89歳の日々

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モントリオール カナダ旅行最後の街(6)

2010-07-08 21:41:50 | カナダ・海外旅行
 モントリオールに着きました。 これで旅の最後です。
ケベックに二泊してロータリーの世界大会のあるモントリオールに来ました。
此処でツアーは解散し、バスはグループの各自をそれぞれのホテルで降ろしながら、
私共も彼らに抱かれながら「又会いましょう」と別れました。

私共はサイトで見て予約したホテル、1室1万5千円ほどの安くて良さそうなのを
決めましたら、便利な処で、ベッドも部屋も広いのですが、暗い感じで失敗でした。
サイトで決めるのは、ある程度名前が通っている方が間違いないと思いました。

夕食はホテルから直ぐの銀座のような所で「神田」という大きなお寿司屋にしました。
入ってみると、中国人経営の店で、回転ずし程の値段と味の大衆的な
お寿司屋で、とても流行っていました。

何しろ世界中に美味しい中華料理店を持っている中国人にとって、
日本のお寿司屋を始めるのも簡単なことなのでしょう。
沢山の店員は中国各地方から高卒で来て、勤めながらフランス語と英語の学校に
通っているそうで、4年くらいで2カ国語がマアマア話せる位になるようです。
こんな青年が沢山世界中に来ているのでこれからも中国は凄いでしょうね。
日本の若者は、留学するのも好まないと言いますし、
まして外国で働くなど好きではないのですしょうか?

観光客も中国人の沢山のグループが泰安旅行と書かれたバスで度々見ました。
有名な大きなホテルも中国風な建物を造り変えて、中国人を迎えているのには驚かされます。
(日本人は主に秋の紅葉を赤毛のアンのプリンスエドワード島の方に行くのかも知れません)。

次の日、ロータリーからの市内ツアーバスに乗りましたら今回や昨年の旅行での知人に会い、
やぁやぁと挨拶し「日本料理を食べましたか?」と聞かれ「ええ。お寿司を・・・」
私共は大会に出ても英語のスピーチも良く聞けませんので出席しませんでしたが、
他の人も大会より早速観光に出向く人も多いようでした。

市内半日ツアーでは一通り市内を回り、山がわの住宅地が素晴らしいのでゆっくり訪れました、
何しろ、カナダには東京の浅草のような所はありませんから・・

午後私共で、歴史博物館に行く途中、大雨になってカフェでのテレビで見たサッカーで
カメルーンの負けを見て安心しました。
雨宿りで遅くなって、歴史博物館もノートルダム聖堂も中には入れませんでした。
その辺りはアート通りで画廊や上等のクラフト店やレストラン、
日本人の職人がいるお寿司屋も灯りの中で見え素敵なストリートでした。
素敵なお店を見て、私は九谷美陶園のショールームをもっと素敵にしたいと思いましたよ!

探していた”ITHF”のパーティーが催されるホテルもその通りにありました。
60人ほど 色々な国・・多分10ケ国位の人が集まり美味しいブッヒェパーテイでした。

アフリカの国からの人も1人居て、一寸話しました。ジャーナリストとの事、アフリカも色々行きたい国がありますね。「日本人も1組来ていたよ」と彼らは思ったでしょう。

昨年のイギリス旅行で一緒だった人達も沢山参加され、同じテーブルに就きました。
この団体旅行では、朝食も1時間、夕食は2~3時間一緒に食事をするので
お互いに家族や仕事の事など話し、親しくなり易かったと思います。

最後の晩餐になった、此処でのラムチョップやケーキは美味しいものでした。
しかし、成田からトロント往復の「」エア・カナダ」は非道い航空会社で、
機内の映画はフランス語と英語のみでした。半分は日本人でしたのに。
皆様「エア・カナダ」にはご用心なさって下さい。

これで長々しいカナダ旅行のblogは終わりです。
度々旅行を致しましても、どこで何をしたか忘れてしまうので、
長々と書きました。


世界遺産の街 ケベック(5)

2010-06-26 20:55:09 | カナダ・海外旅行
     ヒルトンホテルから見下ろした世界遺産の街
ケベックは世界遺産の街で、中心は城壁に囲まれてい魅力的な街です。
このグループで泊るホテルは3星位でも、いつも場所だけは便利なところにあり、
ここでも旧市街の中心にあって、夕暮れの街は素敵に賑わっていました。

