響曲の最高傑作の一つで、これを超えるのは第41番か第38番ではないでしょうか。木管楽器群はオーボエを抜いた、クラリネット、フルート、ファゴットという珍しい編成の交響曲です。
当時、クラリネットは最新の楽器でしたが、モーツアルトはこの楽器をたいへん好きだったようです。いくつかのピアノ協奏曲(第22番、23番、24番等)にも使われていますが、いずれもたいへん素晴らしい協奏曲です。晩年には、クラリネット五重奏曲やクラリネット協奏曲も作曲しています。
映画「アマデウス」の中で、悪ふざけの下品なモーツアルトが作曲した「グラン・パルティータ(セレナーデ第10番)」の1節(第3楽章の20:35秒~)のクラリネットソロに、サリエリが感涙する場面は印象的でした。
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