89歳の日々

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 孫娘とのイタリー 3(シシリー)

2005-11-27 14:43:40 | 海外旅行
                 ローマの「真実の口」で
 シシリー島・パレルモに入る
 Sさんご夫妻は市内の広場にある空港バスの停留所で待っていて下さり、無事お目にかかれた。早速車で市内をあちこち廻って下さり、山ノ上のサンタロザリアの聖域という所なで行き、説明して下さる。ペストの流行った時に人々がピルグリム(巡礼)の場になったと言われた。孫のYちゃんは小学校をオランダノインターナショナルスクールで過ごして、其の後も英語が好きでトイックとかで、800点以上の子が、「おばあちゃんピルグリムって何?」と聞かれ・・たまには年寄りが知っている単語もあるようだった。

 Sさんはアメリカに留学した優秀な歯科医で、パレルモを愛され熱心に眼下を説明して下さる。「ロータリーの仲間でお互いに家庭に泊める=ITHF」」という会に私共も入っているので今回泊めていただく事になった訳です。

シシリー島にて・・の続きが中々進みません。
私のBLOGも書き続かず、サイトを覗いて下さる方には申し訳ありません。
 
さてシシリーで、Sさんご夫妻が、案内を済ませて、「美味しいジェラートの店に行こう」と誘って下さり、10センチ程の大きさの丸いパンにジェラート(アイスクリーム)を溢れるほどに挟んだのを下さる。孫のYちゃんは若いのでパクパク食べる。これは最もポピュラーな食べ物のようで、どこにでも「菓子パンとアイスクリームの店」があり、朝などこれ以外の店を探すのが難しいほどの物です。
 
 シシリー島で泊めて頂いた処は、その歯医者さんが自分の住んでいる地方からパレルモに来られた時に泊まる様に、市内の中央にマンションを持っておられ、彼らが使わない日なので4日間ずっと泊まるよう進められたのです。

 道を覚えるように丁寧に道順を教えて下さって着いた処は、新しく改造した大きなマンションの1軒です、ゆっくりした寝室と居間に食卓、などがありますが、「食事は作らないので、お台所は付けなかった」という間取りでした。こんなに広い割合には、半疊位の小さなシャワー室しか付いていません。ご夫妻は「自由に使ってください。此処は大きな警察のすぐ傍なので、安全な所ですよ」と繰り返し言われ、帰られました。

 其のマンションから町へ出かける度に警察の前を通るので、若くてかっこいいお巡りさん(英語の出来る人)に、道を聞いたり、タクシーを頼んだりしました。可愛い孫を連れているので、皆すこぶる愛想がいいのです。ホテルならコンシェルジェなどに聞けるのですが、此処では町のインフォメーション迄行かなければ情報を得られません。ところがインフォメーションにいる人の英語は,私には、まるっきりイタリア語にしか聞こえないのですが、イタリア人はそれでも堂々話す処が日本人と違って立派ですね!

 シシリーでも雲丹を食べるそうで、町に出るとYちゃんと雲丹を食べようと言う事になり、レストランで、雲丹の絵を描いて見せ[リッチ」と言う名を聞く。すぐそばで食べられる所を聞きました。(絵を描いたのははじめてでした)教えられた小さなレストランの外壁に、「雲丹のスパゲッテイ」と大きく書かれてい、美味しい雲丹スパを食べました。お店の息子さんはYちゃんに鶴の折り紙を折って欲しいと頼み、お礼に飲み物は無料でした。「UNI」とローマ字で書いて日本人は大好きですよ、と言って来ました。

 シシリー島は、様々な国に属し、それぞれ文化を受け継いでいます。まずフェニキア、ギリシャ、ローマ、アラブ、ノルマン、フランスのアンジュー家、イベリアのアラゴン家、最後にイタリーに統一される。
 複雑な歴史があり、それらに興味を持って来たのですが、シシリー島は殆ど自治をしたことがなく、ずっと植民地だったと言うことでしょう。 続く

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