89歳の日々

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 オーストラリア(4)   暑い!ケアンズ

2010-03-07 22:24:46 | 海外旅行
                       熱帯植物園で見た花
ケアンズ  その1
9日(火)シドニーから飛行機で4時間(?)ほどで北のリゾート・ケアンズに
夕方着きました。
(オーストラリアの南は寒い南極なので、北の方が暑くなるようです。)
ケアンズは晴天で空港に着くとカッとした日差しと蒸し暑さで(32~35度ほど)、
大変な所に着いたという感じでした。
ロータリーアンのDさんが車で迎えて下さり 着いたお宅は山の中腹でした。
「迎えに来て下さって申し訳ない」と言いますと、
「退職していて暇なので心配ないよ」と答えられ、ユーモアのある穏やかな方です。

高台からお庭や木々を見下ろす広いテラス(ヴェランダ?)には、
しっかりしたコンクリートの張り出した天井に大きな扇風機が回っていて
風通しが良く気持の良い場所になっていました。
ここでは蒸し暑さも感じられなく、早速お茶を頂いたりし、
食事をするのも何時もこのテラスで何とも素敵な場所でした。

Dさんは園芸で成功した人物で今は仕事を息子さんに譲っています。
16年前に建てた大きな家なのですが、何と言っても農家の生活で、
私共は初めての農家ステイに少し戸惑いました。

次の日は近くにおられる 日本人を招きパーティーをなさるそうで、
その夜は夫妻を何処か食事にお招きしたいと申し出て、
美しい海岸沿いのシーフードレストランに参りました。
夫妻は遠慮して メインデッシュだけで良いとか言われるところ等日本人と似ています。
結局ワインも沢山飲んで楽しい食事になりました。
私共は大変お世話になりますので、いつも一回はこちらでご馳走しているのです。

10日(水)今日は 夫人は朝からパーティーの用意で大張きりです。
「手伝いましょうか」と言いますと、「自分だけで大丈夫」といわれ、
都会と違って沢山お料理するのも慣れた方ではないかと思いました。

Dさんが車で、熱帯雨林のモスマンという川に連れて行って下さいました。
其処の川辺でピクニックをしているアポリジニに初めて会いました。
陽気な人たちで日本を知っているとか色色話かけてきましたが、
その陽気さのように今は幸せになっていて欲しいと思いました。

ずっと海岸沿いの美しい景色を眺めながらのドライブで、
途中エレガントな パームコームやポートダグラスの町でお茶を飲んだり
食事をしたりしましたが、素敵なリゾートでした。
私共の加賀市山代温泉も観光地ですが、まず町が美しくなって欲しいものです。 

夜のパーティーはご子息夫妻と、その隣に住んでいる日本人ご夫婦が来られました。
日本人の方は15年前に、世界のあちこちを探して、
結局ケアンズが一番気に入られ大きなお家を買って住んでいる方です。
こちらに暮らしている40人位の日本人とは付き合わず、
近所のオーストラリアの人達と親しくされていて、
Dさんのご子息夫妻のようなブルーカラーの人達が一番安心できて、
気持の良い人達だと言われました。
日本社会の嫌な面を知り尽くしているのかも知れません。

外国でその土地の方々と親しく生活するのは素晴らしい事ですね。
でも私共も久し振りの日本の方とお目にかかれ話は尽きませんでした。
日本に帰られる時には私共の町にも来られます様にと申しました。

Dさんは「15年居ても彼の 英語は・・・」とにっこりして首を振りますが、
という彼の英語は生粋のオーストラリア英語で,私共が習う英語とは随分違います。

夕食は果物とエビのオードブルの後、ご飯と辛くないカレーのようなものと、
ゼリーとクリームのオードブルでした。
でも一家の昔からの写真を見せて頂いたり、皆遅くまで楽しく過ごしました。
こちらではパーテイは人々と会って話しを楽しむ事が良く分かりました。

11日(木)今日はバロン湖や熱帯植物園にもおつれて頂きました。
その帰りにスーパーでお豆腐や野菜などを買い、夕食にお豆腐料理を二種作りました。
野菜の沢山入って色も綺麗な「炒り豆腐」といつもの「八宝菜のお豆腐入り」ですが
茹でた野菜が色色ありましたので、ブルーチーズを入れた美味しいサラダもしました。
夫人がよくそれらを見て覚えられたと思います。
お豆腐料理と、沢山の野菜をこれからもお料理されると体にも良いと思いました。
昨日の日本の方が言っていましたが、此処では野菜を本当に少ししか食べないそうで、
私共の食事にも少しのサラダが付くくらいでした。
この3日間でDさんご夫妻のお宅に泊めて頂くのも終わりです。


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