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もう1回やってみよう・・・

身近なことを勉強中です。

チリモンの先生

2020-07-28 22:42:41 | おすすめ?

ヨウジウオ

 

サワラ

 

例によって、謎のウミウシについて、闇の中をさまよっているのですが・・・

今年2月に受けたチリモン講座の先生が、実はウミウシにも詳しい方だということがわかってきましたので、その柏尾 翔 先生の紹介です。

 

きしわだ自然資料館 主任学芸員 柏尾 翔(かしお しょう)先生

こちらの紹介記事をご覧ください。

「専門家から学ぶ 海の生き物を育む干潟の大切さ」

 

私が受けた、チリモン講座の様子がこちらのPDF二枚目に紹介されています(私も微妙に写ってます・・笑)

この講座は、子供たちに大人気で、常連の小学生から、魚の知識は微妙な園児や付き添いの大人等、参加姿勢にも幅がある実に難しいものに感じましたが・・・この先生は素晴らしかったです!!

 

いつもMCをしている方の緊張感が伝わってくるほどの微妙な雰囲気の中、さっさとマイクを渡された柏尾先生でしたが、

子供たちが話を自然と聞きたくなるリズムの優しい話し方で、チリモンから、カタクチイワシについて、スライドや手づくり模型で、見てわかる違いを分かりやすく説明して、参加者の心を引き込んでいました。

特にカタクチイワシの生態は、卵は楕円形・1日で孵化、最初は目・口・鰭も無い仔魚・・等を自作模型で楽しく解説していました。

(持って生まれたものではなく、相当な経験と試行錯誤を繰り返した末に得られた能力だと感じました)

 

「では、やってみましょう!! 分からないのは聞いて下さい」となって・・

アシスタントの方では分からず、柏尾先生から直接教えてもらえたのが、このサワラでした。

名前だけでなく、「ここが・・こうだから、こうなっているのは〇〇で、こんなことやあんなことも・・等々」次から次に生き物に対しての的確な言葉が溢れてくるのです。

子供たちが目を輝かせて聞く姿は、感動モノでした。

 

更に凄いと思ったのは、分からない時には余計な解説をせず、スパッと「分からない」と答えるのです。

分からない時の言い訳は長くて、分かる時は名前だけという方では、子供たちをここまで引き込むことはできません。

見えているモノについて正しい情報を伝えられることの大切さを教えられました。

わざわざ岸和田から柏尾先生を呼ぶ意味を感じる素晴らしい講座でした。

 

タイ

 

ショウジンガニのメガロパ

 

きしわだ自然資料館HPのチリメンモンスター実習について

 

で・・ネット検索を進めていったところ、大阪湾のウミウシ研究や、愛知県外来種報告でのウミウシでも柏尾先生のレポートが出てくるのでした。

(残念ながら内容は見れていないのですが・・大阪湾のトリンケシア・ペルカの報告もあったような気が・・)

 

この柏尾先生に聞くなら、もう少し踏み込んで情報をまとめないと失礼だよなぁ・・と手をこまねいている次第です。

以上、本日もご覧いただきありがとうございました。


のんほいパーク

2020-07-20 20:09:08 | おすすめ?

君(ツキノワグマ)には・・・

園外では、出会いたくないなぁ~と本気で思った。

 

この写真なら、動物園ぽいですね・・(マレーグマ)

 

あくび・・・

 

眠そう・・・??

 

この動物園は、「檻」という感じの展示が少なくて感心させられます。

 

野山で出会う時のような緊張感や、奈良公園のようなリラックスし過ぎ感もない・・・自然体に感じます ??

 

通路横の林の中のフクロウの頭には・・

 

蚊がとまってました・・・

 

以上、本日もご覧いただきありがとうございました。


クラゲ・・

2020-07-11 16:42:52 | おすすめ?

