89歳の日々

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兎と蛙が催した新年会 

2010-01-27 16:47:45 | 九谷焼

今年の九谷美術館の新年会は兎と蛙に扮装した若者の企画でした。

先ず新年会の席に就くのにも、小説の名前の籤を引いてその著者名が
書かれた席を探してやっと座る事が出来ました。
九谷美術館長の高田宏氏は元日本ペンクラブ理事ですので、
作品と著者名が分からない人は館長さんに聞きに来るのです。

高田宏館長さんが先に座っておられるテーブルでは
大仏次郎と書いてある席が館長さんの右隣で「鞍馬天狗」の籤を
手にした人が其処に座りました。
私は偶然館長さんの左隣の島崎藤村と書かれた席に
「夜明け前」の籤でつき、
私の横にある泉鏡花の席は「歌行灯」を引いた人です。

九谷美術館に勤めている若い女性が書いている美術館のサイトのblogは
写真と短いコメントで、いつも気が利いていて楽しい読みものです。
是非ご覧下さい、お勧めします。http://ko-kutani.jugem.jp/

私共美術館の「解説ボランテアのホームページ」もあります。
東京在住のボランテアの男性がとても素敵に作っていますので、
それも覗いて下さい。http://www.kutanimus-volunteers.com/

私共ボランテイアは良い仲間に恵まれて楽しく過しておりますが、
高田館長さんも時々はこうして故郷に帰られ、皆々と賑やかに
交流され、お幸せなのではないかと思いました。


大根、セロリの葉は捨てる? 食べますか?

2010-01-11 18:31:23 | 九谷焼
     大根の葉のふり掛けを 「乾山手文様ご飯茶碗」に
      この「乾山手のご飯茶碗」は内側に模様があって楽しい物です。
      (http://kutani-mfg.jp ホームページでご覧下さい)  

あなたは、大根やセロリの葉は捨てますか? 食べますか?

長年 もったいないとは思いながら捨てていた葉をこのごろは
美味しく食べています。 書くほどの調理ではありませんが・・・
新鮮な大根の葉が有った時には是非お勧めの「大根の葉のふり掛け」です。  
ご飯にかけるとゴマの香りがし、少し甘みのある薄味で美味しく出来ます。
 *佃煮のように味を濃くしない方が良いでしょう。
 *大根の葉は、がさがさしていますので柔らかく茹でる事です。

大根の葉の佃煮
   材料: 大根の葉、ごま油少々、みりん少々、醤油、鰹節小袋1つ
(1)葉の真ん中の葉脈(軸?) を除いて、しごき取る様にして
   青い葉だけを集め、
   レンジで柔らかくし(鍋で茹でても可)、水気を絞って細かく刻む。
(2)フライパンにゴマ油を少し注ぎ、細かくした大根の葉をいため、
   鰹節の小袋を1袋振り入れ醤油、みりんで薄めに味をつけ、
   汁気が無くなるまで炒める。 出来上がり。

  セロリの葉も色々試みましたが、お浸しに混ぜると山菜のような
  味になってこれが一番気に入っています。ちょう簡単!

セロリの葉のお浸し
  セロリの柔らかな葉を茹で、細かく刻む。
  ほうれん草などのおひたしに混ぜる。
  (きざみ納豆を混ぜる・・これも沢山いただける)
  醤油味のだし汁をかけて頂く。
  このだし汁は自家製で作っているのが美味しい。



「炉辺会」にこんなお料理をしました。

2009-12-20 15:33:44 | 九谷焼
 小グループでの会食会、「炉辺会」は20年ほど前までは廻り持ちで、
各自のお宅で催されましたが、次第に外のお店で集まるようになりました。

  処がこのごろは 以前のように自宅でなさる方も出て来ましたので,
私共は九谷焼を作る仕事ですので、当然九谷のお皿にお料理をして
「炉辺会」の皆様をお招きしています。
 これは会費制ですので、普段より良いお料理をする事になります。
でも、程々に簡単に出来るメニューを下記のように選びました。
     *       *       *
 始めてシャンパンを用意しましたが、
開ける時に天井まで撒き散らしては大変と
サイトで動画付きの(成城石井だった?)の見ておきました。
これは、上手に開けて下さる方がありました。

