鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

DCCについて  その2

2024年03月04日 | 模型車両

DCCについての続きです。 ライト関係の話です。

DCCではヘッドライトを停止している時でも点灯できる。

点灯させた時に、一気に点灯せずにだんだん明るくなるようなディンマーという設定がある。 消灯する時も同様にだんだん暗くなって消える。

これは感じが良いです。 蒸気機関車のヘッドライトが消灯状態からスイッチを入れると、だんだん明るくなって行く。 たまりません。

この前照灯がジワーと明るくなって行くのです。 そして停止状態でも点灯している。 これが格好良いし写真撮りにも好都合です。

ヘッドライトをつけた時に、単行ならテールライトもつけますが、客車牽引ではテールライトを消す。 そんなことも簡単にできますし、アメリカ型ではマーカーライトなどの操作もできます。 

また、運転室のライトや、速度計などの機器の照明の操作もできます。

運転室ライトの点灯

 

運転室ライトを消灯して、メーターライトの点灯

 

点検用の動輪照明ライトを点灯したところ。 明るい部屋で撮影したのでわかりにくいが、動輪の上の方が照らされているのがわかる。

 

ライトではないけれど、蒸気機関車の釜に火が入っている状態を赤いライトでチラチラと点灯させて石炭をくべているように見せている。 これも灯きっぱなしではなく、消すと蓋を閉めたように感じる。

 

思いっきり安価なメルクリン入門セットの機関車。 屋根の上の警告灯が点滅しているが、もちろんこれもディジタルで点灯、消灯をすることができる。

 

なお、電車編成物では、先頭と後部車両にそれぞれヘッドライトやテールライトがあるので、走らせるためのデコーダー以外に、ライト用のデコーダーを積む必要がある。

DCCの完成車両なら編成物でもライト系の配線ができているが、自分でDCCに改造する際には先頭車にこのような、カトーのライト用のデコーダーを積まなければならない。 小型なので安価であるが、元々のDCの配線をこれに合わせて変更する必要がある。

 

改造済み。 停止状態でライト類が点灯している。

 

メルクリン先頭車のヘッドライト切り替え装置。 デコーダーを使っていない。 車輪の回転方向で切り替えるが、単なるこの金属板の接触だけで切り替えるのではなく、電子スイッチ回路が付いていて確実に切り替える。 従って停止時にも確実に点灯している。 なお、この車両は絶縁車輪を使用して2線式に改造している。

 

ライトの制御ができるのは動力車だけではありません、客車もDCCにすると室内灯のON、OFFができる。 営業運転中は点灯させておいて、回送やヤードでは消しておくなど。

 

つづく

コメント (3)
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