今年の九谷美術館の新年会は兎と蛙に扮装した若者の企画でした。
先ず新年会の席に就くのにも、小説の名前の籤を引いてその著者名が
書かれた席を探してやっと座る事が出来ました。
九谷美術館長の高田宏氏は元日本ペンクラブ理事ですので、
作品と著者名が分からない人は館長さんに聞きに来るのです。
高田宏館長さんが先に座っておられるテーブルでは
大仏次郎と書いてある席が館長さんの右隣で「鞍馬天狗」の籤を
手にした人が其処に座りました。
私は偶然館長さんの左隣の島崎藤村と書かれた席に
「夜明け前」の籤でつき、
私の横にある泉鏡花の席は「歌行灯」を引いた人です。
九谷美術館に勤めている若い女性が書いている美術館のサイトのblogは
写真と短いコメントで、いつも気が利いていて楽しい読みものです。
是非ご覧下さい、お勧めします。http://ko-kutani.jugem.jp/
私共美術館の「解説ボランテアのホームページ」もあります。
東京在住のボランテアの男性がとても素敵に作っていますので、
それも覗いて下さい。http://www.kutanimus-volunteers.com/
私共ボランテイアは良い仲間に恵まれて楽しく過しておりますが、
高田館長さんも時々はこうして故郷に帰られ、皆々と賑やかに
交流され、お幸せなのではないかと思いました。