「オードブル」は平凡ですが、好物のスモークサーモンのクレソン巻き、
焼きたてのキッシュ。

 キッシュは早くから作り置きが出来ますので冷凍のパイシート1箱で
いつも2ヶ作って、1ヶはいつでも食べられる様に冷凍しておきます。

 私の作り方は、伸ばしたパイシートをテフロンの器にはめて、
その中に茹でたほうれん草、ベーコン、生クリーム、卵チーズなどを入れ
オーブンでこんがりと焼いています。

「お刺身」は地物の甘エビ、ぶり、鯛など何でも良いのがあります。
当地ではズワイガニより、子が沢山入った雌蟹の方の「香箱蟹」が
むしろ喜ばれます。魚屋さんに、この小さい蟹を解体して
甲羅の中に子や実を綺麗に詰めて貰います。

 年の瀬で「ロースとビーフ」も、特に良い牛のランプがありました。
これを安心して焼く方法は、沢山のサイトから「男の料理」のが一番良さそうで
試しましたら、表面は焼き色がつき中はピンクで本当に理想的に出来ました。

「白和え」はブレンダーで簡単に出来ますが、あんがい好まれるお料理で
度々作ります。
時期の柿は美味しく彩りも良いので沢山入れました。
 
 もっと素朴なお料理がお好きと言う方もあると思い、
お大根を(鮭の残と)と根昆布で煮ました。
うす味に煮詰めた大根も昆布も美味しく私共の大好物です。

 上等のハムが沢山頂きましたので、試作方々
ピンクのハムを薄く削ぎ切り、りんごとブロッコリーも
同じような形状にして、マヨネーズで和えてみました。
3種類の味が良く合い、彩りも綺麗でした。

「鴨のじぶ煮」は石川県のお料理の中で、
「鰤の入ったかぶら寿司」と共に好きな食べ物です。
以前はかぶら寿司も作った事はありますが、
このごろは専ら「鴨のじぶ煮」を作ります。
先代からの秋草模様の豪華な輪島塗のお椀があり、
そのお椀の蓋裏には銀で月が描かれています。
お椀を見て頂く為にもじぶ煮を作りました。

 友人が畑で作ったグリンピースの冷凍があったので、お酒を入れて
あっさりした炊き込みご飯にし、市販のお漬物とで終わりです。

 お酒も沢山飲まれ、賑やかな会食でしたが、
自宅での手料理は好評で感謝されました。
これが昨夜の炉辺会のお料理でした。      以上

「東アジアの海とシルクロードの拠点 福建展」を見る。

2009-04-23 22:22:40 | 九谷焼
 
 学習院大学で「東アジアの海とシルクロードの拠点 福建展」を見て・・・

大きい樹木が新緑に輝いている学習院を訪れました。広いキャンパスの学生たちも、素敵に輝いて見えました。

余談ながら・・・
 3月に神戸で夫の囲碁の会があり、ポートピアホテルに泊まった時、美術館の招待券(1000円)と其処までのタクシーがサービスに付いていたのですが、生憎月曜日で休館でしたので何処に行こうかと迷いましたが・・

 たまたま俳句を始めた夫は神戸大学に出来た山口誓子の記念館を思い出し行って見たところ、山口誓子は自宅と共に沢山の財産を寄贈したようで、日本家屋にお庭も綺麗でした。
 (夫は学生の時、六甲の山に上がるのが面倒で、下の碁会所ばかり行っていた様で今でも囲碁だけは好きですね!)
 神戸大学のキャンパスは高台にあり 樹木も多くここも素敵で感激してきた所です。

 さて、学習院で中国でも、南部の福建省の陶磁展を見ました。

 赤色でざっくり描かれた「呉須赤絵」や黄色、緑、紺色で塗りつぶした「交趾焼」等の良く知られている中国の陶磁器は中国の南の福建省で作られていました。「曜変」「油滴」などの茶道具もこの地方の建窯で作られた作品との事で、沢山展示されていました。

 福建省はヨーロッパの大航海時代(15世紀)以前の 10世紀の宋代から13世紀の元代頃には、盛んな海上貿易の拠点でした。異国人も多かったようで、14世紀のキリスト教(景教)墓碑、アラビア文字墓碑等が展示されていて、そこに刻まれた文字も珍しいものでした。

 他に漳州窯の窯跡から発掘された合子は、日本では香合として珍重された様々な形物が沢山発見されたと言われ、ここでは九谷焼の吉田屋で有名な「眠り鴨」と同型の発掘品も展示されていました。
 
 図録には、荒川正明氏が「華南三彩から織部、古九谷へ」と解説しています。   ”福建省の「交趾焼」は織部の緑として現れ、17世紀中葉には緑・黄色を用いた塗り埋め手といわれる古九谷様式の青手として登場する。 日本では、建省の漳州窯で焼かれた素三彩を「交趾」と呼んで珍重し、緑、黄色、紫などを組み合わせてカラフルな色彩に仕上げられている“と説明されています。

