ノイシュヴァンシュタイン城に行った翌日、ぎっくり腰が痛い。モデルバーンの木村社長に言うと、ホテルのプールにあるサウナに行くと良い、水着は私のものを貸すからとのこと。 何回も海外旅行に来ている人はホテルのプールのために水着を持ってきているのだ。
友人は私の勧めでビュルツブルグのマリエンベルグ要塞とレントゲンの研究室に行った。 他の人たちも皆んな何処かに出かけて、私は一人でプールに行った。 結構大きい室内プールだ。 その横にサウナ室があった。
サウナに入ると、先に入っていた人が水着を脱げと言う。 外に帽子のハンガーのようなものがあるので、そこに水着をかけてスッポンポンでサウナに入れと言う。 その人もそうしている。 ということで裸でサウナに入り、プールサイドでは水着で過ごした。
プールは混浴というか男女一緒なのは当たり前だが、サウナはどうかと言うとやはり混浴だ。 と言うことは女も水着を脱ぐのだ。
プールサイドにいると女性がサウナに向かっていった。 そして入るかと思いきや、室外に出るドアから出ていった。 横の人が外にもサウナがあるんだと言った。 女性は外のサウナに行ったのでした。 残念?
後日、日本に帰ってから木村社長にこの事を言うと、たしかにサウナで女性もスッポンポンで入ってきて、人が寝ている上を跨いでいかれたこともあると言っていた。 へ〜 そうなんだ、。
さて、このプールサイドにビーチチェアが並べてあって、横に小さなテーブルがある。ボーイに飲み物を注文してサイドテーブルに置いてチェアに寝転んでいると、ものすごく豪華な気分になる。 ドイツのミュンヘンのホテルでセレブになった気分である。 海外で必死になって観光地を回るだけが旅行ではないなと思った。
隣のビーチチェアにイタリア人が居た。 話しかけてきたので腰が痛いのでここに寝転んでいると言ったら、このプールの隅にマッサージルームがある。 ここのマッサージはうまいからやってもらったらとの事。 海外でのマッサージは話の種にもなりそうなのでやってもらおうと思ったが、昨日ぎっくり腰をやったところなので、今日腰を揉んでもらうのは怖い。 悪化したらどうしようと思って、マッサージは止めた。
午後、友人が帰ってきた。マリエンベルグ要塞は寒くて居ていられないとさっさと帰ってきたのだが、ノイシュヴァンシュタインの方が寒かったと思うのだが、一人だと寒く感じるのかもしれない。
そして、二人でミュンヘンの街に繰り出した。
うろうろしていると、ツアー仲間のKさんとばったり逢った。
そこで、一緒に夕食という事でカールスプラッツ近くの店に入った。
Kさんは少しドイツ語が話せて、今日はバイオリンを作っている村があるので一人でそこに行って来たそうだ。 かなりのお年なのに元気だ。 ドイツ語が話せる人がいると頼もしい。 食事の注文はこの方に任せて気楽に食べて飲むことができた。
多分、カールスプラッツの入り口だと思う。
翌朝(だと思った) ミュンヘンの街に出る。
マリエンプラッツにある市庁舎のからくり時計。
南ドイツの民族衣装で演奏をしている。
ノイハウザー通り。 昨晩Kさんと夕食を食べた店だ。
何人かいるがこれはツアーの1/4ぐらいか。
私の隣の松葉杖をついている人は、この格好でドイツまで来ている。 Hanaさんというけれどスーツケースは持てないのでリュックだけだ。 リュック一つでドイツ旅行。 これで土産に鉄道模型も買ってリュックに詰め込んでいる。
ここはノイハウザー通り入り口のカールスプラッツのマクドナルドです。 ここに先ほどの人たちと昼食に入ったのですが。
Hanaさんはトレイを持つのが大変なので皆で手伝ったりしたのですが、実はこの方、仕事で一週間休みを取れれば一人でドイツに来ている。 年に何回もドイツに来ている強者なのです。 松葉杖とリュックだけで。 松葉杖は機内では客室アテンダントが上の棚に入れてしまうので、トイレに行くごとに松葉杖を取ってもらわなければならない。 大変なのですが、後の方はファーストクラスを使う様になりました。
と、この方のことを詳しいのですが、旅行後、数年経ってHNモジュールの仲間になって20年ほどお付き合いしていたのです。
過去形で書いたのは、この方一昨年お亡くなりになりました。 病気ですが、家族的は付き合いはないので詳しいことは分かりませんが、亡くなる1週間ぐらい前に電話をいただいた時には入院はしているものの元気な声でした。 ご冥福を祈ります。
この方のHNモジュールは素晴らしいもので
スイス風の駅で2つのモジュールを連結して大きな駅にしています。
さすがに何度もヨーロッパに行っている人の作品で、細かいところにも目が届いています。
さて、ミュンヘン
マクドナルドの隣の玩具屋ですが、この地下で鉄道模型も売っています。
皆んなで記念写真を撮った後ろの建物、キリンさんがいるところでも鉄道模型を売っています、
そして、市庁舎の前や、少し横手でもたくさん鉄道模型の店がありました。
でも、これから20年近く経ってからミュンヘンに行った時には、鉄道模型を売っている店はほとんどなくなって、ミュンヘン中央駅内の11番線という店だけしか見つけられませんでした。
寂しいことです。
ミュンヘン地下鉄
これからスイスのチューリッヒに向かいます。
つづく
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