もう1回やってみよう・・・

身近なことを勉強中です。

再びポツンと干潟・・

2024-10-24 18:16:06 | 

昼間に干潟が大きく露出するのは今季は終わってしまったものの、タカノケフサイソガニの集結がワンチャンあるかもと、先日の大潮にて、いつもの名古屋港の某所(自称ポツンと干潟)へ行ってみた。

気候も良くなったので、干潮2時間半前から干潟にスタンバイ。
港湾の片隅で潮だまりに向かって双眼鏡と望遠レンズを構えるのは、明らかに不審者。
でも、すぐ近くをトレーラーや大型トラックが通過するだけで、人通りもなく、好きなように観察ができた(笑)。。

例年なら、気候が良いこの時期は、風光明媚な潮だまりへ遠征しているのですが・・・自然らしき環境はほんの一角だけ。。

生きものの生息密度もそれなりだけど、活発に動き回るユビナガホンヤドカリに癒される。。様々な巻貝に入っていておもしろい。

石の間に挟まったような古びた貝殻からも体が出てきた・・


起き上がって歩き出した・・・劣化したイボニシの貝殻には大きな穴が開いていた。
ここでも大きな貝殻は貴重か・・?

結局この日、波打ち際の石の上にタカノケフサイソガニの集結は見られなかった。

アサリらしき死骸も多い。真ん中にポツンと置かれたようなタイワンタマキビらしきのもユビナガホンヤドカリが入って歩き回ってたもの。

アサリらしき死骸には様々な大きさがあり、小さな貝殻には以前はあまり見なかったキレイな模様のも多くなってきた気がする。
アサリにはそれなりに汚い(富栄養化の高い)水質が必要な気がする・・

それにしても、ユビナガホンヤドカリは多い。

いつも思うけど、ここでは、水の中よりも、水の外を歩き回っている奴の方が多いように感じる。

サイズ的な問題か・・この日は、圧倒的にタマキビ類に入るユビナガホンヤドカリが多かった。
少し大きなイシダタミは、だいたいこの時期に一旦減り、夏場は殆ど見なかったタマキビが増えてくるように感じる。

タマキビたちが高潮線付近に集結しだした・・


ちょっと拡大・・この写真にはタイワンタマキビはあまりいないか?

イソガニ類たちの動きは、干上がる前の海水中でも、潮だまり内でも、露出した干潟上でも基本は隠れられる場所から大きく離れることは無く、動きもひっそりと、抜き足差し足みたいな感じで、先月までの集結のように、岩の上でのんびりするような姿は無かった。

牡蠣殻などの二枚貝には様々な付着生物が付き、殻は牡蠣礁に、破片は砂になっている。巻貝はやどかりに必須で、貝殻は海に必要なんだと感じる。

この小さな干潟を観察して早6年目。
まだまだ知らないというか、全然わかっていないことだらけだけのままだけど、季節の移り変わりを感じるようになった。
このコンクリート面も、以前は一面イガイ類が覆っていたけど、今夏の猛暑の影響かコンクリート面が露出した。
でも、季節が変わり低潮線あたりにまた黒いイガイ類が付着しだした。


同所の拡大・・コウロエンカワヒバリガイか、ムラサキインコガイあたりか・・?

ボラも多い。


飛び跳ねているのはだいたい同じ大きさ(40cm程?)に感じる。

撮るのは、なかなか難しい・・

ちょっとデカイか・・?


ボラを撮っていると海面に浮かぶゴミも気になる。


先日の藤前干潟クリーン大作戦では、驚くほどの浮遊ゴミを回収した。(写真は回収ゴミのほんの一部)
芦原がまるで定置網のように、潮の流れで漂うプラスチック系の浮遊ゴミを溜めこんでいるので、泥と汗にまみれて掻き出して回収した。
悲しいけどこの手の活動を広めて継続していかなければいけないと思う。


唐突ですが・・個人的に興味がある自転車競技に話は変わります。
先日のUCI自転車世界選手権で日本選手の金メダルラッシュが起きた。
素晴らしい!!!
山崎賢人選手、窪木一茂選手、佐藤水菜選手、おめでとう&ありがとうございます。
銅メダルの太田海也選手、小原佑太選手、長迫吉拓選手に、日本チーム全員にも、ただただ感謝です!!!
世界チャンピオンだけが着られるアルカンシェルを複数の日本人が着られる日が来るなんて・・

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。
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渡し舟で上陸した干潟から・・・

2024-10-19 22:47:07 | 

セイタカアワダチソウ・・見頃。


まずは、渡し船で・・

干潟へ・・コトヒキが近くを泳ぎ回る。

いろんな模様のキサゴ(写真の巻貝)があったけど、皆、ヤドカリ入り・・

コブヨコバサミ・・不自然な場所にあったアカニシの貝殻を砂の上に放置したら出てきた。

コブヨコバサミは、左右のハサミの大きさが同じ。目が合うと、体を引っ込めてしまう・・


以前よりも数が減ってる気がするけど、大きなヤドカリを見つけるのは楽しい。

大きなキンセンガニを発見!!