 特徴的な古九谷焼の青手や吉田屋手(緑、黄色、紺、紫色で描かれている色絵)は正にこの交趾の色合いとスタイルを用いて描かれているもので、この展示会はそのルーツを示していました。
                    

  



九谷焼美術館のボランテイア会員による「雛祭りのお茶会と夕食」

2009-03-23 15:11:34 | 九谷焼
 九谷焼美術館での「食事付き夜間音楽会」はとても楽しかったので、[私の家でも美術館のボランテイア会員との食事会をしない?」と友人に話しました。

 それが会員たちのおかげで、急に実現の運びとなりました。3月のミーテイングのお知らせには、”雛祭りのお茶会と夕食”と書き込まれました。

 自宅の和室には明治時代の内裏雛を飾っていますが、そこに書斎の机を利用した立礼のテーブルを設え、アンテイークの卓と毛氈を敷いた長いすを置きましたた。 ボランテイア仲間のお茶の先生が、小ぶりの風炉を初め色々不足の品を貸して下さり、特別なものを使わずに立礼の設定ができたのです。

その友人は鎌倉で宗編流のお稽古をしていますが、若いお家元は創意工夫のある個性的なお茶を先ず勧められる様で、進んで手伝って下さいました。

 当日は、美術館のミーテイングの後、会員は私の家を場所にして、立礼のお茶の用意をする2人と、食事を手伝う数人に別れてパーテイの準備をしました。
 お台所では友人たちに、「1kgの牛肉でセロリなどの野菜巻」、山のように「生ハム入りのミモザサラダ」など作って貰いました。(他は前日作りました)

会員の1人が、チーズケーキ、果物のタルト、抹茶ゼリーと1人に3種ずつの美味しいケーキを彩りも美しく作って下さり、飲み物はワインや日本酒等の差し入れもあって少ない会費でも、デラックスなパーテイになりました。

会費¥1,000で、次のようなメニューになりました。
      牛肉の野菜巻き、ミモザサラダ生ハム入り、
      お大根の煮物、かぼちゃとブロッコリーのグラタン、
      中華スープ、菜の花ご飯。 
      ケーキ各種
 
 食事は食堂のテーブルにお料理を並べてブッフェスタイルにし、居間の座卓に各種の飲み物を置いて男性、女性15人が囲み、久し振りに皆で和気藹々に話したり食べたり飲んだりしました。

 すっかりゆっくりして,皆の酔いも醒めてから、お二人の先生のお手前で(お茶を知っている人も、私を含んで知らない人も)立礼でのお茶を頂きました。

 特注の上等な和菓子もありましたが、その他にお菓子屋にアルバイトをしている会員が「美しい桜の干菓子」等を沢山差し入れて下さり、ここでも十分に和菓子も楽しんだお茶会になりました。

夜も更けて、「楽しかった。又次にパーテイをしましょうね」と言う言葉を交しながら別れました。      
 ボランテイアは楽しいのが一番ですが、美味しいのも良いのではないでしょうか?





    九谷焼美術館での夜間コンサート

2009-02-21 21:42:24 | 九谷焼
 
 2月7日にはオーボエ・コンサートの集いに参加しました。         
九谷焼美術館の「月いちコンサートは」いつもは午後に音楽会があり、その間にちょっと高田宏館長のお話があったりでしたが、今度夜間の音楽会に、ボランテイアの連中と初めて行ってみました。

 美術館の2階には、「九谷の杜公園」に面したヴェランダのある広いテイルームがあります。夜間コンサートでは、簡単な食事とワインの軽食付き(1,500円)でした。(3,000 円と書いたのは間違いでした)
先ず螺旋階段を上がって参りますと,テーブルにお料理がところ狭しと並んでいました。

 乾杯が終わると、音楽を聴く前に、その美味しそうなお料理が頂けます。
ブッフェで「各種のオードブル」、「たらの大きな昆布締め」、「地元の野菜のお煮物が山下十三さんの曲がった楽しいおお皿に」、「お重にお赤飯」「デザート」など・・素人の手造りならではの素晴らしいお料理です。メンバーも素敵な服装で来られ、美味しい美味しいと言いながら、おしゃべりに花が咲きました。

 出席者も40人ほどで、美術館のテイールームは大賑やかでした。
この会は“サロンド九谷”の下口夫妻や、モダンな九谷焼作家の山下十三さん、ブルーが美しい作家あさの憲夫さんたち作家が中心になって年に2回ほど夜間に食事付きで行っているとの事でした。

 もちろんその後でのオーボエは、クラシックを主にして軽い曲も入れての美しい音色を楽しみました。これは、石川県加賀市のある県立九谷焼美術館の夜間・食事つき「月いちコンサート」に初参加の感激です!




























