89歳の日々

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 孫娘とのイタリー 4(シシリー続)

2006-01-13 22:54:59 | 海外旅行
      スペインからの小児科の優しいお医者さんと

 モザイクが凄いパレルモ
パレルモは、何処へ行くにも歩けるほどの町ではあるが、あちこち一日中歩き回るので、結構疲れる。
王宮と言うのは、先ずアラブ人が総督の宮殿からノルマン、シシリー王などの王宮であった。隣接している、パラテーノ礼拝堂は、モザイクで有名で最も古いアラブ装飾との事。マラトーナ礼拝堂という処では、丁度結婚式で椅子に座って教会の壁から天井全面に、信じられないほどの豪華なモザイクをゆっくり眺める。ここではで、牧師さんはここぞとばかりの大声でお説教をする。お嫁さんは太った中年女性で、どこでも晩婚が多いのかと思う

モンアーレに行く・・
 後日、パレルモ郊外のモンレアーレという町にバスで行ったが、シチリア王の私有地にあるこの大聖堂も宝石のようなモザイクで輝いている。パレルモはイスタンブール、ラヴェンナ,と共にモザイクの世界3名所との事。(いずれの訪れたこと有り)でも隣接する庭園は全然見る所もないのに6∈もする、高-い。

 スペンインのお医者さん
つまらない庭園を見たのは、スペインからのお医者さんと私共だけで一緒に昼食をすることになる。小児科のお医者さんとの事で優しい人でYちゃんに色々楽しいことを話しかけ3人で笑う。英語は大学の時以来余り使わなかったとので「全然下手です」とは言うが、日本の大学卒の人が皆この程度に英語が話せたらいいのにと思う。
彼は、真面目な人らしく、町の人に推薦されたレストランをあちこち聞きながらやっと探し(私なら、面倒でどこでも良さそうな所に入るのに)着いた所は、見かけは普通の処がったが、矢張り美味しいくて良い店だった。えびの焼いたの、トマトと茄子の煮たの、サラダ、シシリー風スパゲッティ、グラスワインでyちゃんとで32∈。

一日モンデッロの海に行く
お馴染の交番でタクシーを呼んでもらい、有名な海岸モンデッロに行く、25∈。海はきれいで大方の人は、泳ぐより甲羅干し。白人とは思えない褐色人種。隣に居た、家族で来ている人は、70歳台の婦人と其の家族たち、日本人は珍しいので色々聞かれる。ところがタクシーがつれてきたその海岸のメインに所ではなく、手前の静かな小さな入り江だった事が分かり、泳いだ後でレストランを探して道に出ると、帰りのタクシーが10∈でパレルモまで乗せるという。

町に戻って
 町に戻り新市街のしゃれた大通りに緑に囲まれたレストランを聞いて食事を取る。素的な紳士淑女が食べている同じものを取る。それが大した物ではなくて残念。カテドラーレと言うノルマンの教会地下には歴代12世紀頃の王の素朴でがっしりとした石棺が並ぶ。北欧からのきたノルマン王の歴史を感じる。夕方人形劇を探し探し、やっと見つけてみる。「ゴッドファーザー」の映画で効果的にこの人形劇が出ていたが、たった2人の若者が沢山の人形を操っている。

ATMと公衆電話
成田空港でお金を少しユーロに変えて来ただけなので、パレルモでATMでユーロに変えようとするが、其の機械が壊れている。先ず他の人がちゃんとお金を出しているATMでなければならない。
 と言うのは、公衆電話で、何度も入れたコインが出て来ず、お金も戻らない。お金は戻りますと書いては有るのですが・・・ それでお巡りさんにお金を入れて電話を掛けて貰ったが、矢張り電話は出ず、お金は這入ったまま。お巡りさんも細い棒でお金を取り戻そうとするのだが、結局取れないで、3回くらいお金を損する。
 ATMにカードなんか入って出て来なかったら、一大事なので、誰かちゃんとお金を出している人を見た機械でないと安心出来ない。2箇所は壊れていて皆駄目だと言っている、3箇所目に男性がお金を出している大丈夫な所を見つけて、出し方を聞きやっと私共もお金を手にする。
 公衆電話に、日本語で大きく説明を書いてある処があり、喜んでかける。パレルモで日本語を見たのはこの公衆電話の前のみ。後で分かったがそれは結構お高かったようだ。

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