素早く砂に潜る・・

このあと・・潜った辺りを掘り返してみても見つけられなかった。
思っていたよりも深く潜ったのか? 
ただ単に自分がどんくさくて、逃げられたことに気づかなかったのか??

ちなみにこのキンセンガニは、このようにおなかを持つと、なぜか足をすぼめておとなしくなる。

立派なハサミがあるのに、挟んで来ないのは助かる・・

脚は平たく泳ぐのも潜るのも得意みたい・・

このキンセンガニは・・

潜りが甘く、すぐにゲット・・

デカイのもゲット・・手に持ってた写真のが小さい方。


ヒラメ・・

イシガニとムラサキウニ・・

ツバサゴカイの棲管

タマシキゴカイの糞塊・・干潟のモンブランか?

このど太い糞塊のようなものは?・・ギボシムシのものか??
正体はなく謎だらけだ・・

ガンガゼのちびもいた。大きくならないように、海水温が下がってほしいぞ・・

スナガニ・・同種の目の上に棘があるツノメガニには、なかなか再会できない。あの時のも死滅回遊みたいな奴だったのか?


その後も海辺を徘徊・・

大きなヤガラが小魚の群れを追いましていた・・

いつものミユビシギ・・なぜか、この浜では近くを小走りで通過するだけで逃げない。

並んでいた・・


滿汐の波が引いた直後、砂から飛び出てくる小さな何か(ハマトビムシ?)を食べているみたい。
やっぱり、海辺の徘徊は楽しい。。。

うみうし通信が届くのも楽しい。

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。
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水道山・・

2024-10-14 20:16:30 | 

平日朝、展望台には自分だけ・・写真のヒヨドリや、メジロ、アトリ等、小鳥たちに包まれる。

名古屋駅方面・・

伊吹山・・

秋の筋雲・・随分と爽やかな気候になった。

イワツバメ?の群れの中にサシバ1羽・・この日最初に来たタカ。

まぁまぁ近い・・

羽根が透ける・・

イワツバメ? 

だと思うなぁ・・自分一人しかいなかったので、詳しい方に確認できなかった。

突然目の前に舞い上がったサシバ・・・近すぎてトビかと思った。

近くを旋回してくれるのは嬉しい・・

トビ・・君も近いのはありがたい。

ハシブトガラス・・

君のような近さでタカを見たい・・と、いつも思う。

NHK・・遠くてもうるさいので、できれば見える所には来ないで欲しい。

ノスリ・・今年は、ノスリ柱は見れなかった。


ノスリは、サシバやツミに比べて、直線的に飛んでくるようで、カッコいいと思う。

ツミ・・好戦的に感じる。。

ツミ・・やっぱり小さい。イヌワシやオオワシと並ぶとどれくらい違うのだろうか・・見てみたいなぁ。。

別の日、東行きのハイタカらしい・・この日はベテランの方たちが多くて教えられる。

アマツバメ・・翼が長くてカッコ良い。


この日のタカは皆、高く遠く・・ジョロウグモを撮って早上がり。

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。
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身近な水路の生き物観察会・・

2024-10-09 20:44:16 | 

テナガエビ・・小さなのが数匹捕れた。


色の濃いのも・・

より小さなのは、ハサミ脚もそんなに長くなくスジエビによく似る。


額角の歯が細かく、胸部のm字模様が識別ポイントらしい。

指導員の方がとても詳しくて、瞬時に同定し、ありがたい解説が途切れなく続いたけど・・
自分で探したり、捕まえたりすることができない、実に虚しい観察会でもあった。

こんな小さなハゼ科の幼魚にも、いろんな識別ポイントの説明から、「ヨシノボリの仲間だと思う」と説明してくれた。

でも、体験が大切なことと、昔は普通にいた、「今のは、よかったよ!」、「ありゃ、難しいぜ!」、「がんばれ!」等々、見ず知らずのおっさんからの温かな声援で、自分は成長してこれたんじゃないかと思った。

家族やグループの狭い価値観に押し込まれずに、純粋に評価される温かみのある短い声援・・
そんな声を発せられるジジイを目指してみたいなぁとも思った。(笑)

胸鰭が大きなハゼの仲間は・・

ゴクラクハゼだった。
県内の淡水で見られるハゼ科の中では、唯一、青い小斑点が点在するキレイな魚体とのこと。

ナイルテラピア・・イズミダイと呼ばれる食用魚だけあり、上から見ると結構肉厚か? 

横から見ると・・ブルーギルにある鰓の青い模様がない。ブルーギルより大きくなり、40cmを超えるとのこと。

オイカワ幼魚・・水面付近に流れてくるエサを捕食しているので受け口とのこと(水面を見上げる角度で餌を受けやすくなっているのかなぁ?)

ヌマエビの仲間・・この識別には顕微鏡鑑定が必要らしい。。

チリメンカワニナかな?・・・正確な同定は極めて難しいらしい。

この水草は、コウガイモ(葉の縁がざらざら)と外来のコウガイセキショウモ(葉の縁がつるつる)の混在とのこと。

途中からは、コンクリートブロックの上に現れる生き物を、一人でぽぉーと見ていた。意外と多くの生き物がいて、楽しいひと時だった。

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。
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