昨日のイソギンチャクの紹介から、クラゲと比べたくなったので・・・

名古屋港水族館での過去画像からのクラゲ編です。

最初は、写真がそれっぽく撮れただけの(日本にはいない)・・インドネシアンシーネットル。

(えのすいからは、長い動画も公開されています)

 

ひっくり返すと、実にイソギンチャクぽい、カミクラゲ。

鴨川シーワールドの解説によりますと・・幼生時代の生態が謎だそうです。(自分にはほとんどの生き物が謎ですが・・)

 

浜辺で一番よく見るミズクラゲ・・・

イソギンチャクとクラゲ・・どちらも、骨やお尻(肛門)が無いことは見ればわかるのですが、

「両者の違いは?」と聞かれると・・

イソギンチャクが六放サンゴ亜綱で、クラゲとは種類(綱)がちょっと違うという言葉面だけしか知らず・・・

実際にどこがどう違うのかは、また、改めて調べてみます。。

(ちなみに、サンゴの八放サンゴ亜綱との違いも、実態を知りません)

 

では・・サラッと、クラゲを見ています。

タコクラゲ・・

こちらの神畑養魚株式会社さまのタコクラゲ紹介ページのポリプ画像が、先日の「雨のポツンと干潟・・ゴカイ編」の最初の画像(カンザシゴカイやエラコでは?)としたものととても似ています。

(あのカンザシゴカイやエラコかと思ったのは、刺胞動物のポリプか、コケムシの触手冠の方が正しく感じます。)

 

手書きです・・分かりやすくて、素晴らしい解説板だと思います。凄いです!!!

(名古屋港水族館は、大きな水族館なのに、この手の手作り解説があるのが良いですね・・)

 

ハナガサクラゲ・・

こいつはフォトジェニックな人気者ですね・・

 

どう見ても・・クラゲというより、イソギンチャクです。(すいません・・分かりやすい画像がありませんでした)

 

ギヤマンクラゲ・・

解説板がなかったので、例によって葛西臨海水族園の解説リンクです。

 

こいつはクラゲの中でも少し種類が違う、カブトクラゲ。

刺胞動物ではなくて、有櫛動物 (刺さないクラゲ) 。

無色透明な体なのに、構造色で七色に光る櫛板を連動させて泳ぐ・・個人的に一押しのクラゲです。

(この仲間を見ると・・不審なほど、長い時間、見つめてます・・(笑))

 

カギノテクラゲ・・・解説が無ければ、「泳ぎイソギンチャク」だと思ってしまいそうです。

(これも・・クラゲというより、イソギンチャクだと思う。。)

名古屋港水族館のスタッフブログ 2019.6.18「小さくても油断禁物! 「カギノテクラゲ」です。

名古屋港水族館も予約制になっているのですね・・・

(寿命の短いクラゲが今でも展示されているとは思えませんのでご注意ください・・・)

名古屋港水族館のエンペラーペンギンの卵は、その後どうなったのでしょうか・・・??

 

以上、本日もご覧いただきありがとうございました。


南極・・・(もちろん、行ったことありません)

2020-05-20 21:06:35 | おすすめ?

私・・・砕氷艦しらせには乗ったことがあります。

昨年秋の一般公開で見学しただけですが・・

南極観測船ふじと比べるとかなり立派でした。稼働中だけあって、塗装やロープがとても綺麗。

案内役のイケメン海上自衛隊員によると・・

「隊員120名のエリアには洗濯機が6台しかないのです。今どき20人に1台しか洗濯機が無い環境って考えられます?」

と、輝く笑顔で爽やかに解説してくれたのを覚えています。

船内には、こんなコンテナもあり、雪原仕様?と思われる「オレンジ色」に感動したのでした・・

南極ネタも止まらないので、昨年12月の蒲郡市生命の海科学館で行われた舟木氏の講演「~やまと隕石発見50周年~南極大陸に挑む」にて伺った隕石発見エピソードだけでサクッと行きます。

・・・1969.12.21(アポロ着陸と同年)、たまたま別の調査中、当時25才の二人の大学院生(北大と名大)が持ち帰った石が隕石と判明した。若者の好奇心が世界的な大発見に繋がったのだそうです。(熟練の研究者は余計なことはしないのだとか・・・)

 

<南極おすすめ情報>

南極観測隊員のブログは必見です。先日の流しそうめん記は最高でした!

国立極地研究所 広報室 Twitter リツイートされている中山さんがスゴイです。

南極料理人 堺雅人氏主演の映画

国立極地研究所 南極観測基地 4つもあるなんて・・(先の舟木氏の講演では20か国63基地が使われていると言っていた気が・・)

え~・・・全然サクッと終わりそうにないので、白瀬中尉等には触れずにここで打ち切ります・・

 

しらせの全景

 

こちらの手前が「ふじ」です。

 

以上、本日もご覧いただきありがとうございました。

(PS. 神沼克伊氏の「南極の火山エレバスに魅せられて」もおすすめです。)