本日はルビーの新刊で
池羽七斗さん『大正春宵恋うらら』
奉公していた東宮司家で冷遇されていた受様。しかし東宮司家を訪ねてきた
資産家の攻様がなぜか彼を自分の家へ連れ帰る。冷徹で傲慢な攻様の家には
奉仕人は誰もおらず、初日からメイドとしてお世話をするよう命じてきて!?
今回は兄の病死により子爵家を継いだ若き資産家と
父の怪我で家族の為に奉公に出た使用人のお話で
二人の出会いから紆余曲折を経てまとまるまでになります
受様は苦労して高等師範学校に入りますが、
父が勤め先の工場で骨折して働けなくなった為に
学校を辞めて伯爵家の屋敷で働く事に。
もともと学問一筋だった受様は要領が悪く
下働きの仕事も失敗続きでしたが、
来客を迎えた際の不手際から
その客に売り払われしまいます
その客こそが今回の攻様です
攻様は昔、受様に助けられた事が有り
冷遇されているような受様を手元に引取る為に
あえての悪役を演じるのですが
受様が自分を覚えていなかった事に落胆して
せっかく引取った受様に対しても冷たく当ります。
そんな攻様の葛藤を知らない受様は
横柄な攻様に対して反抗的な態度を取ってしまい、
更に攻様の態度が悪くなると言う悪循環
攻様は素直じゃない受様を服従させる為と
初だった受様の中に強引に押し入って
彼の初めてを全て奪ってしまいます
こんな二人の間に生まれるのはどんな恋
池羽さんの文庫デビュー作で
角川ルビー小説大賞・奨励賞受賞作です
大正時代の横柄で冷たい貴族の若様と
明るくて健気な平民の使用人の恋物語なのですが
二人の出会いというかきっかけに
ちょっと捻りが入っていはいましたが
目新しいと言う程でもないので
思い切って王道路線を走った方が
すっきり読めた様な気のする一作でした(苦笑)
まあデビュー作ですし、
そう言う事もあるかもとは思える展開でしたので
次作に期待かな


奉公していた東宮司家で冷遇されていた受様。しかし東宮司家を訪ねてきた
資産家の攻様がなぜか彼を自分の家へ連れ帰る。冷徹で傲慢な攻様の家には
奉仕人は誰もおらず、初日からメイドとしてお世話をするよう命じてきて!?
今回は兄の病死により子爵家を継いだ若き資産家と
父の怪我で家族の為に奉公に出た使用人のお話で
二人の出会いから紆余曲折を経てまとまるまでになります

受様は苦労して高等師範学校に入りますが、
父が勤め先の工場で骨折して働けなくなった為に
学校を辞めて伯爵家の屋敷で働く事に。
もともと学問一筋だった受様は要領が悪く
下働きの仕事も失敗続きでしたが、
来客を迎えた際の不手際から
その客に売り払われしまいます

その客こそが今回の攻様です

攻様は昔、受様に助けられた事が有り
冷遇されているような受様を手元に引取る為に
あえての悪役を演じるのですが
受様が自分を覚えていなかった事に落胆して
せっかく引取った受様に対しても冷たく当ります。
そんな攻様の葛藤を知らない受様は
横柄な攻様に対して反抗的な態度を取ってしまい、
更に攻様の態度が悪くなると言う悪循環

攻様は素直じゃない受様を服従させる為と
初だった受様の中に強引に押し入って
彼の初めてを全て奪ってしまいます

こんな二人の間に生まれるのはどんな恋

池羽さんの文庫デビュー作で
角川ルビー小説大賞・奨励賞受賞作です

大正時代の横柄で冷たい貴族の若様と
明るくて健気な平民の使用人の恋物語なのですが
二人の出会いというかきっかけに
ちょっと捻りが入っていはいましたが
目新しいと言う程でもないので
思い切って王道路線を走った方が
すっきり読めた様な気のする一作でした(苦笑)
まあデビュー作ですし、
そう言う事もあるかもとは思える展開でしたので
次作に期待かな
