牛に踏まれる死亡事故多発、英農業組合が注意喚起 | 世界のこぼれ話 | Reuters
［ロンドン ２５日 ロイター］
英国では過去２カ月間に牛に踏まれたことによる死亡事故が４件以上起き、全英農業者組合（ＮＦＵ）が注意を呼びかけている。
同組合は、子牛が近くにいるときに犬を連れて前を通ると、牛が攻撃的になり襲いかかる可能性があるとして、牛の群れの近くを通る場合には、犬をリードから外して身を守るようアドバイスしている。
６月には、目の不自由なブランケット元内相が、盲導犬を連れて同国北部のピーク・ディストリクト国立公園を歩いていたところ、牛に襲われて肋骨（ろっこつ）を折るけがを負った。
英国には７５０万頭の牛がいるが、今夏の事故を除けば、過去８年間で牛の関係する事故で死亡した人は１８人のみだった。
というニュースを見ました。
なんと言うか…流石は英国？
過去2月間で牛に踏まれた死亡事故が4件以上。
というのも凄い話。
過去８年間で牛の関係する事故で死亡した人は１８人。ということを考えると増えているのですが。
この記事で判らなかったのが、
『同国北部のピーク・ディストリクト国立公園を歩いていたところ、牛に襲われて』
のくだり。
日本の国立公園とは、大分違っているようです。
英国の国立公園…カントリーサイド・コミッション(The Countryside Commission)が指定した自然保護・保存地域。
界内のすぐれた田園地方を保護するとともに、
毎年そこを訪れる多数の訪問者に野外レクリエーションの機会を提供することが目的。
人が住んでいる定住地を含んでいてもよく、その地域の全体が利用されていてもよい。
また、国立公園の中に個人所有の土地があっても構わない。
イングランドとウェールズあわせて12箇所。
ほー。日本とは大分違いますね。
国立公園の中に、村や町、個人所有の農園があっても良いということですか。
ピーク・ディストリクト国立公園というのは、英国で最初に指定された国立公園だそうです。
ダービーシャー北部とサウスヨークシャーの南の一部にまたがる丘陵地帯。
村には宿屋やホテルがあり、宿泊には困らない。
ここに建っているのがチャツワース・ハウス。
17<WBR>世紀後半に建てられたバロック様式デヴォンシャー公爵の邸宅。
現在は一般公開されている。
広大な農園もあり、新鮮なハム、ジャム、チャットニー、ウィスキーやワインなどが購入可能。
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それは牛がいるわ。