もう1回やってみよう・・・

身近なことを勉強中です。

南紀の海岸・・ほぼ備忘録か?

2022-10-30 08:25:46 | 

熊野灘・・(鬼ヶ城から)

既に2週前ですが・・ダイビング・魚釣り・ビーチコーミングもしないのに、今年3回目の串本へ行った。

主たる目的は、適当な海岸の徘徊と、エビとカニの水族館等への再訪。

 

まずは、鬼ヶ城・・

千畳敷・・

解説には、「凝灰岩・・海蝕されてできた大洞窟・・・大地震ごとに隆起・・」とのこと。

凝灰岩と言えば、火山灰起源の岩石・・・

地質図Navi によると・・「新生代 新第三紀 中新世 後期のデイサイト・流紋岩 大規模火砕流」とある。千数百万年前、どこに噴火口があったのだろうか・・?

この下の、波しぶきがかかるような岩の上に、10人以上の釣り人がいた。40cmを超えるイシガキダイを釣った人もいた。

 

周辺のほとんどは切り立った断崖・・

 

遊歩道は崖の真ん中あたりか・・

 

海を広く見渡せるので、双眼鏡で海面を見たりもしたが・・鯨類は見つけられなかった。。

渡り鳥と同じように、イルカやクジラも季節性の移動をするそうで・・

実際、1週間後、ほぼこの沖合を移動する100頭規模のイルカの群れの映像がTVで紹介されていた。

*写真はスクリーンショットなので、動画は、上のリンクから見てみてください・・

崖の高台からなら、水平線まで、計算上は10km以上の海面を見られるけど・・

タカの渡と同じように、遥か彼方の点では、識別不能。イルカの海面上に姿が出ている部分の大きさが1m程とすると、2km以内に来てくれないと難しいと思う。

ハクジラ最大種、マッコウクジラの斜めに吹くという潮吹きでも、自分のような見たこともない素人では同じような距離じゃなきゃ見つけられないと思う。

ちなみに、帰ってから、海面の写真を拡大チェックしたものの、それらしいものは見つけられなかった・・(笑)

 

TVの解説をしていた三重大学の吉岡教授(クジラ博士)を紹介した・・

三重県総合博物館の「第31回企画展 集まれ!三重のクジラとイルカたち」での展示。

 

(話が大きくそれましたが・・)鬼ヶ城の海岸に戻ります・・

 

鰐岩(ワニイワ)・・と書かれていた。

 

きれいな案内があった・・

 

続いて、和歌山県の玉の浦海岸・・

 

流れ込む、粉白川の河口・・

水底に写るクサフグの影が面白かった。

 

ここには、有名な川がある・・(TBSの東大王にて出題された)

 

ぶつぶつ川・・「みずのみば」が源流らしい・・

 

どうもここまでらしい・・

 

和歌山県HPにも詳しい紹介があった・・

 

周辺の水の中・・名古屋港では見たことがない、カノコガイ系の貝がいた。

 

と・・まだ串本にも到着していないのですが、結構なボリュームになってきたので、この辺でやめときます。

続きは、いつになるのか・・???

 

季節を間違わないように、昨日の公園のバラも少し・・

ラブ・・

 

ピース・・

 

花壇の案内板に、配置図が追加された!!

とても有り難い。バラの花名も覚えたいぞ・・・

 

以上、本日もご覧いただきありがとうございました。

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名古屋市立大学薬学部 薬用植物園市民公開講座から・・

2022-10-21 19:49:23 | おすすめ?

1ヶ月以上前・・名古屋市立大学薬学部の薬用植物園市民公開講座へ行った。

この薬草園には、一般人は、年に2回だけの事前申し込みが必要なこの日しか入れない。

最初に講堂で、牧野利明教授から、観察会の概要や、薬草植物園内の見頃な薬草の説明等を受けた。

話のテンポが良く、聞き流しがちになるものの、内容が深く、必死にメモを取った。

 

植物園内はグループ分けされ、ボランティアの大学院生から、各植物について説明を受けながら回った。

スライドではなく、実際に植物を見たり触れたりしながら聞けるのは、実に分かりやすかった。

 

スイカみたいだったけど・・「コロシ・・」なんて名前の、絶対に食べてはイケナイとか・・

 

「クソ・・」なんて名前で、見栄えもしない草に、マラリア治療の効果があるとか・・

 