次の日、ロータリーの例会がヒルトンホテルであり、ホテルの23階から
素晴らしい歴史的遺産の街を見下ろす事が出来ました。
其の会で、夫は会話が下手でもスピーチは、まあまあな日本人の例に洩れない自己紹介で
珍しくグループの人にも褒められました。

私は 「ITHF・お互いにホームステイするグループの一員として、私は10回以上もメンバーの
お宅に泊めて頂きました。
旅行は観光するばかりではなく、人々がもっとお互いに理解しあう事ができる素晴らしいこの会
を楽しんでおります。どうぞ、日本の私共の家にもおいで下さい」などと申しました。

なお毎日朝晩の食事ですが、夕食のお肉等は特に美味しくなくて肉食の国なのに
不思議な事です。
グループにオーストラリアの畜産関係の人がいて 作っている和牛は日本以外ヨーロッパには
出していますがオーストラリアや他では、高くて売れないそうです。
素敵なヒルトンでもお肉以外でも 付け合わせの野菜も冷凍ので残念でした。
一般に味にはあまり関心がないのかも知れません。

グループの中で、いつも夫婦で手をつないで歩く人は、バスでも狭い隣席から離れません。
自由時間はどなたも夫婦だけで出かけて、ほかの何人かのグループは見かけません。
でも途中でカフェなどで落ち合うと話し合いますが。
私共は、時々は互いにあちこち離れて歩いてしまい「夫を見ましたか?」
「妻を見ませんでしたか」とたずねています。

食堂でもどこでも話は、やはり孫の事には手放しで、家族の事等話すのは日本と同じですね。
ロータリーはボランテイア団体ですので、どんな事をしているかという話はに熱心です。
世界中のポリオ絶滅には長年力を入れてきていますが、個々には
アフリカ各国に義足を作る現地職人を育ってているイギリスのロータリーの人は
各地に20回以上通っているそうです。
ツアーはこんな風に過ごしています。

首都 オタワへ (4)

2010-06-26 18:21:43 | カナダ・海外旅行
キングストン以来ご無沙汰してます。
どうしているかとメールも頂きありがとうございます。
今のところ私共は超元気にしています。

カメルーンに勝ったサッカーの記事
カナダの新聞に日本の記事等一度も見ませんでしたがサッカーの記事ばかりは凄かったです。
15cx20cほども大きな写真と共に、
「王家の獅子達は眠って居る。日本はこの瞬間スランプを破った」という大文字の見出しで、
「日本は外国の地で、アフリカの輝かしい星の一つカメルーンを破り驚きの勝利を上げた」と。

私はかねがね今年の日本は全然、期待出来ないんですよと言っていましたので
メンバー達に喜んでもらいました。
8年前、丁度イギリス旅行中にワールドカップの最中で、エクセターのロータリー例会では
イギリス人たちが日本人が勝った事など詳しく知っていて話し合ったのを思い出します。

キングストンの後、「昔のカナダの昔村」と云う様なところを訪れました。
お天気の良い気持ちの良い日で、小川沿いのその村では、
昔の格好をして製材や粉引き、洋服屋さん等している人たちの話を聞いたり、
村の食堂で食事をし、野草の咲いている野原を散歩しながら半日のんびりしました。
旅行中にこんなゆっくりした時間を楽しみました。

その後訪れた首都オタワでは川沿いの英国風議事堂辺りは、外国の絵葉書のように豪華ですが、
その辺りから有名な下町の市場に歩いて10分位で行けるが不思議でした。
私共のホテルは議事堂近くなのでどこにも歩いて行けるのです。
千代田区のような中心地ですから、町もお店も素敵なところです。

皆は雨の中でも傘も挿さずに、大きな市場辺りで沢山の食堂から各自昼食の店を探します。
私共はしっかり傘をさして、綺麗な店で待望のお寿司を選びました。
ほとんど日本ふうで美味しいのですが韓国人経営でした。
日本人が素敵なお寿司のデザイナーレストランを作ったら喜ばれるのにと思いました。
オタワ自慢の文明博物館を見ましたが 館内に昔の街を作ったり最も進んだ展示のようです。

トレンブラン
首都オタワに二泊して山の中のリゾート、トレンブランで一泊しました。
沢山の小さなホテルやレストランが花で飾られ 清潔で素敵な町にしています。
夜はメープルシロップの農家のレストランで素朴なお料理を食べましたが、
大きなオムレツなどもう少しお料理らしくして欲しいと思いました。
ケベックに近くなると看板もフランス語になりました。

