鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

こんなもの買ってしまった。  あおによし

2024年06月26日 | 模型車両

こんなものを買ってしまいました。

 

銀色の箱に入っています。

 

電車の4両編成です。

 

蓋を開けると、取扱注意事項が。

 

これです。 まあ、タイトルに「あおによし」を書いているので、勿体ぶることはないのですが、買いました。

 

この電車作りがとても綺麗なのです。 エンドウの製品ですが、キッズランドのショーケースに並んでいる姿がとても綺麗。 あまりにも高価なので、その時はそのまま帰ったのですが、お金の工面がつきそうだと思った途端に、売れてしまったらどうしようと、再びキッズランドに行って買ったのでした。

 

レイアウトの上に置いても綺麗。 なにせ、こんな高価な模型を触ったことがないので、自分のものとは言えども、白い手袋をしたいぐらいです。

問題は、通過可能曲線半径が700mmぐらいと大きい。 私のレイアウトは外周で550mmです。それにポイントがあり、通過できません。

 

大したSカーブではないけれど、確実に脱線します。 

でも、 このポイントを曲がらずに反対方向に走らせると、エンドレスを周回できることが判明。

 

走らせると室内灯がついて綺麗なのです。

 

綺麗でしょう、 走らせると室内灯がついてテーブルランプも点いている様に見えるしとても素晴らしい。

でもね、止まると真っ暗になるんです。 まあ、仕方がないけれど。

 

外観は素晴らしいけれど裏を見たら驚きました。 まるで100年前の模型ではないか!  100年は大袈裟でも、集電は片側台車だけ。 両側の車輪で集電するようになっていない。 そしてピカピカのメッキ車輪で、こんな車輪本物で見たことがない。 台車は回転範囲が狭いし、これでは少しきついカーブでは曲がれないのは当然だ。

ちなみに、ヨーロッパの模型は大型の24m級の電車でも半径420mmは曲がれます。 それが模型としての必要条件だからで。大きなレイアウトでもトンネルの中などでR420を使うことがあるからです。 まして家庭で走らせるのにはR420は必須の性能です。 まあ、それは良いとして、片側集電では、やはりライトがちらつく。

と、文句を言っていますが、いつもなら文句を言わずに改造するのですが、なにせ高価なのとあまりにも綺麗なので改造などもってのほかです。

そして、停止した時に室内灯が消えてせっかくの良く出来た室内が見えなくなるのでDCCにしたいけれど、8ピンすらついていない。 まあこれが日本模型のレベルなので仕方がないけれど、外観はとても綺麗だ。

 

文句を言いながら、走らせて美しさを楽しんでいます。 逆方向は脱線するんですけれども、この方向だけはちゃんと走る。

 

あらためて、この模様。 正倉院の聖武天皇の琵琶の模様だろう。 螺鈿の模様が美しく再現されています。

これを見て、大金を支払ってまで買う気になったのです。 

そして、これを日本橋のキッズランドの店員がショーケースから出して梱包していた時に、若い女性二人がbeautifulと言いながら見ていました。 キッズランドの模型売り場に若い女性が二人だけでいるも不思議なので「どこの国?」と聞いたのです。 2人は被り物をしていたのでイスラム系の人だと思ったからです。 すると「インドネシア」、ならば「ジャカルタか?」、「そうです」 もちろん英語で、まあ簡単な英語ですけれど。

 

大きなあおによしの包みを担いでキッズランドの階段を降りたら、下に先ほどの2人がいました、 顔を見て手を振ってくれたので、記念写真です。

10代だと思います。 若い子は明るいし気さくだ、初めて会ってこの調子で、あおによしを見るたびにこの人たちのことを思い出すかも知れません。

 

 

 


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