鹿島錦 初心者練習日記 

鹿島錦保存会に入会し、手取り足取り指導を受けながら織っています。保存会は伝統の継承と後継者育成のため設立されました。

志野袋 2

2016年11月27日 23時45分55秒 | 作品
裏をつけました。後は緒をかがり付けるだけ。






袋の生地を半分づつ変えて作るのが決まりとのことで、同系色の別柄にしました。
緒を注文する前にもっと作ろうと思いすでに織っている錦の中から、豆雛用に織ったものを流用。
びっくりするくらい、ぴったりサイズです。

同系色の別文様で作るか同じ文様の色違いで作るか迷ったけれど、色違いで作ってみました。
底板と立ち上がり芯、11個分



縫い合わせてたところ。今回は底の表地は平織を使用。前回よりもずいぶん縫いやすい。




立ち上がり芯を貼ったところ。前回は隙間が空きましたが、今回はぴったり。


前回は裏地として化繊の塩瀬を使いましたが、今回は白い絹(薄手)を使ったので表地の裏側が透けて見えます。内側だから良い事にしよう。練習だし。


試行錯誤することが面白い。


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2 コメント

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はじめまして。 (かしこ)
2016-12-02 21:08:54
時々お邪魔させていただいております。
ありがとうございます。
実はこちらのブログで初めて鹿島(佐賀)錦の織・文様の美しさを知りました。
元来、金蘭や緞子の文様が好きで、お茶で使える古袱紗や数寄屋袋、
また塗香入れ等を作ってみようと検索をする中、貴女さまのブログに巡り合ったのでした。
とても美しい錦の小物を参考にさせて頂けたら…と思っております。
私の住む山口県には、和裁を教えてくださるところはあまりありません。
例えあっても着物。
貴女さまが作られていらっしゃる小物、について習うことは出来そうもありません。
なので、羨ましいなぁと拝見しております。
織物、作品、全てが素敵ですね!^^v

ぶしつけに失礼いたしました。ではまた^^
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ありがとうございます (y-chi)
2016-12-03 00:27:20
 見て頂いてとてもうれしいです。
鹿島錦は佐賀錦の元になったものです。伝統を受け継いで行くことが目的の鹿島錦保存会だからこそ学べる事が多いと感謝しながら続けています。
これからもよろしくお願いします。
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