九谷焼美術館 “永楽和全展”によせて

2009-01-13 17:26:11 | 九谷焼
 石川県立九谷焼美術館では ”永楽和全と 賀の人々展” を2月15日まで催しています。私も解説のボランテイアをして居りますので永楽和全について少々調べました。

 永楽和全は京都の高名な陶芸家で、幕末に加賀大聖寺藩に招かれて、疲弊していた九谷焼を指導するために当地、山代に来られた方です。

 皇太子殿下は私共の九谷美陶園が作りました、夫婦湯呑をお買い下さいましたがこれも永楽手でした。当地では金襴手を永楽和全に習いましたので、今日でも永楽手と申しております。。

永楽和全の“永楽”の意味 
 永楽年間1403~24年(中国の民時代初期)は政局が安定し経済が発展した事から
 宮廷用の磁器の需要が多く、景徳鎮窯の品質や技術が飛躍的に高まった。
 そのため永楽年間以外の景徳鎮窯の宮廷用器も“永楽焼”と称されるほど、
 永楽と言う名声が高かった。和全の永楽と言う姓も、これが基になっている。

永楽和全の先祖
 和全の先祖の初代善五郎は16世紀初頭に奈良で春日神社の斉器を作っていたが、
 茶人武野紹鴎好みで土風炉を作るようになった。後代には千家の・職家の土風炉 師になったが10代善五郎(代了)が茶陶を手がける様になり、11代善五郎(保全 1795~1854年)からは京焼の名工として知られる。

「永楽」の銀印を賜る
 1827(文政10)年に保全は 紀州徳川家の偕楽園御庭焼へ出仕し、藩主徳川治宝
 (はるとみ)より「永楽」の銀印を賜り、以後保全から永楽を陶号とした。
 作風は染付、交趾、金欄手などに巧みであった。1843年水野忠邦による「天保の 改革」が陶業にも及び保全は隠居を余儀なくされ、家督を息子和全に譲り、和全 は12代善五郎を名乗る。その後、明治に至り姓を永楽とす。

 父・保全は友人の塗師の次男宗一郎を養子として善一郎家を創設した。和全との 間に不和が生じ、保全の陶技開発に要した多額の借財が、和全の家計を圧迫し、 ついに善一郎家創設を取り止め、保全個人として各地での作陶に腐心した。
 
永楽和全1843年に襲名 
 和全(1822~96)は21歳で善五郎を襲名した後、父が養子にした宗一郎と協力  して家を統一し、善五郎家一本化し仕事を活性化した。
 後に義弟宗一郎と片腕であった西山籐助の功績に報いるため両者を善五郎家の  13代とした。 

和全の活動は下記の4期に分けられる。  
(1)御室永楽窯時代1852~1865(嘉永5~慶応元)年。
   野村仁清の故地 御室に登り窯を築いて作陶した。
(2)九谷永楽窯時代1865~1870(慶応元~明治3)年
   加賀大聖寺藩の招きで山代村の九谷本窯で作陶した。
(3)岡崎永楽窯時代1872~1877(明治5~10)年
   家督を長男の得全に譲り、三河国岡崎で作陶。
(4)菊谷窯時代1877~1882(明治10~15)年
   京都東山の下河原鷲尾町に居を移しての作陶した。明治29年没。

和全の真価
 和全は20歳にして父の保全をも賞賛させる才能があり、すでに第一期の
 御室永楽窯時に於いて、呉州赤絵、古染付、祥瑞、金欄手などでは
 父・保全以上に本歌に迫るものがあると言われる。しかし和全の真価は
 新しい作風の創造にある。 器に布を載せ其処に絵付けをした布目手。
 九谷に於いて、金襴手に金箔を用いて焼き付けるなど、華麗な意匠が
 表現された。その他、茶陶意匠を大幅に変更するなどの功績があった。

永楽姓に改姓1871年
 明治4年家督を長男に譲り、これまでの西村姓から永楽姓に変える。 
 永楽家は現在も受け継がれ、千家の使用する茶の湯道具の最も正統的な製作者と して、千家十職の一家として知られる。
 先日現在の17代善五郎氏はご夫妻で、この展覧会をごらんに来駕された。

