89歳の日々

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 孫娘とのイタリ-- 2(ローマ続)

2005-11-27 14:42:35 | 海外旅行
 スペイン広場は夜になってますます賑やかで、上の方では、踊ったり歌ったり、世界中の人が集まるお祭りのよう。

  Yちゃんは、バングラデッシュからの人が売って廻っていたぐにゃぐにゃと形が変わる人形のおもちゃを、友達にと赤や黄色、紺色など幾つもお土産に買ったりして楽しむ。広場の周りには沢山のブランドショップがあり、二人で素敵な店をあちこち見て周り、Yちゃんは両親や弟にお土産を選ぶ。こんなお店では日本からの若いカップルや、女性同士が買い物をしていて、日本人の販売人も多かった。

  賑やかな広場は本当に楽しい。ペルーのクスコでも古い教会前の広場では沢山の店が出て人が集まり、ギターを奏でたりしていて、いつまで居たい様な懐かしさと楽しさがあったのが思い出される。

先ず、地下鉄でスリに会う・・・
次の日はスペイン広場を見下ろしながら部屋で朝食。
地下鉄のホームのベンチでYちゃんがバッグからノートを出して、何か書いている時に地下鉄が来てあわてて乗る。一緒に乗った子供達が閉まる扉からすり抜けて下りるので不審に思い、はっとして「Yちゃん、何か取られない?!」と聞く。バッグの上に載せていた筆箱がスラれていた。筆箱で先ずほっとする。

  テルミニ駅前から、昨日買った2日綴りの観光バスを使い、アッピア街道を通り「サン・カッリストのカタコンベ」に行く。4世紀にキリスト教公認される以前・迫害時代の地下の隠れ家又は、墓地と言う。地下4層で全長20kmという。
教会や葡萄酒を作る所、大きな食堂テーブル、など珍しい所なので、30年前に見た事を良く覚えている。孫のYちゃんに見せたいと思って来る。

「真実の口」・・行列を作ってで写す!
その他「ローマ時代の水道」など見て帰りのバスに乗り「真実の口」のある教会で下りる。教会は修理中でも前廊に、「ローマの休日」でお馴染みの、いわゆる「真実の口」があり(これは地下水路の蓋だったと言うが)世界各国からの観光客が其処に手を入れて写真を撮ろうと並んでいる。私共もみんな友達みたいに順番に前の人を写し、次の人には写してももらう。「孫娘と一緒なのよ!」と言って。
カンピドリオの丘辺りで昼食。美術館を廻って・・・あちこち行って最後にバスでトリトーネの噴水に下りる。

  “ローマを訪れし人はトリトーネの噴水を知るべし“こんな書き出しでゲーテの「即興詩人」が始まる。「パリ・カフエ」でお茶。昔,この辺りのヴェネト通りが夢のように美しかった事を思い出して来たが、あれから30年も経って、夢のような所は無い。
  ポポロ広場までは、ここからも歩いてすぐ、又ぶらぶら歩いて宿の近くのスペイン広場近くまで来る。白いテーブルクロスが広げられたレストランの戸外席に。海鮮オードブル,子牛のローマ風,ジェラートetc 2人、41∈。
偶然、隣席は日本人の保母さん2人、毎年外国を旅行される話など、おしゃべりが尽きない。ホテルに遅く帰える。

めまい
 朝起きようとしたらめまいがする。旅行中どうなるかと思ったが,お財布に入れてある緊急用のめまいの薬を飲む、2時間くらいで直り、安心。Y ちゃんは窓辺で勉強をする。其の早い事早いこと。古文の文法等でも 電光石火で書いている。チェックアウトしてぶらぶらする。ピッツエリア沢山綺麗に並んでいたピッツアから、3センチとか言って、何種類ものピッツアをYちゃんとあれこれ切って貰い、それとご飯とチーズのコロッケのようなのを食べる。ご飯がめずらしいせいか、美味しい。大きいレモンテイとで2人で15∈。本場の素敵なピッツアに満足。それにお安いですね。

 午後テルミニ駅から列車に乗って空港に行き、パレルモのSさんにTELする。パレルモの空港まで迎えようかと言われるので、空港バスで市内まで行くので、下車する所を伺う。お会いしてすぐ夕食では申し訳ないと思い、簡単な夕食を済ませて伺う旨を伝える。


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