好奇心と不安の綱引き

私は始めて。だの、初めて。だの、お初。だのが苦手です。
自分で言うのもなんですが、かなり小心者です。

ハジメテ。というのは＝したことがない。ということ。
したことがない＝どうなるか不安。とっても不安。無茶苦茶不安。

ハジメテ＝無茶苦茶不安。と言う事で怖いのですね。
（ううん、判りにくい説明だ）

一方で、私は好奇心が旺盛。というか、気が多い。
ちょっと変わったこと・知らない事。ハジメテの事はやってみたい。
という訳で。私の中で好奇心と不安が綱引きをします。

誰でもそうだよ～。と言われるかもしれません。
問題は頻度です。日常の多くの事で綱引きが起こったりします。
今日の晩ごはんは、肉にしようか魚にしようか？で1時間ぐらい迷う。とか。（←さっさと作れ）
コンビニで買う紅茶を、ストレートにするかロイヤルミルクティーにするかレモネードティーにするか。レモネードティーを買うならC1000の方が好みだなぁ…。と10分くらい迷うとか。（←かなり挙動不審）
そんな小心者がハジメテをしたいと思ったらどうなるか…。

かなりの期間、悩みまくります。
好奇心と不安の綱引きです。
その結果、やる。と決めるのは、勢いになります。
綱引きをしていって、ある日したいしたいしたい好奇心。が、振り切れます。
その勢いのまま、えいやぁぁぁ！とハジメテを行う…。（ハジメテに限ったことではないが）


京○先生の本を読んだときもそうでした。
出版された時から気になって気になって気になって…。
「でもぉ、こんなに分厚い新書本読んだ事ないしぃ…」
・ミステリーだから、読み終わるまで止められないし（←意味不明）
・新書だからページ毎外れそうだし（←後年公共物の○極本はよく外れると知る）
・読んでトイレに行けなくなったら困るし（←怖がり）
・デビュー作って、読みにくいことがあるし（←超失礼）
・表紙が怖い…（←怖がり×５）
うじうじ。ぐるぐる。うじうじ。ぐるぐる。

結局買ったのは、2巻目が出てからでした。
2巻目より1巻目の方が薄かったのでこれなら大丈夫だ！と１巻2巻纏めてお買い上げ（←重い。そして意味不明）
思ったとおり途中で止められず…。徹夜で読みました（泣）
ちなみに…京○先生の本では同じ事を３巻目でもしたので、事前予約。に切り替えました。

ちなみに…これ以降の私の本を買うときの基準は、『鉄○の檻』より薄いか厚いか。という失礼なものになるのでした