原住民村
次の日は現住民の村に行きましたが唯一英国語を話す若い女性が色々現在の不平等を語り
我々もカナダにいる11の全部族と一緒に団結すべきと大いに声援を送りました。
(ここでは皆 フランス語を話すので、英語を話す人が少ないのですね。)
お金を上げているメンバーもいましたよ。
私は彼らが作った辛子に使う彫刻のあるすずの小さなスプーンを買いました。
これが食べ物以外唯一のお土産になりました。




ナイヤガラ~キングストン(3)

2010-06-26 18:12:09 | カナダ・海外旅行
  ナイヤガラ; しぶき除けのカッパを着て

皆様からのメール頂き嬉しく拝見しています。
私共はトロントで当時は世界一高かった自慢の346mのタワーで食事をしたり、
(…あいにく、雲(だそうです)が出て下界はそんなに遠く見えませんでしたが)
その後、グル―プの皆を乗せたバスは、ナイヤガラの滝を見て、昨日はキングストンに
泊まりました。

ナイヤガラの滝を15年ほど前に訪れ、滝の下まで船で行った時など「わあー」と
凄く感激したのですが、二度目はさっぱりでした。
昔と違うのは、しぶき除けのカッパが薄いビニールの使い捨てになって居たことです。
年間に1000万人の観光客が来るそうで、本当にbig、bigビジネスで
夜は水を止めて昼の豊富な水量に備えると言っていましたが、
友人のメールにもありましたように、あらゆる方法でナイヤガラ観光を
盛大にしているようです。
私共のツアーも、近くのイギリス風な街並みにカフエ、画廊、ワインショップ、ブッテイック
等になっていて、花々で飾ったストリートに行きました。
見るだけでカフエでお茶を飲む位でしたが、ワインを沢山買った方もありました。

キングストンは昔 首都だった小さな町で、木々に囲まれた家が綺麗ですが
静かな美しい町なので今では、 湖の周りには20階位の近代的なマンションが出来て
都会の人やこの町のお年寄りがその高層住宅に移り住むそうです。

夕方からガラス張りの観光船で島を巡りながらの食事でした。
西洋人は外食で 夕食をする時など一皿だけで済ませて、食後のコーヒーも
ホテルの部屋に戻って、備え付けのを飲むのかと思うほど質素な人もいますが、
昨日の船では歌手がビートルズやプレスリーの懐かしい曲などを歌って盛り上がり、
私達のグループも何本もワインを開け大にぎわいでした。
最後には 皆と、どたばた踊りで愉快でした。
今は 私達の貸し切りバスで、ローレンス川に沿ってオタワに向かっています。




トロント その(2)

2010-06-24 15:04:42 | カナダ・海外旅行
ガードナー美術館 「江戸時代の磁器展」

2日半トロントに居ります。ホテルから3分くらい歩くと、
すぐ 森のようになってトロント大学の敷地が広がっています。
木々の中にお城のような建物やモダンなガラス張りの建物(カレッジ)がある中を
散歩し大都会の真ん中にこんなキャンパスがあって驚きました。

 州の博物館の前に 「ガードナー美術館」と言う美術館があり「江戸時代の磁器展」
をしていて 美術書で見る沢山の有名な有田焼と何点かの九谷焼がありました。
思いがけない優れたコレクションでしたが、展示方法も器が描かれている浮世絵を飾るとか
お香立ての傍にはお香の蒔絵の箱など、それぞれ器に合わせて美術品が添えられていました。

 道を渡ると其処は銀座通りのようにブランドショップが並んでいて
私達は昼食に中華料理を選びましたが、都心にはファーストフードのような寿司店は
一軒もないのが分かりました。

 夕方はホテルで会食でした。ロータリーの中で各国の人たちとホームステイする
ITHF という会のメンバーは、19人の内半分位は昨年の旅行で一緒だった人でした。
カナダ観光は珍しくないので人数が少ないようです。
米国、英国、オーストラリア、スエーデン、と私達日本人でした。

