89歳の日々

home: http://kutani-mfg.jp

黒海のんびり2週間クルーズ(3) 船中の様子

2008-10-10 00:00:00 | 海外旅行
 4日目、船はイスタンブール~黒海を縦断してロシアのソチまで終日航海。大きな船なので殆ど揺れはなく、海上を走っているのを忘れる。

 ギリシャからマルマラ海~ボスフォラス海峡を通って黒海に出る時などは、私も
船の最上の舳先で沢山のモスクが見えるイスタンブールの町や両岸を眺めました。

 船には普通の応接室のような所や、図書室、トランプなどのゲーム室、ストレッチやヨガの場所、運動のジムで汗を流す、プールで泳ぐなど色々出来る。明るい紺青の海を見ながらデッキで本を読んでいる人や、ウォーキングをしている人も居る。

 食事は、正式に食堂で摂る他に、終日ブッフエ(バイキング)があって、其処には沢山のサラダ、各種のお肉や魚料理、スープ、様々なケーキ、アイスクリーム、など1通りの洋風料理がある。
 その他、エイシアン、エスニックと言う所には、お寿司(まずい)、カレー、フライドライスやヌードルのような中華風なもの等、沢山の種類があって、お寿司好きな私は度々選んではまずいとあきれる。大概昼食や、急いで下船する時などはこのブッフェで並んでいるお料理を選んだ。

 下船の前に「船長に書く手紙」には、余りまずいお寿司なので”Sushi is terrible"(寿司はひどい)と書き、妹はシェフに日本人と中国人を雇うべきと主張した。まことに食べ物の恨みは恐ろしいことですね。


 日本人のご夫婦がソファーに静かに座っておられるので、ご一緒にお話する。ご主人は会社の元役員だった方で、日本からの30人程のツアーの一員で、日本人ばかりの旅行は面白くないので、アテネでのオプションにも参加しなかったが、この船では殆どが外国人なので外国旅行の雰囲気を若い奥様と楽しんでおられると言われる。私共は明日のソチでは、自由行動する積りだと言うと、ビザがないと自由には出来ないと教えられる。

 インターネットの部屋で、1時間50$(¥5,000)ほどで ネットを借りる(高ーい)。妹は帰りの航空券のことで航空会社勤務の息子にmailで問い合わせる。会社にはケータイのmailで(話はしないで)連絡し合っているが船のmailも知らせる。1通に付き3$程払うので、妹と一緒に何人かの友人たちにクルージングの様子を一斉mailした。

 実はこの日始めてゆっくりしたので、旅行のメモなどを纏めて書く。

 夕食のダイニングでは、前も一緒だったカナダの看護婦さん、コロラドからのご夫婦。車椅子に乗ったイスラエル生まれの77歳の成功している彫刻家と端正な顔立ちのやさしい夫人。彼女は美しい人で如何にもセレブという感じだった。彫刻の話や何かで皆々和気藹々。車椅子のご夫婦はい今までに350日もクルージングしたとのこと。さぞ、ヴェランダの着いた豪華な船室の住人と思われる。この船が気に入っているリピーター達が多いようだ。

 (後で分かったことだが、船中で3日に限り様々なクルージングの大幅バーゲンがあった。これで予約すると非常に安いクルージングを楽しむ事が出来る)

 終日船中の日なので、夜はブロードウエイからのショウをみる。小劇場では毎日何かにとショウをしており、音楽も3種類ほど各部屋で様々な演奏があり、映画の好きな人は映画を見、ギャンブル好きはカジノで賭けているようだ
 船の生活はこんな様に過ごした。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