つれつれたれたれ

日常のことなどのんびり書いていきます。

0の意味

2009-09-17 | 混乱する日常

昨日に引き続いて、混乱する日常の話を。
小学生の頃、そろばんを習いに行っていました。
理由は、多分姉も行っていたから。
数字に弱いせいなのか全く上達しなくて、止めることになりましたが…。

そこで一番覚えているのは、最初の授業の時のことです。
そろばんで二桁の足し算をして、プリントに答えを書くのですが、
20問やって0点でした。
理由はわかっています。

〈0の使い方が解らなかったから〉です。

は?
と言われるかもしれません。(というか、言われるだろう)
例えばそろばんで出した答えが506であった時に、
5と6の間に何を書いてよいのか解らない。ということです。
先生に聞けず(周りは解っているっぽかった)、56と書いて不正解。
他の子のプリントを見て初めて、

この時には〈0〉と書く。

事を理解しました。
(〈0〉という数字があることは理解していましたが、使い方が理解できていなかった)
先生にはもちろん、とんでもなく頭の悪い子と思われてしまったようです。
(教えるのは無理。と親に伝えたのを、姉が言っているからという理由で行くことになったのを覚えています)。

幼稚園の時には、解らないので周りを確認してから同じように行動する。
ということを学習していたのです、周りを見れない事態では対応できなかったのです。
周りは解っていて、自分が解っていないことで、とんでもなく自分がイケナイ子だと思ったのですが…。
日常のこうした躓きは、色々あります。
年数を重ねることでそれとなく行動できるようになっていますが、
日常生活でどうしたら良いのか解らないことは膨大にあります。
パターンを覚えて模倣しているので、それが正しいのか常に不安を感じていますし、
故に突発的なことに対応できずパニックを起こす。
という繰り返しです。

そのたびに、〈できない自分〉はとんでもなく劣った人間であると感じています。
(周囲もそういう目で見ますしね)

今回障害の可能性が高いと診断を受けたことで、認識を変えることができればと思いますが…。
中々、難しいのかもしれません。

検査の分析結果では、私は耳から入る情報を理解して表現する力が弱いらしいです。
目で見る→理解する→行動・表現する。
耳で聞く→理解する→行動・表現する。
を比べると、耳で聞く情報が長い場合、煩雑な場合、途中で解らなくなる確率が高い。
そうです。
わからなくなった時点でパニックを起こしているので、それ以降も理解できていない。

因みに、聞いたことをメモしながら聞く。というのも
メモするタイミングが理解できておりません。
これ、非常に困っています。
『解った?』と聞かれたときに、
『○○が解りません』ということができなくて、
「はい」と答えてしまうので、
後で『説明したでしょう』と言われてしまいます。

これも改善したいことの一つです。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
聞きながら書くは難しい (ねいさん)
2009-09-18 00:01:42
聞きながらメモを取るって難しいですよね。私はそういうのは割と得意なほうで、ノート貸してとか記録係してねとか頼まれることは多いのですが、電話のメモはなぜか苦手です。取り次ぐ時にどこどこのだれだれさんというのがだれだれの部分がメモしきれないのです。仕事場で電話取るのはいまだにちょっとおっくうです。
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コメントありがとうございます (がんも)
2009-09-24 23:26:23
《聴き》《覚え》《理解》
《漢字を選択》《書く》
と動作が5つあるので混乱するのかなと思います。
私は電話の内容を復唱するようにしています(担当者がメモしていることもあります)
でも、難しいです。
メモが手元に無いときは、焦って覚えられなかったり。
聞きながらメモできる人は、無条件に凄いと思います
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