 次の日は市内巡りの市バスに皆で乗りましたが何処にも降りずに一回りした人も
多いと思いますよ。外国人は案外面倒がりですし、皆で同じ行動はしないようです。

バスの上から、風に吹かれながら見ると綺麗なトロントの町は羨ましい事です。
私共もスエーデンからのご夫婦と古い邸宅を見てましたがこの壮大な豪邸を建てた人は
白い天井に「不可能はない」という字を漆喰で書いてあるのをみんなで探しました。
この友人にも是非スエーデンに来るように誘われ、私共はすぐその気になりました。
オンタリオ湖畔でロブスターを食べ、骨董センターをぶらぶらした位ですから
都会は見る所は少ないないかも知れません。明日はナイヤガラです。



カナダ トロントに着きました(1)

2010-06-24 14:51:18 | カナダ・海外旅行
     ホテルからすぐトロント大学のキャンバスが広がる

 13時間もかかって夕方カナダのトロントに、夫と二人つきました。
街の中心には超高層ビル群がそびえオンタリオ湖に面した瀟洒な町です。
ホテルは明日からロータリーの人達と泊まる同じホテルにして
夕方散歩方々食事に出ました。
ホテルの傍のベイストレートは目黒通りのような感じの低層のストリートで賑わっています。
街をのんびりぶらぶらすると、如何にも外国に来たことが実感されます。

 1.5k位歩いて、お寿司屋が6軒、ビストロ8軒,中華料理4、イタリアントと
韓国が各1軒位でした。他の店に比べて大きなお寿司屋があるのも驚きです。
でもここのお寿司はピッザのような簡単な食べ物になっているようです。
私はお寿司が大好きですが残念ながら 成田で良いのを食べて来ました。

賑わっているビストロで 二人共、温かいスープと牛肉や鴨肉のスターターをとりました。
美味しいのですが日本の3倍ほどの量でそれだけで十分になりました。
飲み物とアイスクリームで2人で6000円ほどです。
まずは食べ物店の報告になりました。

カナダ ”ラフテイング体験記”

2007-08-01 22:42:40 | カナダ・海外旅行
 ”ラフテイング体験記”

 始めてのカナダ西部の旅行に私共夫婦は、ラフテイングを組み込んでみた。「地球の歩き方」には、3段階の難易度によってラフテイングを申し込むURLが出ている。

 中級のカナナスキー川を選んだが、水着の上にウエットスーツを着込むと言うが、様子が分からずmailで色々聞くと・・・

 HI!雨が降っても決行ですよ!予約はすぐカードで払ってね!集合場所はバンフのxxホテルでーす! こんな調子の英語でmailが来る。

 6月下旬のロッキー山中の川では寒いのではないかと案じたが、まあトライしてみる。「歩き方」の本文に、靴がびしょびしょになるのでズックなど持参とあったが、ウエットシューズをはくのでこれは、不要だった。

 当日は晴天で25度程の暖かい日だったが、決められたホテルでオーストラリア人達と待って、大きなバスに乗る。日本人留学生とご両親も同じバスになり早速、話に花が咲く。ご年配のご両親は、息子さんのいるヴィクトリアにゆっくりしているとも事、羨ましい。

 バスが、川岸に着くと、大きな青いビニールガ敷いてあって、、其処には、古着屋に積まれている様な襤褸のウエットスーツ、ウエットシューズ、安全ジャケット、ヘルメットを、指導者の若者に教えてもらって水着の上に身に着ける。 6人づつが同じゴムボートに乗り、河岸で漕ぎ方の様々のレクチャーを受け、皆で一緒に漕ぐ事を教わる。

 私共夫婦はアメリカ人達と一緒に乗る。すぐに急流の段差のあるところを、リーダーの掛け声に合せて、身を低くして過ごすが、しぶきをザンブリ浴びながら下る。 ゴムボートは一回り向きを変えてしまう。ボートを正常に前向きにしながら変化のある川を下るが漕ぐのは、そんなに大変なことはない。

 空が青く、樹々も美しいカナナスキー川を下りながら、リーダーと我々6人はラフテッイングは始めて?何処から来たの?何処のホテル?等結構のんびりおしゃべりもする。と言う間に又激流にあい、オールを漕ぐ・・・「ロープ!」の掛け声に、段差のある急流を、ボートの横のロープをしっかり握って頭を低くしてやり過ごす・・・一人はオールを流された。

 最後に元気な人たち、日本人の留学生も、身を切るような冷たい川に飛び込み、安全胴衣で浮きながら背泳ぎのような泳ぎを習う。

 始めてのラフテッイングで、半日愉快に過ごしたが、次回は上級クラスにしょう思う。