鹿島錦 初心者練習日記 

鹿島錦保存会に入会し、手取り足取り指導を受けながら織っています。保存会は伝統の継承と後継者育成のため設立されました。

どこまでを手織りと言うのだろう

2018年09月15日 09時55分56秒 | 鹿島錦
 鹿島錦は手織りの物しかない。と言う。
「じゃあ、どこまでが手織りと言えるの?」と素朴な疑問を投げかけられると・・・即答できませんでした。

調べてみると
一般的には、経糸を上下させる綜絖と、横糸を通すあぐり(=杼、シャトル)を動力(電気)で動かせば機械織り、人の手足で動かせば手織りらしい。綜絖の上下は穴をあけたカードやデータからの情報で制御されていても動力を使っていなければ手織りに入いるらしい。


びっくりしました。
手織りの一言でくくれませんね~~
鹿島錦でも、小さな文様なら必要なだけ糸綜絖を付けて引っ張り上げて織ることも可能ですが、基本は竹のヘラで拾うこと。
なかなか無心に拾うことは出来ませんが、それが楽しいので続けています。

なにも人の手でやらなくても、機械にデータを入れて自動的に織れば良いのでは?と仰る方もいらっしゃいます。実際、鹿島錦にはありませんが市販の錦にはそうして複雑で華麗な文様を織りだした物がありますから、それはそちらに任せて、 今日は休みなので鹿島錦を織って、仕事のストレスを解消しようと思います。


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