身近な普通に綺麗な花や・・

 

公園の花壇で見かけていた種に、アメリカ先住民がカゼ薬として使っていた・・なんて説明に嬉しくなったりした。

 

トチュウ・・・葉を千切ると、切り口にゴムの成分が伸びて見えた。

薬用部位は「樹皮」で、生薬名は「杜仲」、用途は「補腎薬として漢方薬に配合」。

薬用部位ではない葉が、杜仲茶の原料になっているとのこと。

 

ちなみに、生薬は小さくて高価。その上、本物を正しく知られていないため、偽物や粗悪品が非常に多い。

薬は一般に売ってはイケナイ。

普通に売られている健康食品には薬の効能はない。→効能は怪しい物が大半。

植物+情報が必要。

古くからあるものは、長く臨床効果が認められてきたものともいえる。新しいものが良いとは限らない。

等々・・・

 

これも近隣で普通に見たものだったけど・・覚せい剤の成分エフェドリンがあるとか・・

気管支拡張剤の塩酸メチルエフェドリンは、安価で、いろんな風邪薬に入っているドーピング成分。

その昔、市販の風邪薬の中でも〇〇が、一番値段が安くて含有量が多いと、自慢げに話していた知人を思い出した・・

 

トウガラシ・・花(白色)は下を向いて咲き、実(赤色)は上を向くとか・・

 

有名な歌手のケツメイシは、薬科大学に在籍中にグループ名を、このエビスグサの用部「種子」の呼び名からとってつけた・・・

との、説明を聞いていた横に、ユズが植えられていて、観察者にウケた。

でも、音楽グループ「ゆず」の名前の由来は、誰も知らなかった・・

 

葉を齧ってみて‥実に強い甘さに、芸能人の食レポのようなリアクションが自然に出た。

 

葉の香りは強く、指に残ることと、葉の香りは裏側に強いことから、葉の表側を親指側に、裏側を他の指でつまめば、片手で4枚の葉の香りを嗅げると教わり・・違いを楽しんだりもした。

薬草といっても、見たこともないような植物は少なく、あっこれは・・と、自分でも名前が出てくるような身近な植物に様々な効能があることが驚きだった。

植物の多様性はスゴイと思った。

 

欧米で猛威を振るう侵略性外来種で、学名にも日本産とつく、イタドリもあった。

 

ちなみに外来種ネタでは、この数週間後に・・

名古屋大学博物館  西田佐知子先生のWEB講演「一緒にいない生物の謎-外来植物の変遷と繁殖干渉-」を受講した。

こちらも素晴らしい講演だった。

繁殖干渉で、似たような外来種に入れ替わっていくことが、様々な生物に生じていることや、

そもそも外来種は「全部悪者」というのは無理があることや、

気が付いていないものや、既に環境要因として成り立っているもの等、無害な物の方が多いことや、

実際に悪影響を及ぼしている外来種は数%しかなく、それも環境等、様々な要因に左右されること等々・・

 

「広大なコスモス畑や、麦畑を駆逐しろとは言わないが、セイタカアワダチソウは駆逐対象。入る場所・結果によって悪者扱いに変わる。」

外来種は何でも悪者の前に、まずは自分の周りの自然をよく見て、写真や記録をとり、その変化を知った上で、どの外来種を駆除するのかを考え、更に駆除した場所としない場所との違いも見ていくべき。

西田先生の話も実に分かりやすかった。

 

講演の中で紹介されていた、フレッド・ピアス氏の「外来種は本当に悪者か?」も読んでみた。

笑えるようなわかりやすい事例が羅列されていて、実に面白かった。

 

中でも「長い時間軸で考えれば外来種なんかいない」にはその通りだと思った。

 

まぁ、そもそも、人が増えすぎていることが、環境破壊の最大要因なので・・・人の多くが行うことには、たいてい負の側面が大きくなるよなぁ・・・と感じたのでした。。

 

以上、長くなりましたが、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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秋は夕暮れ・・

2022-10-11 19:25:14 | 日記

夕焼け空には惹かれる。

 

何層もの雲が不思議な色に染まる。

 

雲の写真を撮るようになり、夕日よりも夕焼けが気になるようになった。

 

写真の色合いは、見た目とは、何か違うように感じる。

 

綿あめのようなフワフワした感じの雲も、イメージ通りには撮れない。

 

餃子らしい・・この手の色のようにはいかないか・・?

