89歳の日々

home: http://kutani-mfg.jp

南部アフリカの旅 

2013-10-25 21:06:10 | 海外旅行

      南部アフリカの旅に参加して


  この旅行は「ケープタウンで植物を尋ねる」「ブルートレインに乗る」「ヴィクトリアの滝を見る」という3つつの魅力がありました。しかし最も治安の悪い所らしく、私共姉妹はツアーに参加しました。


 先ず成田~香港4.5時間、香港~首都ヨハネスブルグ13,5時間。そこからケープタウンまで2時間  計20時間は飛行機に乗りましたが、妹と私はその間、殆どお喋りしていました。


「ケープタウン」 ケープタウン空港は、欧米の飛行場にように大きく綺麗なところでしたが、空港から町中に行く途中には、トタンで囲った沢山のスラムの家々が連なっていました。


 マンデラ元大統領によってやっと1996年にアパルトヘイトも撤廃し全民族参加のアフリカ共和国になり、割合早く黒人政権が安定した国です。 人口5000万人ほどの人口の10%は富裕層、20%が中間層、非道いバラックは70%貧困層の住居のようでした。


 ケープタウンから観光地をめぐりましたが、アメリカの高級住宅地のような素晴らしい住宅地が続き、それらは未だに白人がすんでいるそうです。


「希望峰自然保護区」 西洋人が、インド洋や日本に来れるようになったのはバスコダガマが南アフリカの先端の希望峰周りを発見したからといわれますがこの希望峰自然保護区には植物園やペンギン生息地があり、それらを見て私共はその海岸近くで大きなオマールエビの昼食でした。


 「カーステインブッシュ植物園」この植物園には、世界の植物の多くの原種が自生して9000種程の植物があり、日本の庭で見る花々も沢山見られ、径20センチほどの世界最大の花キングプロテアも咲いていました。その上、エジブト雁、ホロホロ鳥、ダチョウなど大きな鳥たちものんびりとモデルのように身近に写真に撮らせます。


 これらのの観光地は意外にも日本程度の清潔さで、アフリカ初体験として驚きでした。ここはヨーロッパ風な国で緑も多く10月は日本の秋のような気持ちの良い気候でした。


 「ブルートレインに乗る」アガサクリステーで有名な「オリエント急行」はもう無く、世界の豪華列車はこのブルートレインだけとの事です。外観は普通の青色の列車ですが、内装は全部桑材の玉藻のように非常に木目の美しいイタリア産の銘木で作られていました。2人部屋には机と2つの椅子や2台の安楽椅子があり夜はそれがベッドになります。いずれも狭いのですが綺麗な洗面所やシャワールームが付いています。 ブルーのインテリアに白いテーブルクロスの食堂車での食事は丁寧なものでお昼でもコース料理でメインのラムチョップ等も美味しいものでした。


「ジャカランタの花」 車中で1泊して首都プレトリアに着きました。ここでは7万本という薄紫の美しいジャカランタの花の盛りでしたが、私共の旅行はこの時期を選んだのです。立派な歴史的建物も多く美しい街でここで宿を取る旅行者も多いそうです。


 首都に近いヨハネスブルグは経済の中心都市で貧困層も多く最も危険な町とされます。ここでは沢山の貧困な人の居住区を訪れるツアーが盛んなようですが私共のツアーには無く、残念ながらアフリカの深層は見られませんでした。


「ジンバブエ共和国、動物、鳥を見る」ヨハネスブルグから飛行機で1時間半程で、 ジンバブエのビクトリアの滝空港に到着。ザンベジ川のクルーズに出かけるとバスの側には、見慣れぬ大きな(体長180c)動物がじっと座っている。写真の「ウオーターバック」「バブーンヒヒ」の類は何処にでもいる。 動物も鳥も動かずにのんびりしているのが不思議。船はあちこちの岸に近づいて動物や鳥を見せてくれる。オレンジの美しい「アフリカレンカウ」朱鷺に似た「ハダダアイビス」なども鳥達も沢山いました。 旅行中は毎日晴れていましたのでこの日もザンベジ川に大きく輝く落日を眺める事が出来ました。


「キングダム・ホテル」  このヴィクトリアホールスで3泊した「キングダム・ホテル」の庭には大きな「ツメバ雁」や「バブーンひひ」「サバンナモンキー」が毎日来ていますし柵のすぐそばを3頭の自生の像がブラブラと歩いていたそうです。カワセミも大きいのや、小さいのなどが常駐して池の魚を狙っていました。周囲には真っ赤な花を付ける火炎木が沢山見られました。


「ボツワナ共和国:チョベ国立公園」 ホテルから車で2時間程でチョベ国立公園に行きましたが、途中国境ではパスポートチェクなどあり30分くらいは待たされましたが、ここでは数人づつジープに乗って砂煙を立てながら広大な公園を廻りました。


世界最大のぞうの生息地とのことで私共も「200頭程の象」を見たと思います。 中でもボスは2倍位の大きさでば迫力満点でした。「鰐」も大きな口を開けたのや何匹も見ましたが緑色や黄色の3m位のが一番大きのでした。4mもあって200トンもする様な大きな沢山の「河馬」の群れも河を泳いで居ました。「サイ」「バッファロウ」「インパラ」の群れなどや「キリン」も2頭見ました。 動物が歩くと土が掘られるので、鳥がそこに群がって餌を啄んでいました。鳥も多くてカラフルな「ライラックブッポウソウ」「アフリカコノハズク」大きな「三色海鷲」・・・沢山いました。 夕食は大きな土俗的な建物で、野生動物等のバべキューと太鼓などのショー。


「ヴィクトリアの滝」 最後の日はお目当てのヴィクトリアの滝です。バスで滝まで行きましたが、最初の悪魔の滝を見て”凄ごーい”と歓声を上げる!滝幅1700m、最大落差100mほどとのこと。ここの特徴は いくつにも分かれて滝があるので 対岸をずっと歩きながら次々と滝の景色を眺めながら歩けること。 でも私共はジャカランタの季節10月下旬を選びましたが、本当に凄い時期は3月からの雨期ということでした。午後には 初体験のヘリコプターに乗って滝を上から見ました。ヘリコプターからの眺めは素敵でまたまた乗りたいと思いました。 これで私共の「ケープタウンで植物を尋ねる」「ブルートレインに乗る」「ヴィクトリアの滝を見る」という南部アフリカの旅は終わりました。若い素敵な添乗員さん有難うございました。


 


   


 



最新の画像もっと見る