ごんちゃん is sleeping
ごんちゃんとはちょっと変わった形で出会った。昨年12月24日に我が家の玄関前に行き倒れていたのだ。上目づかいで力なく「・・たすけて・・おなかすいた」と訴えていた。一見してのらねこでないと分かった。
我が家はオートロック方式のマンションの4階である。ねこが4階まで上がれるだろうか、という疑問がある。しかし、保護したのは夕方近くであったが、午前中、マンション周辺をうろついていた、との住人の目撃証言があり、誰かが玄関先に放置したとは考えにくい。たぶん、4匹のねこの匂いを嗅ぎつけて上がってきたのではないか。
そのうち「迷い猫さがしてます」ポスターが貼られるだろう、とたかをくくって、「名無しのゴンベイ」「ゴン太・ごんちゃん」とした。この子は稀にみるフレンドリーさで、あっという間にカミさんの心をとりこにしてしまった。
翌日、健康診断につれて行った。手足が太くからだも大きいので、てっきり成猫と思っていたが、先生の見立ては「生後7ヶ月ほど」という。・・・まもなく1才の誕生日であろうか。「4匹も5匹もたいして変わらない」とも思ったが、やはり5匹は4匹より一層にぎやかである。
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