 

こちらも・・餃子。。なじみの色のこちらの方が食べ応えがあった気がする。

 

先日の太平洋・・

 

暗くなるまでいる覚悟だったけど、少し雲が厚かった。。

 

ちなみに少し前には・・目の前の海面に、どぉーんと雨が降っていたみたいだった。。

 

雷が来たら危険だよよなぁ・・と、自分も似たような状況なのに、サーファーが気になったりもした。

 

更に、2時間ほど前、湾内で水汲みバケツに魚が入っていた釣り人に、写真を撮らせてもらったら・・・

 

「今日はこんなもんだ・・」

と・・笑顔でスカリをあげてくれた。

「毎日来ている・・今日は少ないなぁ・・食べる分だけ釣れたら帰る・・」

結構高齢な爺さんだったけど、こんなおいしそうなタイを毎日食べているからか、とても元気そうだった。

 

この日、見かけた釣り人は、何十人もいたけど、水汲みバケツに2匹もタイが入っていたのはこの爺さんだけだった。

爺さんによると、釣り人が多かった「あっちは釣れない・・」とのことだった。。

 

以上、生存報告的なちゃちゃっと日記でした。

(秋は相変わらずな貧乏暇なしに一層拍車がかかっておりますので、次の更新は2週間後くらいを目指します・・汗)

(いよいよノスリも津軽海峡を越えてきたなぁ~)

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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ラリージャパン2022のイベントへ行った・・

2022-10-03 19:13:08 | 日記

トヨタ GR ヤリス・・(詳しい年式等は不明。。最新のハイブリッドなのだろうか??)

 

ラリージャパン2022

愛知県警本部が見えるほど近い公道でのデモ走行イベントへ行った。

車道には通常無いガードレールが設置されていたとは言え、車が近い!!

流し撮りは話にならず、速さと迫力にビビってSSを上げてしまい、少ないチャンスなのに臨場感のない写真を量産してしまった。

 

走行中なのに・・タイヤも止めてしまった。。(泣)

 

せめて、タイヤだけは回るSS(シャッタースピード)にしておくべきだった・・

 

街路樹の間の一瞬が撮れていたのは嬉しい・・(木々の隙間から小鳥を撮ってきたのが役立ったか・・?)

 

なかなか派手なドライビングだった・・

 

ラリーカー走行前に、旋回場所には入念に水が撒かれた。

 

若者も多かった・・トヨタの宣伝力はスゴイ。。

 

スバルのインプレッサは・・・その昔(10年は経ってないと思う・・)見に行った全日本ラリーの時と同じようなカラーリングに感じた。。

 

小さな車の方が有利な気がする・・

 

往年の名車の走行時には路面に水は無く、車体がキレイだった。

 

とは言え、走行の迫力はなかなかだった。。

 

壊れそうにも感じる・・

 

セリカか・・?

人が多く、イベントステージ等には近寄らなかったので、車の詳細やドライバーどころか、車名も不明。。

 

これは・・ポルシェだとはわかる‥という程度です。。

 

名車シリーズのラストは、手を振ってくれた。・・こういう行為は、大変にウレシイ。

 

名車シリーズに比べると・・ラリーカー走行時の方が格段に観客が多い。

 

ここだ‥というポイントは、皆、長時間観戦型か・・

 

愛知県でのトヨタの力は絶大だ・・・と再認識した。

 

自動車会社は・・温暖化とかSDGsでは、水族館と並ぶ微妙な立ち位置に感じて、少し調べてみた。

トヨタ締め出しが目的とされた、欧州の2035年にCO2を排出する新車の販売を禁止や、水素の実用化はまだまだ何段もの技術革新が必要との状況に変わりはなさそうだけど・・・

こんなのを見つけた。

 

豊田中央研究所 森川特別研究室・・「人口の葉」

 

植物の光合成を超える変換効率の人口の葉を開発しているらしい・・

更に、水素ガスをギ酸に変換すると大幅な圧縮ができるのだとか・・

CO2削減の技術革新はなかなか面白そうだ。。

 

うみうし通信が届いた。

前回の115号では、もう、自分とは関係ない世界だと感じていたけど、今回は惹かれる内容ばかりだった。

ミドリムシの航空燃料のように、身近なものにこそ、大きな可能性とチャンスがあると思う。

こちらも熱い研究者が増えることと、その成果の公表に期待したいと思う。。

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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