国立国会図書館の「遠隔複写サービス」を使ってみた。
4月13日の「国立国会図書館で過去問集(複写)を入手する。」の記事で予告しましたが、試しに「遠隔複写サービス」を使ってみました。
超かんたん!こんないいサービスがあるなら、態々(わざわざ・・1級頻出です)1日仕事で複写してくるんじゃなかった(´・ω・`) ・・・とは思いません。国立国会図書館はすごく面白そうなので今後も行きます!
以下は、国立国会図書館の利用者登録をしていて「登録利用者ID」を持っていることを前提の説明です。
まず、国立国会図書館のホームページ上段の「オンラインサービス」の「蔵書検索」から、NDL-OPAC(国立国会図書館 蔵書検索・申込システム)に入り、ログインします。
例を平成22年度分として、その「請求記号Y54-J3856」をキーワードにインプットし検索を押すと、書誌情報が出てきます。
書誌情報の「所蔵確認/各種申込み」(上の画像で猫の手が指し示している)「全ての資料を表示する」をクリックします。すると、所蔵詳細が出てきます。
オレンジ色の「申込み 複写」をクリックします。複写申込の入力画面になります。
遠隔複写サービスの案内、利用についての注意説明を読み、利用についての同意と利用目的をチェックし、「サービスの受け取り方法」に選択します。
クリーム色の入力画面に「論文名」「著者」「掲載ページ」を記入し、登録を押すと、
ラス前の画面となり、申込確定を押すと、完了です。あっけないですよ。
申し込んだのを忘れていた、ちょうど1週間後に到着しました。まあ早いほうでしょう。
一度に受付可能な件数は30「件」とあります。1級のみで各1回ごとに本文4頁、別冊解答で2頁を要します。到着した複写は、見開きの2頁分が(当然ですが・・)1枚に仕上がって送付されます。問題が2枚、解答が1枚ということです。その1枚(2頁分)は24円、漢検協会さんごめん、各回72円ですよ。
「可能な件数」=「指定できる頁数」だとすると、2年度・6回分を一度に受付できませんが、「枚数」なら3年度分・9回分を申込みできますね。その辺り説明を読んでもよくわかりません。一挙に20年分の複写申込みは難しいかもしれませんね。
複写そのものは250円にも満たない金額ですが、発送事務手数料と送料が290円ほど上乗せされますが、遠隔地の方や出不精な方には便利でしょう。
しかもこんなに便利なのに、料金は後納です。・・・・・日本っていいですね。
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