'11-07-09投稿、強調
既報（その１４）に引き続いて、世界各地で発生している異常気象について調べています。
今回は世界の異常気象のホットスポット（仮説）のひとつ中国大陸の内陸部四川省の洪水に係る記載を調べました。
既報でも記載しましたが、妄想？杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。
(ｇｏｏｇｌｅ画像検索から引用)
中国では、既報（その２）で紹介したように、上海市の主要な取水源となっている中国沿岸部の長江河口で発生した海水逆流現象と内陸部では豪雨による洪水が数多く発生しています。
中国大陸は広いので、一概に、内陸部を特定できませんが、大地震が発生した四川省、湖北省などを含めたその周辺州をホットスポット（洪水、旱魃）として想定しています。
また、中国沿岸部の原発からの廃熱、排出される残留放射性物質以外に、既報の引例から、新たに沿岸部の陽江（中国） が世界の高自然放射線地域のひとつであることが判りました。すなわち、自然界の鉱山からの電磁波（ガンマ線）などからの発熱作用も異常気象の要因として考慮する必要があることに気が付きました。
ごく最近発生した四川省の大洪水に係る記載を紹介します。
ＣＲＩ cnline
四川省洪水災害、200万人余が被災によれば、
2011-07-07 14:54:24
「中国民政省が7日明らかにしたところによりますと、7日午前7時までに、四川省の一部地域では洪水被害を受けた住民は200万人を超えたということです。これを受けて、国家災害軽減委員会と民政省は7日午前8時に、国家緊急災害対策をフェーズ4に切り上げ、被災地に作業チームを派遣するなど、災害救援活動に加わっています。
四川省民政局の報告によりますと、7月1日以来、遂寧や宜賓、徳陽、アバ、巴中など14の市・自治州の64の県（区・市）では、豪雨による洪水災害が発生し、被災者は217万4000人に達し、そのうち、7人が死亡、8人が行方不明となり、また15万6000人が緊急避難しました。農作物の被災面積は17.96万ヘクタールに達し、完全倒壊した家屋は8333戸となり、直接被害額は24億2900万元に上っているということです。・・・」
本文を読む
⇒被災者の数が２００万人を超える大惨事であります。
中国沿岸部の原発からの廃熱、排出される残留放射性物質以外に、新たに沿岸部の陽江（中国） の高自然放射線地域の風化した放射性物質の影響も個人的には懸念されます。
PS:'11-07-11
また、既報でも記載しました、大陸内陸部の原発計画もあり、今回のような大惨事をさらに上回る災害が起こらないことを祈ります。
度重なる災害によって、世界的な食糧飢饉によって、将来の生計・生活を圧迫させないように、食の安定確保、水の浄化などに注力して、わが国の震災同様、いち早い復旧を祈ります。
オーストラリア、米国における天変地異を含めて、近い将来、食糧不足の影響が懸念されます。
関連投稿：
・「水の用途」に係る記載（食糧危機に対する雑感）
・異常気象に係る記載を調べました。
（その２：海水逆流現象から想うこと）