今日は、終日立ちっぱなし・・・

2008-07-25 23:35:00 | 九谷焼
 
 今日は、終日立ちっぱなしでした。家に帰って夕食を作り、食事をした後はぐったりで、9時からアメリカの軍隊の裁判映画を見てこれを書くだけです。
 
 始めの方を見ませんでしたので映画の題名が分かりませんが、軍隊の裁判もあの位ならアルブレイグ 等から見ると、未だ良いかなと面白く見ました。 

“色絵九谷コレクション 九谷美陶園展” 8月20日(水)~26日(火)
       於:難波 大阪高島屋 6階特選ギャラリ-

 上記が催されますので、その準備で立ちっぱなしだったのです。

 他の場所での催しの時は、私共では まず会場の平面図・立面図を頂きその台の場所や広さ、全体のバランスに合わせて、何度も器の配置を考えて見ます。
「カジュアルな和風セッテイング」「割合上等な器」「子供用の食器」・・などと一寸したテーマごとに纏めます。

 大体決まると、その台なり、棚に実際に器を載せてみて、良しとなったら写真を写します。このため、私は何度も何度も器を取りに行ったり、置いたり、換えてたり 写真を撮ったり、1日中 100点以上の器を持ってうろうろするわけです。

 これをしてしまわなければ、何を持っていくのか決まりませんので、スタッフから「早く決める様に」と言われ、彼女たちとも相談しながら何とか決まると 1シーンごとに写真に取ります。

 その写真を見てパッキング出来るのですし、ギャラリーでも写真のように 並べてくださるのです。(苦労するほど素敵には出来ないのですが・・・)

 こんな風にして 難波の大阪高島屋 6階特選ギャラリーで “色絵九谷コレクション 九谷美陶園展“の用意が出来ます。

 昨年も参りませんでしたが、お知り合いの方がおいで下さる事も有り、今年は私も下記のように週末の3日間、会場に参る予定で宿も取りました。

   “色絵九谷コレクション:九谷美陶園展“
        於: 難波 高島屋 6階特選ギャラリー
          
   (8月22日(金)~25日の3日間は、
    11時から夕方5時までには 私も其処に居ります。)

 。



私の九谷焼 この頃・・・

2008-01-22 22:00:24 | 九谷焼
 九谷焼の仕事なのに、他の事ばかり書いていますが、実際は2月中旬、東京のデパートに沢山 〔多分100種類程) の出展のため、諸々の準備に終日忙しいことです。

 2月早々の「ギフトショウ」に石川県の支援を頂いて、新しい商材を沢山加えて出展するのもありますし、今が一番ばたばたしています。

 でも一番嬉しいのは、先月銀座「W」に6個お出しした、上等の小さい入れ物〔ボンボニエール・香合)がすぐ4個売れたこと。
 いずれも2,5万円~5万円ほどしますのに、流石「W」では軽々出るようで、追加をお送りする事になりました。

 小さい工房ですが、銀座4丁目の「K」とお隣の「W」に入れて頂いております事は、デザインしている私にとっては本当に光栄な事で、もっと素晴らしい商材を作って喜んでお求め頂きたいと真実思っています。

 これらが終わった3月には、「アンコールワットと、ヴェトナムに行く予定」を立てて飛行機は決めた所です。
 ヴェトナムのフエという古都にいる姪から、素敵なホテルのサイトを送って来たのを見ると、心はもう飛んで行くのですが・・・

 


「雄山閣」で九谷焼とお酒の食談

2007-01-13 22:31:16 | 九谷焼
 山代温泉の「雄山閣」で昨夜30人ほどのお客様との食談が催されました。
発案者の専務さんは「mixiのあんこうさん」で、お客様の10人はmixiでのお知り合いが来られたそうで、皆素敵な催しにお会いして盛り上がっていました。mixiの仲間がこんな事で楽しめるのは何より素晴らしい!

 立派な九谷焼の吉田屋手のお皿にシェフが丁寧に作ったオードブルが1つ1つ美味しい。どれも手数をかけているので、どのお料理も、わらび一つでも本当に美味しい。

 その上、福井の梵という名酒のオーナー加藤さんがお料理に合わせた6種類のお酒を用意して、そのたびに説明をして下さり、お酒が一層味わい深くなる。ワインのようにお料理に会わせた日本酒の飲み方は初めてだった。

 彼は専務の「あんこうさん」の大学の同級生で、旅館と、お酒屋さんの親友の催しに、九谷焼の私共の入れて頂いた。
 二次会では 朗らかで楽しい2人は、カラオケも上手で、踊ったりして面白い。
「あんこうさん」又楽しい企画にお誘い下さい!