魂魄の狐神

天道の真髄は如何に?

Fourth Comprehensive National Development Plan への再考 其の一

2011-05-31 12:56:43 | インポート

 日本を今日のように凋落させた元凶とも見られる四全総について其の是非の我なりの考察を書き込んで行きたい。

 四全総は結果として地価の高騰を生み出して、結果としてやくざの暗躍、朝鮮族の駘蕩など悪の権化の跳梁を赦し、バブルを引き起こし多額の負債を日本国に齎した。こう考えれば四全総が日本凋落の元凶だったと断言せざるを得ないのだ。

 四全総のプランを端的に言うと、東京は太平洋圏の中心地としての役割を持たせつつ、日本列島全体の中核と位置付けしていた。東京を含む地方全体としてには地方の芯として夫々に中核中心都市を設けて、それを中心として幾つかの衛星小都市を配置し、日本列島全体の機能分散と地方格差を無くすとするものであった。

 どんな組織も全体を一体的に動かすには機能分散を操作する核となる芯がなければ組織力は効果的に発揮されないものである。

 中国が政権も国土も何度も何度も離合分散を繰り返したのは、国土が広過ぎて地方に豪族が跋扈して、絶えず中央を脅かして来たからである。中国共産党の他民族への行き過ぎた警戒感と弾圧は此歴史から教訓を受けたものである。

続く。


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